エッチな精気が吸いたいサキュバスちゃんは皆の癒しの女神

のっぺ

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第八十九話『女神の国7』〇

 遠く離れた山々にまでドラゴンの叫びと攻撃の轟音が響き渡る。獣たちは命の危険を感じて野山を駆け回り、ほど近い位置に暮らす人々は一様に身をすくませる。そんな中、

 俺は持てる力のすべてを使い、ルルニアの尻に腰を打ちつけていた。大切な人たちの顔を媚薬の効力でかき消し、無我夢中に子宮へ精子を注ぐ。それが自分の役目と信じた。

「〝あぎゅっ♡!? 〝お〝おっ♡♡ グレイゼりゅ♡ 〝もっどぉ♡♡♡!!」

 現時点で互いの絶頂は五回にまで達していたが、ルルニアは次を求め続けた。すでに体力は底を尽き欠けていたが、一向に満足してくれる様子がない。

「〝な〝め、るなっ!! これでもまだ、足りないって言う気かぁ!!」

 両手で翼を掴み、暴走した思考で陰茎を打ち込む。ドチュバチュゴチュとおよそ性行為とは思えない音が響くが、ルルニアは汗だくで夢心地な顔をした。

「〝あ〝おっ♡♡!? 〝し、じぎゅうの奥に、〝おちんちん来てまひゅ♡♡!? 〝ス〝コ〝ス〝コざれでっ♡♡♡ 〝お〝な〝か壊れちゃいましゅ♡♡♡」
「これ……で、六回目だ!!」
「〝が〝おっ!??? ドピュドピュ出でまひゅ♡♡!? 〝お〝ま〝ん〝こがおかひくなっれっ♡ 〝耐〝え〝ら……〝い〝き〝き〝ま〝す♡♡♡!!?」

 六回目の射精で視界が白く染まる。
 わざわざ回数を多くこなすのは、それが最も効率が良いからだ。

(……量もそうだが、俺の精気は回復力も高い。瀕死にならない程度に吸ってもらって、一定量回復したらまた挿入して射精する。これを繰り返せば……)

