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最終章 ~それぞれの道~
2,仕掛け
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股間からじわじわと出てくるぬめりのある液体が杖に絡みついていく。
絶対に汚してはいけないはずのそれを自らの不純なもので汚してしまうという背徳感がますますクラリスの気持ちを昂らせてしまっていた。
「あ…あ…ぁぁあぁぁぁあ…ぁん………んん……ん…ん」
初めてであり、そして最後になるでろう恋の相手。
タツシを思い浮かべながらするだけでクラリスはすぐに達してしまう。
「あっああ……あ!っんあっ…あああんあっあ……」
絶頂したあともしばらく余韻は続く。
しかし、その余韻が終わってしまう頃に、心の奥底から再び寂しさが沸き上がってくるのだ。
クラリスはふと自分の持っている杖の柄の部分を見た。
普段はそこにない液体によって部屋のランプの光が反射している。
少し触るとその液体は糸を引いた。
「ごめんなさい……ごめんなさい……」
クラリスはこの杖の制作者に、そして普段神殿で関わる全ての人に謝った。
民に癒しを与え、救済し、そして自らも常に真っ当であり続けなければならないはずの聖女が、仕事道具を使ってこんなことをしてしまった。
少しずつ後悔し始めてくる。
しかし……
「んっ……んっんっ……」
クラリスは再び杖を自分の股に擦り付け始めてしまった。
彼女の性欲は焼け石で、道徳感や理性が水。
「だめ……ダメなのに!!!……ああっ……」
もちろん本人もいけないことだとはわかっているが、辞められるはずもない。
タツシに会えない限り、この虚しさと、それを埋め合わせるための性欲は尽きることはないのだ。
そんな時だった。
「え? なにこれ? どうなっているの??」
突如としてクラリスの持っていた杖が振動を始めた。
きっかけは単純で、情緒不安定なクラリスが一瞬、杖に魔力を流してしまったのだ。
卑猥なところに杖を接触させた状態で魔力を流すと振動する。
クレナに渡した剣に似たような仕掛けをタツシはクラリスに渡した杖にも施していた。
平常時であれば振動している杖を見たところで特に何も思わなかっただろう。
というのも、魔力を流したり魔法を発動するときに振動や発行する魔道具はかなり多いのだ。
しかし、発情している女子の前に振動する道具が現れれば……
「あっ、いや、ダメ、それだけは絶対にダメ……」
杖が最も振動しているのは持ち手の部分ではなく先端の光輝く宝石のついている部分だった。
タツシが総力を挙げて作り上げた、ビー玉よりだいぶ大きなダイヤモンド。
クラリスは思わずそれを自分の秘豆に近づけようとしてしまった。
クラリスはあまりこの世界の相場について詳しくは知らないが、それでも宝石が非常に高価であることは知っている。
王族であるクラリスですら見たこともない大きさのものとなればなおさらだ。
流石に、そんなものを自分の醜い欲のために使うわけにはいかない、と何とか思いとどまり、少しは振動が伝わる宝石から10センチメートルほど離れた部分を押し当てた。
「ああぁぁあああ、待ってこれ気持ちいい………ああ♡」
自分の指ではとても作り出せない新しい快感がぞくぞくと体の芯に伝わってきてしまう。
絶対に汚してはいけないはずのそれを自らの不純なもので汚してしまうという背徳感がますますクラリスの気持ちを昂らせてしまっていた。
「あ…あ…ぁぁあぁぁぁあ…ぁん………んん……ん…ん」
初めてであり、そして最後になるでろう恋の相手。
タツシを思い浮かべながらするだけでクラリスはすぐに達してしまう。
「あっああ……あ!っんあっ…あああんあっあ……」
絶頂したあともしばらく余韻は続く。
しかし、その余韻が終わってしまう頃に、心の奥底から再び寂しさが沸き上がってくるのだ。
クラリスはふと自分の持っている杖の柄の部分を見た。
普段はそこにない液体によって部屋のランプの光が反射している。
少し触るとその液体は糸を引いた。
「ごめんなさい……ごめんなさい……」
クラリスはこの杖の制作者に、そして普段神殿で関わる全ての人に謝った。
民に癒しを与え、救済し、そして自らも常に真っ当であり続けなければならないはずの聖女が、仕事道具を使ってこんなことをしてしまった。
少しずつ後悔し始めてくる。
しかし……
「んっ……んっんっ……」
クラリスは再び杖を自分の股に擦り付け始めてしまった。
彼女の性欲は焼け石で、道徳感や理性が水。
「だめ……ダメなのに!!!……ああっ……」
もちろん本人もいけないことだとはわかっているが、辞められるはずもない。
タツシに会えない限り、この虚しさと、それを埋め合わせるための性欲は尽きることはないのだ。
そんな時だった。
「え? なにこれ? どうなっているの??」
突如としてクラリスの持っていた杖が振動を始めた。
きっかけは単純で、情緒不安定なクラリスが一瞬、杖に魔力を流してしまったのだ。
卑猥なところに杖を接触させた状態で魔力を流すと振動する。
クレナに渡した剣に似たような仕掛けをタツシはクラリスに渡した杖にも施していた。
平常時であれば振動している杖を見たところで特に何も思わなかっただろう。
というのも、魔力を流したり魔法を発動するときに振動や発行する魔道具はかなり多いのだ。
しかし、発情している女子の前に振動する道具が現れれば……
「あっ、いや、ダメ、それだけは絶対にダメ……」
杖が最も振動しているのは持ち手の部分ではなく先端の光輝く宝石のついている部分だった。
タツシが総力を挙げて作り上げた、ビー玉よりだいぶ大きなダイヤモンド。
クラリスは思わずそれを自分の秘豆に近づけようとしてしまった。
クラリスはあまりこの世界の相場について詳しくは知らないが、それでも宝石が非常に高価であることは知っている。
王族であるクラリスですら見たこともない大きさのものとなればなおさらだ。
流石に、そんなものを自分の醜い欲のために使うわけにはいかない、と何とか思いとどまり、少しは振動が伝わる宝石から10センチメートルほど離れた部分を押し当てた。
「ああぁぁあああ、待ってこれ気持ちいい………ああ♡」
自分の指ではとても作り出せない新しい快感がぞくぞくと体の芯に伝わってきてしまう。
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