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6 大討伐(3)
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「そのことだがな……」
得物を失い立ち尽くすリカルドにトドメを刺そうともせず、剣先を下ろしたジークは慎重に口を開いた。
「実は……っ、おい危ない!」
どん、とリカルドの身体に衝撃が伝わった。ジークがリカルドを弾き飛ばすように押し退けたのだ。
何を、と問おうとして、リカルドは目の前の光景に硬直した。つい先ほどまで自分が居た場所目掛けて、魔獣が突進してきているのが目に入ったからだ。
「くっ……!」
ガキン、と鈍い音と共に、リカルドを庇うように前に出たジークの剣がその牙を受け止めた。
「~~~~~!」
目に憎悪の炎を滾らせ、苛立ったように魔獣が咆哮した。ビリビリと空気が震える。恐怖が喉元まで迫り上がってくる。
「シシグマ……こんなところに……」
目の前の現実が受け止めきれず、リカルドは呻くように呟いた。
シシグマは大討伐でも数年に一度しか出くわすことのない魔獣だ。
身体の大きさこそ大型犬をひと回り大きくした程度でしかないものの、その凶暴性は群を抜いて危険性が高い。一度獲物と見定めた相手はどこまでも執念深く追い、鋭い牙と爪で襲い掛かる。
シシグマを相手にする際は、大人数で取り囲んで処理するのが鉄則だ。
「おいっ、ジーク大丈夫か!」
先ほどまで彼の命を狙っていたことも放り出して、気づけばその背中に声を上げていた。
リカルドとシシグマの間に割り込むように立ちはだかり、シシグマの牙を受け止めるジーク。しかし、ジリジリと彼の支える剣はシシグマの牙に押され、その体勢は崩されていく。
「っ!」
「ジーク!」
シシグマの圧倒的なパワーに押され、ついに牙を凌いでいた剣が真っ二つに折れた。大きくよろめいたジークは、シシグマの前に無防備な姿を晒してしまう。
「~~~~~ァアあア!」
勝ち誇ったような咆哮をあげ、シシグマは猛る。爛々と燃える目は、ターゲットであるジークをまっすぐに捉えていた。
「くっ……!」
脇目も振らず、リカルドは走り出した。しかし、彼を助けるには圧倒的に時間が足りない。
シシグマの牙はジークの胴を貫こうと振り上げられ……そして。
「………………?」
何かに怯えた様子で、シシグマはそこでぴたりと動きを止めた。ジークの身体を穿つはずの牙は、行き場を失ったように逡巡する。
「死ねぇええっ!」
――その躊躇いは、リカルドが剣を取って返すのに十分なものであった。身体ごと体当たりするようにリカルドは突っ込んでいく。グサリ、と確かな手ごたえがあった。
「~~~~~ィイ!」
狙い通りシシグマの首の後ろに突き刺さった剣。それでもリカルドの剣は、急所に届くまでは至っていない。
シシグマは苦しそうに身をよじり、全体重を込めて剣を突き刺すリカルドを振り払おうと死に物狂いで暴れまわる。
狙いをつける余裕もなく乱暴に振り回されたその爪が、ざっくりとリカルドの頬を抉った。
「くっ……!」
それでもリカルドは手を離すことなく、シシグマに食らいつく。
「リカルド、助かった!」
体勢を立て直したジークが、隠し持っていた短刀でシシグマの喉を横に掻き切った――。
はぁはぁという荒い息だけが、しばらく二人の沈黙を埋めていた。やがて、力尽きたとばかりにリカルドはどさりと地面に座り込む。
「なんだよ、お前……自分を殺そうとしていた人間を庇うなんて、バカじゃねぇの……」
「はっ、それを言うならお前もだろう」
鼻で笑いながら、ジークも疲労困憊した様子でその隣に腰を下ろした。
「確かに。オレ、暗殺向いてないのかもな」
あーあ、と投げやりなため息と共に乾いた笑いが出る。これからのことを考えると暗澹とした気持ちにしかならないが、暗殺に失敗したことに後悔はない。
「安心しろ。おそらく、クインジュ家はこれ以上あからさまな暗殺を命じることはない」
慎重に言葉を探すように、ジークはゆっくりと切り出した。
「……どういうことだ?」
「叔父上……いや、辺境伯が俺の庇護を決めた。近く、王城にも通達されることになる。今後は俺に対するあからさまな攻撃は、辺境伯への敵対行為とみなされる」
「領主様が……?」
「ジェリーチ売り出しの第一弾が想定以上に好調でね。辺境領に利をもたらす存在であれば大切にしたいというのが、伯爵の意向だ。辺境伯は国の要を担う立場。クインジュ家といえど、今後そう軽率な行動はできなくなるだろう」