 ドラゴンにすら届く強さが手に入る。立ち眩みで陰茎を抜くと、ルルニアは身体の向きを変えた。尻尾で俺の腰を抑え、小さくなった陰茎を口に咥えた。

「……ふぁ、あぁむ、ちゅぁぷれぁむ」

 ここに来て労わるように亀頭を舐めてくる。緩急をつけられて陰茎は硬さを取り戻し、七回目の射精をしそうになる。けれど絶頂の瞬間に口が離れた。

「出そう……だったのに、なん……で」
「お射精はこっち、ですよ。私のぼ・う・や」
「……っ! それはそっちが勝手に!」

 母乳と瞳の力で思考力を奪ったのだろうと、そう抗議する。ルルニアは少し考える素振りを見せ、身体を大人から幼女へと変え、足を広げて仰向けになった。

「ねぇねぇ、パパ。ルルのお股にもお射精して?」
「何を言って……」
「ルルのここ、パパのおちんちん欲しがってるよ?」

 両手で開かれた膣口の中に、これまで注いだ精子は残っていなかった。
 ルルニアも皆のために精気の吸収を急いでいるのだと、それが分かった。

「……そう、だ。俺は皆のために性行為をしているんだ。……決して気持ち良くなりたいわけじゃない。パパって俺を呼ぶルルニアを見て、興奮しているわけじゃない……」

 異常性癖に目覚めてなどいない。そう言い聞かせ、小さなワレメに亀頭を当てた。前回と同じく竿は半ばまでしか入らなかったが、発せられた声が性欲を際限なく高めた。

「パパ♡ パーパ♡ もっと、もっとジュポジュポしてぇ♡♡」
「だまっれ、黙ってくれ……!」
「おちんちん、好き♡♡ パパのことは、それ以上に大好き♡♡」

 この流れでイクのは不味いと、そう思った。だがルルニアは両足を持ち上げ、俺の腰をがっちり捕まえた。必然的に陰茎は膣内で固定され、七回目の射精を果たした。

「……ふふふ、一番濃かったんじゃないの? パパ?」
 そんなはずがないと反論したかったが、声が出なかった。

 昼と違って夜のルルニアの性欲は底なしだった。七回目の射精で媚薬の効果は完全に消え、これ以上は無理という弱音が漏れる。陰茎も萎えてしまっていた。

 水分不足で頭痛もしてきたため、一度仕切り直しをしようとした。するとルルニアは通常時の形態に戻り、今度はうつ伏せになった。そして尻を持ち上げた。

「………………♡♡♡」

 尻をフリフリ振り、ワレメを広げて七回目に出した精子をゴポリと垂らす。
 まだ全然足りぬと、八回目を早く始めようと挑発の眼差しを向けてくる。

「ふざけやがって……! 絶対に後悔させてやるっ!!!」

 根性で陰茎を勃起させ、怒りのまま膣口に挿入する。腹を突き破るぐらいの勢いで抽挿するが、ルルニアは楽し気にあえぐだけだ。それが許せなくて首筋に噛みついた。

「〝あ〝うっ♡♡ 〝い〝た〝い〝れ〝す♡♡ 〝もっと強く……噛んで♡♡ 〝もっと強く腰を打ちつけて……〝く〝ら〝ひゃい♡♡♡!!?」
「ぐくっ、くそ……がぁ!!」
「キスして、くらはぃ♡♡♡ グレイゼル、必死で可愛いれひゅ♡♡ 何も考えられなくなるぐらい♡♡! わらひを求めて欲しいです♡♡♡!!」 

 身を喰らい合うようなキスをし、八回目の絶頂へと到達した。ルルニアは腰をガクガクと揺らし、足のつま先まで痙攣させ、精子まみれのワレメから潮を噴き出した。

「はぁ……はぁ……」
「ふぅ……ふぅ……」

 ベッドは水浸しとなっており、倒れ込むとビチャリと水音がした。
 もう立ち上がる気力は残ってなく、息を整えながら天井を見上げた。

「もう……無理……だ。これ以上は……死ぬ……」

 陰茎も金玉も限界を訴えていた。ちょっとでも気を抜けば気絶しそうだと思っていると、ルルニアが起きた。俺の腹に手を乗せ、足を大股で開いて腰の上にまたがってきた。

「十回はさすがに無理そうですね。でも九回なら……どうです?」

 陰茎の裏筋にワレメを押し当てるが、勃起は起きなかった。
 もうやめようと懇願するが、ルルニアは亀頭を膣口に当てた。
 そんなことをしても無駄と言うが、認識の甘さを思い知らされた。

「……へ? 何だこ……れ!? ぐっ!? んぁぐっ!?」

 ルルニアの膣は別の生き物のように動き出した。膣壁を狭めてヒダで陰茎を包み、根本から亀頭までを順に揉みしだく。腰もグリグリと回され、陰茎は少しずつ硬さを取り戻した。

「……やめ、ろ。もう一度出し……たら、おかし……がぁ!?」

 腕に力が入らず、ルルニアをどかすことができない。陰茎は腰の動きに合わせて前へ右へ後へ左へと揺れ、ふつふつと射精感がこみ上げる。俺は抵抗できず九回目の絶頂へ至った。
 
「はい、ごちそうさまでした」
 満足げな顔で下腹部をさすり、ルルニアはベッドから降りた。

 膣口からこぼれる精子を体表から吸収し、身体を大人に成長させた。九回も射精した影響か角は後頭部からも二本生え、大きな翼の下に小さな翼が二つ生えた。

 身体の紋様も赤く脈動するように光り、全身からは力の波動が発せられた。ロウソクの台がカタカタ震えるのを見て、魔物としての格が上がったのを実感した。

「……私の縄張りに土足で踏み入ったこと、後悔させてきます」

 瞳を輝かせ、身体の黒い部分を白く染めた。女神としか言いようがない外見となり、俺の元へと来た。「行ってきます」と言ってキスをし、窓の外に出て超高速で飛翔した。

「…………皆を頼んだぞ。ルルニア」
 果たすべき役目を終え、俺は深い眠りについた。
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