エッチな精気が吸いたいサキュバスちゃんは皆の癒しの女神

のっぺ

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第七十八話『落としどころ1』〇

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 翌日の朝、俺は下半身に熱を感じて起きた。朝勃ちと言うにはやけに硬く、陰茎は水気を含んだ温もりに包まれている。ぼんやりと心地良さに浸るが、次第におもらしをしたのではないかと疑念が湧いた。

 慌てて顔を上げるとシーツが不自然に盛り上がっていた。めくった先には丸出しな俺の下半身と、陰茎を夢中にしゃぶっているルルニアがいた。

「……あ、グレイふぁる、おひまひたか」

 陰茎の快感は最大にまで高まっており、抵抗できずにイった。不意を打たれたせいか射精に勢いはなく、ドクドクとろとろな精液を漏れ垂らした。

「あ、もったいな……あむ、はぁむれぇる、ちゅぷ」
「待て……! まだ頭が上手く回って……くぅ!?」

 納屋裏での性行為の仕返しだろうか、二回目を出すまで執拗に舐められた。尿道に残った分まで吸い取られ、眠気と絶頂の狭間で脳髄を震わせた。

「ふふっ、おはようございます、ですね」

 出会ったばかりは濃密過ぎる甘さだと言われたが、それは過去の出来事だ。サキュバスとしての成長と俺の闘気の練度の上昇により、吐き気に苛まれず食事が可能となった。

「……こうやって寝込みを襲うのは久しぶりだな」
「そうですね。朝はしっかり休んでいただきたいと思っているので、なるべく手は出さないようにしてました。ですが今日は……」
「分かってる。今日はいくつか用事があるからな」

 帰宅が遅くなるため、朝に済ませておくのは同意だ。
 ルルニアはシーツを払い除け、身体の大きさを縮めた。数秒で幼女の姿となり、陰茎の上に股のワレメを乗せた。

「おにぃちゃん、ひさしぶり、だね」
 しばらくご無沙汰だった『ルル』の姿で現れた。通常か大人の形態ばかりにしていた理由を聞くと、ルルニアは返答に困った顔をした。

「この身体ですとその、挿れるのも大変ですし」
「あー……まぁ、それはなぁ……」
「それにニーチャが来てからこの身体の価値が相対的に落ちたんですよね。いくら外見を取り繕おうとも偽物は偽物、本物には勝てません」

 だいぶ世知辛い理由だった。どの姿でも構わないと言おうとすると、ルルニアは口調をルルに戻して腰を振った。

「今まではむずかしかったけど、もうだいじょうぶ。あの時よりずっと強くなったんだから、こんなおちんちん怖くないの!」
「……何か秘策が、ある……っ、のか?」
「膣の大きさだけ大人と同じにすればいいだけ。たいけいの変化はサキュバスの十八番だから、このぐらい簡単なんだから!」

 得意げな顔と巧みな腰使いで陰茎を攻められた。幼女の姿なのも相まって生意気な印象が強く、ちょっと意地悪をしたくなってきた。

「へぇ、そうか。じゃあこれはどうだ?」
 俺は寝そべったまま陰茎を闘気で強化した。太さと長さと硬さを倍にし、頭の後ろで両手を組んだ。挿入できるものならしてみろと態度で示した。

「ルルのお話聞いてなかったの? こんなの楽……あ」
「どうした、簡単じゃなかったのか?」
「うそ……これ、入りはする……けど、でもえとあの」

 騎乗位の姿勢で陰茎を挿れようとし、止まった。確かに太さと硬さの対応は可能なようだが、幼女体型なせいで長さを腹に収めるのが不可能と察したようだ。

「ぜんぶ入れたら、お腹やぶれちゃう……」
「そうか、で?」
「た、体型戻していい? これちょっと怖い……」
「あぁ、それは構わないが」

 サキュバスなのに性行為から逃げるのか、と挑発した。ルルニアは瞬時に闘志を燃やし、亀頭の上にワレメを置き、幼女体型には不釣り合いな陰茎を膣に挿れ始めた。

「……くっ、うぅぅぅぅ、これしか……入らなぃよぉ……」

 陰茎は半ばほどで子宮口とぶつかった。腰を回すように振ったり上下に押し付けるが、一向に進む気配がない。繋がったままで身体の向きを器用に変え、また腰を振った。

「……こっちも、少ししか……っ、だめ、射精させなきゃ……いけないのに、うぅ」
「このままじゃもうニ十分は続けるようだぞ」
「しょんなこと、言われて……も。こっちはもう限界で、きもちいぃぃ、あぅ!?」

 一人でよがり始めたため、俺は両の細腕を後ろから掴んだ。グイと引っ張ってルルニアの腰を陰茎に押し付け、さらに俺からも腰をズンと突き上げた。

「〝あ〝おっ??? 〝ひゃ〝めっ♡♡!? そんな、されっ……たら。ルルのおまたおかし……ぐ、〝なっれっ♡♡!! りゅのぉ♡♡♡!!??」

 絶頂で力を失った身体をベッドに寝かせ、大人の体重で抱き潰した。ルルニアは手足をバタつかせて拘束から逃れようとするが、乱暴に腰を打ちつけて黙らせた。

「なぁ? 今日の性行為、ルルばっかり気持ち良くなっていたよな??」
「〝ご〝めっ♡ 〝な〝ひゃ♡♡ ちょうひ、のっれ♡!? すいませ……ぅぃぎっ♡♡!?」
「許す……わけあるか! 罰として今日も気を失うまで絶頂させてやる!」

 三回四回と絶頂し、そこでまた逃げようとする。俺はルルニアの手首を捕まえ、足を脛で抑えた。背中に覆い被さっているので瞳の拘束術を使われる心配はなかった。

「〝あ〝うっ♡ 〝ご〝れ〝すごっ♡♡ 〝いっ〝ぐぐっ♡♡♡!!?」

 ルルニアは潰れた状態で五度目の絶頂を迎えた。俺も陰茎の防備を解いて射精するが、子宮の許容量が小さいせいで接合部から大量の精子が溢れ出した。

「おい、こぼすな。ちゃんと股を絞めろ」
「……あぁ♡ いぃ♡」
「全部出てるぞ。ダメダメなサキュバスだな」

 身を離しながら尻を叩くと、「あん♡」とまんざらでもない声があった。
 身体が小さいせいか引き抜くのに苦労はなく、精気もさほど奪われなかった。

 それでも疲労はあったため、ベッドの縁に座って休憩した。フゥと煙草をふかしたい気分になったが、この年まで嗜んだことはない。なので指で吸う真似事をした。

 ほどほどなところで外着に着替え、自室の扉を開けた。ルルニアは未だ尻を丸出しにして昇天しており、俺は膣口から太ももを伝って垂れている精子を眺めて言った。

「────じゃあ行ってくる。続きは夜にな」
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