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最終章 ~それぞれの道~
20,収まり
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クラリスは聖女という職業柄性交はおろか、男性との恋愛すら禁じられていた。
しかし王族で、性欲が強い家系の娘ということもありそれを抑えるのはそんなに簡単ではなかった。
その結果、初めに勇者タツシが召喚されてから密かにタツシのことを想い、そしてめでたく結ばれたわけだ。
そして押さえていた性欲が爆発して今に至る。
「タツシー、 今日も元気ね!」
「ははは、そういうクラリスだって今日も本当に可愛いよ~~」
二人で仕事に行く前にそう言って家を出る。
(今夜はどんなことをしようかな~~)
(昨日も激しくシすぎちゃった……。おかげでなんだかちょっと腰が痛むわ。)
本当に、頭の中で考えていることは勇者と聖女だとは思えない。
それからひと月が経った。
相変わらずクラリスの部屋に鳴り響くパンパンという音。
「あ…あぁああ! イいいク…うう!!!」
クラリスが絶頂し、それに合わせてタツシもイった。
「大好き。」
そう一言だけ告げて、クラリスはタツシの体の上で抱きかかえられて眠りについた。
「あれ、もう寝ちゃったの。ってか、寝るの早!!」
この一か月間で、一つだけ変わったことがあった。
クラリスの性欲が、少し落ち着いたのだ。
タツシが心配するレベルで激しく求めてきたクラリスだったが、あれはどうやら長年性欲を抑えつけた反動だったようで、しばらくしたら徐々に落ち着いてきた。
といっても一般人よりははるかに強いため、タツシも飽きるなどということはない。
というより、タツシは変態すぎるからたとえクラリスが先に寝たとしても勝手にいたずらするのだ。
「うーん、やっぱりクラリスのここは世界一美しいよ。」
そう言いながらクラリスの割れ目を舐めるクラリス。
多少クラリスが落ち着いたからと言って、タツシの無限の性欲がどうこうなる話ではないのだ。
そして、相変わらずそれを傍目に見てあきれるスライム。
タツシが気のすむまでクラリスを愛でると、そのままクラリスを抱えて眠る。
そして朝、
「おはよ、ねえタツシ、起きて!」
「…………」
「起きてってば!!」
クラリスは毎晩激しい運動をするようになったからか、毎朝すっきりと目覚めるようになっていた。
それに対して、なかなか目覚めないタツシ。
しかも例のごとくクラリスをがっちりと抱え込んでいるためタツシを起こさないとクラリスもベッドから出られない。
「うーん、おはよう……」
「おはよ♡」
クラリスの性欲は落ち着いたがしかし二人のイチャラブ度は以前よりはるかに増したかもしれない。
しかし王族で、性欲が強い家系の娘ということもありそれを抑えるのはそんなに簡単ではなかった。
その結果、初めに勇者タツシが召喚されてから密かにタツシのことを想い、そしてめでたく結ばれたわけだ。
そして押さえていた性欲が爆発して今に至る。
「タツシー、 今日も元気ね!」
「ははは、そういうクラリスだって今日も本当に可愛いよ~~」
二人で仕事に行く前にそう言って家を出る。
(今夜はどんなことをしようかな~~)
(昨日も激しくシすぎちゃった……。おかげでなんだかちょっと腰が痛むわ。)
本当に、頭の中で考えていることは勇者と聖女だとは思えない。
それからひと月が経った。
相変わらずクラリスの部屋に鳴り響くパンパンという音。
「あ…あぁああ! イいいク…うう!!!」
クラリスが絶頂し、それに合わせてタツシもイった。
「大好き。」
そう一言だけ告げて、クラリスはタツシの体の上で抱きかかえられて眠りについた。
「あれ、もう寝ちゃったの。ってか、寝るの早!!」
この一か月間で、一つだけ変わったことがあった。
クラリスの性欲が、少し落ち着いたのだ。
タツシが心配するレベルで激しく求めてきたクラリスだったが、あれはどうやら長年性欲を抑えつけた反動だったようで、しばらくしたら徐々に落ち着いてきた。
といっても一般人よりははるかに強いため、タツシも飽きるなどということはない。
というより、タツシは変態すぎるからたとえクラリスが先に寝たとしても勝手にいたずらするのだ。
「うーん、やっぱりクラリスのここは世界一美しいよ。」
そう言いながらクラリスの割れ目を舐めるクラリス。
多少クラリスが落ち着いたからと言って、タツシの無限の性欲がどうこうなる話ではないのだ。
そして、相変わらずそれを傍目に見てあきれるスライム。
タツシが気のすむまでクラリスを愛でると、そのままクラリスを抱えて眠る。
そして朝、
「おはよ、ねえタツシ、起きて!」
「…………」
「起きてってば!!」
クラリスは毎晩激しい運動をするようになったからか、毎朝すっきりと目覚めるようになっていた。
それに対して、なかなか目覚めないタツシ。
しかも例のごとくクラリスをがっちりと抱え込んでいるためタツシを起こさないとクラリスもベッドから出られない。
「うーん、おはよう……」
「おはよ♡」
クラリスの性欲は落ち着いたがしかし二人のイチャラブ度は以前よりはるかに増したかもしれない。
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