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第百五話『新人研修3』〇
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飛び出た精子は俺の腹に掛かった。ルルニアはそれを踏んで拭いつけ、ベッドの下側に腰を下ろした。両足をがに股に開いたかと思うと、陰茎を足の裏と裏で挟み込んだ。
「くっ……う、うぅ!? ……それは……やめっ!?」
精子のヌメリが快感を高め、陰茎が瞬時に固さを取り戻す。
土踏まずでクルクルシコシコされ、二回目の絶頂を迎えた。
(……くそ、足でするのは……反則だろ!)
俺はルルニアの白くしなやかな足が好きだ。定期的に太ももで挟んでもらっていたが、足の裏は初めてだった。全体的な形も色合いも俺の理想そのものであり、見ているだけで股間の奥が熱くなった。
「目が怖いですよ。グレイゼルは本当に私の足が好きですねぇ♡」
一時的に陰茎への攻めを中断し、精子にまみれた足の裏を見せてくる。
指を開いたり閉じたりし、ニチャニチャとわざとらしく水音を立てた。
「手の方が気持ち良いはずなのに、足でされる方が早くイっちゃうんですね。おちんちんを踏まれるのが好きなんて、実はドMさんだったりするんですか?」
「……それは、ルルニアの足が……ぐぅぅ!?」
「へぇ、かかとで押されるのも好きなんですか。足の指で竿をクニクニってして、爪で表面の皮をカリカリってして、もう限界みたいですね」
足全体で陰茎を弄び、三回目の射精を促そうとした。
「……こんなことされたって、俺は言わない! 本当に今はダメなんだ! 一ヵ月……いや半月もあれば何か分かるはずだから!」
「強情ですね。そういうところも好きですが、ここまで来たら吐かせたくなります。せっかくですし、もっと意地悪をしましょうか」
ルルニアは四つん這いになって瞳を光らせた。乳房を美乳の大きさにして陰茎を挟み、押したり回したりして亀頭を舐める。耐え切れず三回目の射精が起きると、そう予感したところで驚愕した。
「…………何で、射精が……できない!?」
快感は絶頂の寸前にまで高まっている。陰茎の固さも最高潮に達しており、早く下半身の熱を放出したいと嘆いている。なのに出せなかった。
俺が苦しんでいる間もルルニアの攻めは止まらなかった。止めてくれと懇願するが、容赦なく陰茎を咥え込まれた。激しく入念に舐められ、俺は足をバタつかせて叫んだ。
「ぐがっ!? 〝あ、ぁ〝あぁ!? 〝あ、頭がおかしぐ、なる!! その瞳の輝きをやめて、でっ!! 頼む、早ぐ出ざぜでぐれ〝っ!!!?」
「ふぇろふぉろ、いうふぅになりまひらか?」
「い……ぅ、ぐがっ、〝い、言わないっ!!」
鋼の意志を貫く俺を見て、ルルニアは陰茎から口を離した。ようやく諦めてくれたのかと思い、必死に呼吸を整えた。ふと横を見ると、芋虫のような動きでプレステスがベッドにすり寄ってきていた。
「……はぁふ、ふぁふ、へぇふ、えぇふ」
股の周りの布と縄は愛液で湿っており、真下の床には滴った雫の跡がある。口を抑えている布も唾液にまみれ、はた目には苦しそうだ。だがプレステスの顔は熱っぽかった。
「プレステス、近づいていいのはそこまでですよ」
「ふっ!? ふぐっ、ほむほむほむ!!」
「良いお返事です。では休憩も済んだようなので、そろそろ本番に行きましょうか。もしここからの攻めにも耐えられたなら、私は敗北を認めます」
そう言い、ルルニアは陰茎を膣に挿入した。柔らかさと温かさに包まれて絶頂しそうになるが、未だ射精は封じられていた。これが最後だと思う俺の眼前に、突如して黒い影が現れた。
「────へ?」
鼻先にチョンと触れたのはルルニアの尻尾の先端だ。
尻尾は伸びてしなって揺れ、俺の胸板を強く叩いた。
「ぐぁっ!? なっ!? ルルニア、やめっ!?」
抗議の声を無視し、上半身を連続で打つ。激痛というほどではないが痛みはあり、こんなものが気持ち良いはずがないと憤る。そんな俺の認識を正すように腰が振られた。
「あ、あぁっ♡! ふっ……ん、あんっ♡!! 太くて熱くて、イっちゃいます♡♡」
