妄想日記1<<ORIGIN>>

Chapter2(ユーキ編)

Chapter2-⑦【緑の迷宮】

「そろそろ風呂に行こうか？」
兄貴は全身汗だくで、もう汗か先走りか判らない。
生地が筋肉に吸い付き、丸で何も着ていない様だ。
大胸筋もその上のデカ乳首も腹筋も丸見えだった。
『ケツワレ一丁で歩いているようなもんだ。』
その眺めに満足する。
 
俺が後ろを歩き、一般客からはハリガタが見えない様にフォローした。
しかし兄貴は躊躇せずにどんどん歩いて行く。
『恥ずかしがるのは演技なのか？』
風呂場に行けばぶっ放せる。
そう思っているのだろうと推測した。
『そう簡単には出させはしないがな。』
 
ロッカーで別れる。
コックリングとハリガタは外さず、サウナへくる様に言った。
抜きはないにしてもキスと乳首責め位はしてやろうと計画を練る。
 
サウナに入ると先客がいた。
さっきフリーウェイトエリアにいた学生だ。
体育大学のネームの入ったウエアを着ていた。
スジ筋で腹筋が完璧な形で６つに割れている。
どう見ても体脂肪１桁だ。
扉の開く音で学生が二人を見た。
全裸の俺はその視線を無視して、反対側にタオルを敷いて腰掛ける。
勿論自慢のマラは隠しはしない。
 
前屈みになった彼は下を向く。
顔からは大量の汗が溢れ落ち、床を濡らした。
その表情は前髪で判らないが、明らかに意識しているのが判る。
なぜなら彼は脚を大きく開き、タオルの下からだらりと垂れたマラを晒け出してい
た。
その重厚感に目を見張る。
自身も良くデカマラと言われるが、彼のデカマラは『超』が付く特大サイズだ。
軽く20センチは超えている。
『これは兄貴の反応が楽しみだ。』
 
腰に緑色のタオルを巻いた兄貴が入って来た。
学生の存在を知り、躊躇している。
落ち着かない様子で隣に座った。
貧乏ゆすりでタオルが揺れている。
次の瞬間、タオルが止まった。
対岸のデカマラを目撃し、フリーズしたらしい。
グリーンのタオルが瞬く間に隆起していく。
『本当に兄貴のマラは正直者だな。』
新たな願望が芽生える。
20センチオーバーの超デカマラが、勃起している所を見たくなった。
 
 
（つづく）