だから、と掠れた声で続けるジークに何を言うつもりかとリカルドは身構える。大きなガタイを縮めて上目遣いでこちらを窺うその様子は、まるで強面の大型犬が叱られる直前のようだ。
「だからリカルド……俺たち、友達に戻れないか?」
「バッッッカじゃねぇの、オマエ!?」
思わず自分でも驚くほどの大声が出た。
「オレは我が身可愛さにお前を売った裏切者なの! 自分のことの方が大事なの! そんな信用できないヤツを友人にしたいとか、バカすぎるにもホドがあるだろ、お前!」
「そうバカバカとなじるなよ……」
眉根を下げて情けない顔をしながら、ジークは首を振った。
「そんなことを言っても、結局リカルドは俺を殺さなかった。それどころかシシグマにやられそうだった俺を助けてくれたじゃないか。放っておけば、俺はそのまま死んでいたのに」
「あれは……!」
「お互い様だ。そうだろう? もしお前が断る理由が後ろめたさだけなら、俺の逆スパイになってくれれば良い。俺も、クインジュ家の動向を知っておきたいんだ」
「友達を利用するのかよ」
笑って返したが、それが方便だということはリカルドもわかっていた。
ちらりとジークに目をやれば、前傾姿勢で眉に力を入れてこちらの反応を待っている。それがジークの「諦めるつもりがない」時のクセであることぐらい、それなりの付き合いがある彼は知っていた。
「しょうがないなぁ」
脱力しながらも、思わず笑いがこぼれる。せめぎ合うのは安堵と申し訳なさと喜びの感情だ。
「俺はこんなことでお前を手放したりはしないからな、リカルド」
「わかったよ。俺の負けだ、好きにしてくれ」
――そう返した自分の声が少し震えていたことには、気づかないふりをしておいてほしい。
○ ○ ○ ○ ○ ○ ○
シシグマを二人で討伐した、という衝撃的な知らせは、大討伐のメンバーに驚きをもって受け入れられることとなった。
「そうか、小便の最中に出くわすなんて、二人とも不運だったなぁ」
「しかし追い払うどころか、討伐してしまうなんて! 大きなケガもないようだし、そういう意味じゃむしろ運が良かったんじゃないか?」
「本当にな。オレとしては、シシグマに対峙しないで済んでありがたい限りだよ。よく頑張ってくれた!」
用を足しに行った先でシシグマに巡り合ったのだ、という説明を疑う者はなく、仲間たちはただ彼らの不運を慰める。(もちろん、報告せず隊を離れたことはこっぴどく叱られたのだが)
そしてそれ以降は手こずるような魔物も現れず、大討伐は無事に終わりを告げたのだった。
「なぁシシグマのことを思い出していて気になったんだが……」
ふとリカルドがそう切り出したのは、森を抜けて街へと戻る道中のことであった。緊張が切れた仲間たちは皆わいわいと思い思いに談笑をしていて、二人の会話を気に留める者はいない。
「あの時、シシグマはなんですぐにお前を襲わなかったんだろうな。あそこで迷わず突進していたら、オレもお前も死んでたのに」
「それは俺も気になっていた」
真顔でジークも頷く。今自分たちがこうして笑っていられるのも、あの一瞬の隙があってこそだ。でも、その原因はまるでわからない。
「もしかすると御守りのおかげ、かもな」
ぽろりと、そんな言葉が口から洩れた。カナタのことを思い出しながら、ジークはそっとサシャの実の入った袋に触れる。
「なんだよ、お前、やっぱり御守りもらってるんじゃねぇか! くそっ、抜け駆けしやがって! オレも彼女欲しいー!!」
空を見上げてリカルドが吼えた。ジークは彼の勘違いを正すこともせず、ただ彼に生ぬるい視線を向ける。
(お礼をしないとな……)
リカルドのことはもう脳の片隅に追いやって、ジークはそんな想いを馳せていた。
(やっぱり、喜びが素直に見られるお菓子が良いな。とすると、何を作ろうか……。彼女はコレを御守りではないと言い張っていたから、御守りのお礼と言わないように、そこは気をつけないと)
知らないうちに唇に笑みが浮かぶ。不気味なものでも見るようにそんな彼に向けるリカルドの視線など、眼中にも入っていなかった。
(ああ、久しぶりにショコラードを作ろうか。ジェラーチを売り出すにあたって、王都とのコネクションもできたことだし)
そうだそれが良い、と一人で頷いたジークの足取りは軽い。
――神狼の番。
ジークは知る由もないが、彼がシシグマに襲われることがなかったのはこの加護のおかげだ。
(よしっ、それじゃ早速、材料の準備を始めないとな!)
