妄想日記1<<ORIGIN>>

YAMATO

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Chapter2(ユーキ編)

Chapter2-③【赤い誘惑】

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「タクミ、そのアーマーのタイツ格好良いな!」
やはり乗ってきた。
今日のウェアは上下共にUNDER ARMOURだ。
トップは赤いノースリーブで、ボトムはメタルの黒いレギングスを穿いている。
メタルはストレッチ性に優れていて、筋肉に張り付く着心地だ。
筋肉を強調したい俺としては、欠かせないスポーツギアである。
 
「兄貴も着てみたい?」
「勿論!」間髪置かずに答えた。
「だったら次回レギングスをプレゼントしてもいいけど。」
次がある事を前提に言う。
「マジ?ホントにくれるのか?」
目を輝かせながら聞いてきた。
「ああ、本当にあげるよ。」
但し条件がある事を付け加える。
今日1日命令に従う事を。
 
「出来るか?出来たら褒美にやるよ。」
問い掛けると、不安気に頷いた。
先ずはジムでは股間を隠す事を禁止する。
兄貴はゆっくりとタオルを下ろす。
ギンギンに勃起したマラがそこにあった。
照明が当たった熱り立つマラに陰影が浮かぶ。
かなり厚手のケツワレを用意したが、そんな事はお構いなしだ。
 
本当は返事とは関係なく、レギングスをプレゼントするつもりでいた。
このレギングスを購入した時に、白色も買っていたのだ。
一度穿いてみたが、勃起してない状態にも拘らず、かなりもっこりが目立った。
それ故に白い方は穿かずにいたのだ。
次回はそれを直穿きさせようと思い立つ。
 
最初はベンチ台に向かう。
周囲でトレーニングしていた組合員が振り返る。
中にはダンベルを持ったまま兄貴の股間を凝視し続ける人もいた。
「ウォーミングアップは60キロでいいか?」
その問いに小さく頷く。
ベンチ台に横たわると、俺を跨いだ兄貴はサポート態勢になった。
兄貴のマラが目の前にある。
薄くなった生地から鈍く光るリングが透けて見える。
半起ちだった俺のマラまでギンギンになってきた。
レギングス越しにはっきりと見て取れる筈だ。
 
 
(つづく)
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