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最終章 ~それぞれの道~
5,止まらない
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タツシに会えなくなってから日を追うごとにクラリスはひどくなっていった。
(だめだめ、さすがに周りに人がいるから……)
なんと、とうとう仕事の休憩時間中にもムラムラするようになってしまった。
タツシがスライムを介して媚薬を仕込んだとか、そういうわけではない。
単純にクラリスが発情しているだけである。
今クラリスは神殿の中の聖女専用の休憩室の中に一人でいる。
防音魔法をかければ音は漏れないが、しかしドアに鍵はなく誰かが入ってきてしまえば愚行はすぐに露呈してしまうのだ。
聖女がそんなことをしているとバレたら何もかも終わりである。
流石にクラリスはそこでは我慢して、その後しっかり仕事を全うした。
しかし、そのツケは当然後に回ってくる。
「ああ♡ もう我慢できない♡ ああっんんん♡」
自分の部屋に帰って来るや否や、すぐにオナニーを始めてしまったクラリス。
ショーツや部屋着(と本人は言っているが実際は少々高級なドレス)が汚れるのを気にすることもなくベッドに飛び込みスカートをたくし上げいつも通り僅かに足を開いて手を股間に伸ばす。
そのまますでに濡れている膣穴に中指を入れて――
「ああ♡ んん♡ タツシぃ……タツシ……お願いだから早く帰って来てぇ……」
未だに会えないタツシのことを想いながら懸命にぐちゅぐちゅと気持ちいいところを刺激するクラリス。
もっと気持ちよくなりたい、そんな思いからクラリスは自分の杖に手を伸ばした。
「んん♡ ああ~~っっ 気持ちいい……」
魔力を流すと振動する杖。
直接宝石にあてることはせずに陰部に刺激を加えていたのだが。
「あっ……」
姿勢を変えようと手を動かそうとしたときに、滑ってダイヤモンドの部分が自分の濡れた溝にあたってしまった。
今までよりいっそうはっきり伝わってくる微細な振動。
この杖には当然様々な装飾が施されているが、うまく計算されてそれらが入っているせいでどの部分が敏感な部分にあたっても痛くないようになっている。
それはもちろん先端のダイヤモンドにもあてはまり、綺麗に輝くようなカットにはなっているものの粘膜を傷つけないようになっている。
それらのせいで何の支障もなくオナニーに使えてしまう杖。
クラリスは我慢できなくなってしまいとうとう宝石の部分を赤く膨らんでいる豆にゆっくり押し当てた。
「ああっ!! だめぇ……これ気持ちよすぎぃぃ……ああ!! んんん♡」
その後クラリスは杖を使ってひたすらオナニーを続け、何度も絶頂した。
仕事がある時間は真面目にやるが、休憩時間になってはタツシのことを思い出し、自分の部屋に帰ってきてはすぐにオナニーをする。
夜も気絶するまでオナニーを続け、起きたらまたオナニー。
完全にオナニー中毒者と化してしまったクラリス。
タツシに会いた過ぎて泣きはらし、真っ赤になった眼で時計を見上げる。
「タツシ……あと何時間で……はやく……」
オナニーする元気もなくなったクラリスは杖を握りしめ、どうして自分のこの苦しさは治療できないのだろうと思いながら静かにタツシを待ち続けた。
(だめだめ、さすがに周りに人がいるから……)
なんと、とうとう仕事の休憩時間中にもムラムラするようになってしまった。
タツシがスライムを介して媚薬を仕込んだとか、そういうわけではない。
単純にクラリスが発情しているだけである。
今クラリスは神殿の中の聖女専用の休憩室の中に一人でいる。
防音魔法をかければ音は漏れないが、しかしドアに鍵はなく誰かが入ってきてしまえば愚行はすぐに露呈してしまうのだ。
聖女がそんなことをしているとバレたら何もかも終わりである。
流石にクラリスはそこでは我慢して、その後しっかり仕事を全うした。
しかし、そのツケは当然後に回ってくる。
「ああ♡ もう我慢できない♡ ああっんんん♡」
自分の部屋に帰って来るや否や、すぐにオナニーを始めてしまったクラリス。
ショーツや部屋着(と本人は言っているが実際は少々高級なドレス)が汚れるのを気にすることもなくベッドに飛び込みスカートをたくし上げいつも通り僅かに足を開いて手を股間に伸ばす。
そのまますでに濡れている膣穴に中指を入れて――
「ああ♡ んん♡ タツシぃ……タツシ……お願いだから早く帰って来てぇ……」
未だに会えないタツシのことを想いながら懸命にぐちゅぐちゅと気持ちいいところを刺激するクラリス。
もっと気持ちよくなりたい、そんな思いからクラリスは自分の杖に手を伸ばした。
「んん♡ ああ~~っっ 気持ちいい……」
魔力を流すと振動する杖。
直接宝石にあてることはせずに陰部に刺激を加えていたのだが。
「あっ……」
姿勢を変えようと手を動かそうとしたときに、滑ってダイヤモンドの部分が自分の濡れた溝にあたってしまった。
今までよりいっそうはっきり伝わってくる微細な振動。
この杖には当然様々な装飾が施されているが、うまく計算されてそれらが入っているせいでどの部分が敏感な部分にあたっても痛くないようになっている。
それはもちろん先端のダイヤモンドにもあてはまり、綺麗に輝くようなカットにはなっているものの粘膜を傷つけないようになっている。
それらのせいで何の支障もなくオナニーに使えてしまう杖。
クラリスは我慢できなくなってしまいとうとう宝石の部分を赤く膨らんでいる豆にゆっくり押し当てた。
「ああっ!! だめぇ……これ気持ちよすぎぃぃ……ああ!! んんん♡」
その後クラリスは杖を使ってひたすらオナニーを続け、何度も絶頂した。
仕事がある時間は真面目にやるが、休憩時間になってはタツシのことを思い出し、自分の部屋に帰ってきてはすぐにオナニーをする。
夜も気絶するまでオナニーを続け、起きたらまたオナニー。
完全にオナニー中毒者と化してしまったクラリス。
タツシに会いた過ぎて泣きはらし、真っ赤になった眼で時計を見上げる。
「タツシ……あと何時間で……はやく……」
オナニーする元気もなくなったクラリスは杖を握りしめ、どうして自分のこの苦しさは治療できないのだろうと思いながら静かにタツシを待ち続けた。
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