しかし奇しくも、そのお礼は正しい相手に向けて贈られようとしていたのだった――。
得物を失い立ち尽くすリカルドにトドメを刺そうともせず、剣先を下ろしたジークは慎重に口を開いた。
「実は……っ、おい危ない!」
どん、とリカルドの身体に衝撃が伝わった。ジークがリカルドを弾き飛ばすように押し退けたのだ。
何を、と問おうとして、リカルドは目の前の光景に硬直した。つい先ほどまで自分が居た場所目掛けて、魔獣が突進してきているのが目に入ったからだ。
「くっ……!」
ガキン、と鈍い音と共に、リカルドを庇うように前に出たジークの剣がその牙を受け止めた。
「~~~~~!」
目に憎悪の炎を滾らせ、苛立ったように魔獣が咆哮した。ビリビリと空気が震える。恐怖が喉元まで迫り上がってくる。
「シシグマ……こんなところに……」
目の前の現実が受け止めきれず、リカルドは呻くように呟いた。
シシグマは大討伐でも数年に一度しか出くわすことのない魔獣だ。
身体の大きさこそ大型犬をひと回り大きくした程度でしかないものの、その凶暴性は群を抜いて危険性が高い。一度獲物と見定めた相手はどこまでも執念深く追い、鋭い牙と爪で襲い掛かる。
シシグマを相手にする際は、大人数で取り囲んで処理するのが鉄則だ。
「おいっ、ジーク大丈夫か!」
先ほどまで彼の命を狙っていたことも放り出して、気づけばその背中に声を上げていた。
リカルドとシシグマの間に割り込むように立ちはだかり、シシグマの牙を受け止めるジーク。しかし、ジリジリと彼の支える剣はシシグマの牙に押され、その体勢は崩されていく。
「っ!」
「ジーク!」
シシグマの圧倒的なパワーに押され、ついに牙を凌いでいた剣が真っ二つに折れた。大きくよろめいたジークは、シシグマの前に無防備な姿を晒してしまう。
「~~~~~ァアあア!」
勝ち誇ったような咆哮をあげ、シシグマは猛る。爛々と燃える目は、ターゲットであるジークをまっすぐに捉えていた。
「くっ……!」
脇目も振らず、リカルドは走り出した。しかし、彼を助けるには圧倒的に時間が足りない。
シシグマの牙はジークの胴を貫こうと振り上げられ……そして。
「………………?」
何かに怯えた様子で、シシグマはそこでぴたりと動きを止めた。ジークの身体を穿つはずの牙は、行き場を失ったように逡巡する。
「死ねぇええっ!」
――その躊躇いは、リカルドが剣を取って返すのに十分なものであった。身体ごと体当たりするようにリカルドは突っ込んでいく。グサリ、と確かな手ごたえがあった。
「~~~~~ィイ!」
狙い通りシシグマの首の後ろに突き刺さった剣。それでもリカルドの剣は、急所に届くまでは至っていない。
シシグマは苦しそうに身をよじり、全体重を込めて剣を突き刺すリカルドを振り払おうと死に物狂いで暴れまわる。
狙いをつける余裕もなく乱暴に振り回されたその爪が、ざっくりとリカルドの頬を抉った。
「くっ……!」
それでもリカルドは手を離すことなく、シシグマに食らいつく。
「リカルド、助かった!」
体勢を立て直したジークが、隠し持っていた短刀でシシグマの喉を横に掻き切った――。
はぁはぁという荒い息だけが、しばらく二人の沈黙を埋めていた。やがて、力尽きたとばかりにリカルドはどさりと地面に座り込む。
「なんだよ、お前……自分を殺そうとしていた人間を庇うなんて、バカじゃねぇの……」
「はっ、それを言うならお前もだろう」
鼻で笑いながら、ジークも疲労困憊した様子でその隣に腰を下ろした。
「確かに。オレ、暗殺向いてないのかもな」
あーあ、と投げやりなため息と共に乾いた笑いが出る。これからのことを考えると暗澹とした気持ちにしかならないが、暗殺に失敗したことに後悔はない。
「安心しろ。おそらく、クインジュ家はこれ以上あからさまな暗殺を命じることはない」
慎重に言葉を探すように、ジークはゆっくりと切り出した。
「……どういうことだ?」
「叔父上……いや、辺境伯が俺の庇護を決めた。近く、王城にも通達されることになる。今後は俺に対するあからさまな攻撃は、辺境伯への敵対行為とみなされる」
「領主様が……?」
「ジェリーチ売り出しの第一弾が想定以上に好調でね。辺境領に利をもたらす存在であれば大切にしたいというのが、伯爵の意向だ。辺境伯は国の要を担う立場。クインジュ家といえど、今後そう軽率な行動はできなくなるだろう」
だから、と掠れた声で続けるジークに何を言うつもりかとリカルドは身構える。大きなガタイを縮めて上目遣いでこちらを窺うその様子は、まるで強面の大型犬が叱られる直前のようだ。
