獅子騎士と小さな許嫁

yu-kie

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番外編Ⅱ

三つ子の物語②

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 ララは母によくにた男の子。

 ナルとルルは活発なのに対し…ララはおとなしく…争いを好まない。

 そこまでは母親に似ているのだが…怖がりで、それは母にも父にもにていなかった。

 ある日ララは学園祭で御姫様役に抜擢されました。

 ラパス邸にて、学園から戻った三人はララの御姫様役の練習相手にと、中庭に三人集まり、ララにはナルのドレスを着せられ、練習がはじまりました。

「ねーなんで練習で女装するの?」

 ナルはどや顔で言った。

「形からはいれば女性の気持ちがわかるでしょ?」

「あ…そうなんだね。」

 ララは純粋にそれを信じナルとルルとセリフの練習をしたのでした。

 熱心に練習していると日もくれ始め…3人は邸内に入ろうとしたときでした。

 ここには三人以外に誰もいません。夕食の準備、寝室の準備と使用人たちは忙しい時間帯。三人はどこからか現れた見なれない使用人に声をかけられました。

「お迎えにあがりました。」

 三人は新い使用人が入ったのだと思って…

 普段逃げて鬼ごっこをするのですが、今日はお腹がすいていたので素直について歩いていました。

 しかし、次の瞬間背後から袋を被せられ…隠れていたもう三人に三つ子は担ぎ上げられ…そのままどこかへ連れ去られました。

 三人は未だ拐われたと思わず…

 ナルとルルは普段からやんちゃでご飯時にも言うことを聞かずに逃げ回って食卓につく際、アルトにタオルで椅子に縛られることもあったため…ナルとルルは被った袋の中でケタケタ笑い…

 ララは二人に巻き込まれたと思い…ただじっとおとなしくしていたので…知らぬ間に袋の中で眠ってしまいました。

 こうして子供たちは荷馬車に詰め込まれ、どこかへと連れ去られたのでした。

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