「だからリカルド……俺たち、友達に戻れないか?」
「バッッッカじゃねぇの、オマエ!?」
思わず自分でも驚くほどの大声が出た。
「オレは我が身可愛さにお前を売った裏切者なの! 自分のことの方が大事なの! そんな信用できないヤツを友人にしたいとか、バカすぎるにもホドがあるだろ、お前!」
「そうバカバカとなじるなよ……」
眉根を下げて情けない顔をしながら、ジークは首を振った。
「そんなことを言っても、結局リカルドは俺を殺さなかった。それどころかシシグマにやられそうだった俺を助けてくれたじゃないか。放っておけば、俺はそのまま死んでいたのに」
「あれは……!」
「お互い様だ。そうだろう? もしお前が断る理由が後ろめたさだけなら、俺の逆スパイになってくれれば良い。俺も、クインジュ家の動向を知っておきたいんだ」
「友達を利用するのかよ」
笑って返したが、それが方便だということはリカルドもわかっていた。
ちらりとジークに目をやれば、前傾姿勢で眉に力を入れてこちらの反応を待っている。それがジークの「諦めるつもりがない」時のクセであることぐらい、それなりの付き合いがある彼は知っていた。
「しょうがないなぁ」
脱力しながらも、思わず笑いがこぼれる。せめぎ合うのは安堵と申し訳なさと喜びの感情だ。
「俺はこんなことでお前を手放したりはしないからな、リカルド」
「わかったよ。俺の負けだ、好きにしてくれ」
――そう返した自分の声が少し震えていたことには、気づかないふりをしておいてほしい。
○ ○ ○ ○ ○ ○ ○
シシグマを二人で討伐した、という衝撃的な知らせは、大討伐のメンバーに驚きをもって受け入れられることとなった。
「そうか、小便の最中に出くわすなんて、二人とも不運だったなぁ」
「しかし追い払うどころか、討伐してしまうなんて! 大きなケガもないようだし、そういう意味じゃむしろ運が良かったんじゃないか?」
「本当にな。オレとしては、シシグマに対峙しないで済んでありがたい限りだよ。よく頑張ってくれた!」
用を足しに行った先でシシグマに巡り合ったのだ、という説明を疑う者はなく、仲間たちはただ彼らの不運を慰める。(もちろん、報告せず隊を離れたことはこっぴどく叱られたのだが)
そしてそれ以降は手こずるような魔物も現れず、大討伐は無事に終わりを告げたのだった。
「なぁシシグマのことを思い出していて気になったんだが……」
ふとリカルドがそう切り出したのは、森を抜けて街へと戻る道中のことであった。緊張が切れた仲間たちは皆わいわいと思い思いに談笑をしていて、二人の会話を気に留める者はいない。
「あの時、シシグマはなんですぐにお前を襲わなかったんだろうな。あそこで迷わず突進していたら、オレもお前も死んでたのに」
「それは俺も気になっていた」
真顔でジークも頷く。今自分たちがこうして笑っていられるのも、あの一瞬の隙があってこそだ。でも、その原因はまるでわからない。
「もしかすると御守りのおかげ、かもな」
ぽろりと、そんな言葉が口から洩れた。カナタのことを思い出しながら、ジークはそっとサシャの実の入った袋に触れる。
「なんだよ、お前、やっぱり御守りもらってるんじゃねぇか! くそっ、抜け駆けしやがって! オレも彼女欲しいー!!」
空を見上げてリカルドが吼えた。ジークは彼の勘違いを正すこともせず、ただ彼に生ぬるい視線を向ける。
(お礼をしないとな……)
リカルドのことはもう脳の片隅に追いやって、ジークはそんな想いを馳せていた。
(やっぱり、喜びが素直に見られるお菓子が良いな。とすると、何を作ろうか……。彼女はコレを御守りではないと言い張っていたから、御守りのお礼と言わないように、そこは気をつけないと)
知らないうちに唇に笑みが浮かぶ。不気味なものでも見るようにそんな彼に向けるリカルドの視線など、眼中にも入っていなかった。
(ああ、久しぶりにショコラードを作ろうか。ジェラーチを売り出すにあたって、王都とのコネクションもできたことだし)
そうだそれが良い、と一人で頷いたジークの足取りは軽い。
――神狼の番。
ジークは知る由もないが、彼がシシグマに襲われることがなかったのはこの加護のおかげだ。
(よしっ、それじゃ早速、材料の準備を始めないとな!)
しかし奇しくも、そのお礼は正しい相手に向けて贈られようとしていたのだった――。
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