抽挿の快感は全身を巡り、脳を侵す。次第に痛みが快感として認識され、叩きつけの度に喘ぎ声が漏れ出す。歯を食いしばって耐える俺を、ルルニアは光悦に見下ろした。
「ん……ふっ、良い声……ですね♡ 最初は嫌そうだったのに、気持ち……良さそうで……んんっ♡」
「くぅ!? んぁ!? 何で、こんな……ぐなっ!?」
「乳首を叩かれて感じちゃうんですか♡? 強く強くする度に、おちんちんが固くなってますよ♡? 性癖だけでなく身体を改造されて、もう元には戻れませんね♡♡」
嫌だ嫌だと抵抗するが、身体はイきたいイきたいと叫んでいる。そんな俺の心情を見透かし、ルルニアは腰を振る速度を上げた。尻尾の叩きつけにも緩急がつき、ついに快感しか認識しなくなった。
「グレイゼル、お顔がトロトロです♡♡ もう出したいですよね? 早く、出したいと言って下さい♡♡」
「……出し、たいぃぃ。……これ以上、頭……壊れ……る!?」
「じゃあ言って下さい♡ 私の不調を診て何を思ったんですか♡? 嘘を言っても……あぅん♡♡ すぐに分かります……から、ね♡♡」
俺の思考はとっくに溶けていた。何でもいいから射精がしたいと、早く痛みと快楽の狭間から抜け出したいと考えた。その果てに隠し続けていた答えを洩らしてしまった。
「────いるかも……しれないんだ! ルルニアの腹に、俺との子が!!」
「くっ……う、うぅ!? ……それは……やめっ!?」
精子のヌメリが快感を高め、陰茎が瞬時に固さを取り戻す。
土踏まずでクルクルシコシコされ、二回目の絶頂を迎えた。
(……くそ、足でするのは……反則だろ!)
俺はルルニアの白くしなやかな足が好きだ。定期的に太ももで挟んでもらっていたが、足の裏は初めてだった。全体的な形も色合いも俺の理想そのものであり、見ているだけで股間の奥が熱くなった。
「目が怖いですよ。グレイゼルは本当に私の足が好きですねぇ♡」
一時的に陰茎への攻めを中断し、精子にまみれた足の裏を見せてくる。
指を開いたり閉じたりし、ニチャニチャとわざとらしく水音を立てた。
「手の方が気持ち良いはずなのに、足でされる方が早くイっちゃうんですね。おちんちんを踏まれるのが好きなんて、実はドMさんだったりするんですか?」
「……それは、ルルニアの足が……ぐぅぅ!?」
「へぇ、かかとで押されるのも好きなんですか。足の指で竿をクニクニってして、爪で表面の皮をカリカリってして、もう限界みたいですね」
足全体で陰茎を弄び、三回目の射精を促そうとした。
「……こんなことされたって、俺は言わない! 本当に今はダメなんだ! 一ヵ月……いや半月もあれば何か分かるはずだから!」
「強情ですね。そういうところも好きですが、ここまで来たら吐かせたくなります。せっかくですし、もっと意地悪をしましょうか」
ルルニアは四つん這いになって瞳を光らせた。乳房を美乳の大きさにして陰茎を挟み、押したり回したりして亀頭を舐める。耐え切れず三回目の射精が起きると、そう予感したところで驚愕した。
「…………何で、射精が……できない!?」
快感は絶頂の寸前にまで高まっている。陰茎の固さも最高潮に達しており、早く下半身の熱を放出したいと嘆いている。なのに出せなかった。
俺が苦しんでいる間もルルニアの攻めは止まらなかった。止めてくれと懇願するが、容赦なく陰茎を咥え込まれた。激しく入念に舐められ、俺は足をバタつかせて叫んだ。
「ぐがっ!? 〝あ、ぁ〝あぁ!? 〝あ、頭がおかしぐ、なる!! その瞳の輝きをやめて、でっ!! 頼む、早ぐ出ざぜでぐれ〝っ!!!?」
「ふぇろふぉろ、いうふぅになりまひらか?」
「い……ぅ、ぐがっ、〝い、言わないっ!!」
鋼の意志を貫く俺を見て、ルルニアは陰茎から口を離した。ようやく諦めてくれたのかと思い、必死に呼吸を整えた。ふと横を見ると、芋虫のような動きでプレステスがベッドにすり寄ってきていた。
「……はぁふ、ふぁふ、へぇふ、えぇふ」
股の周りの布と縄は愛液で湿っており、真下の床には滴った雫の跡がある。口を抑えている布も唾液にまみれ、はた目には苦しそうだ。だがプレステスの顔は熱っぽかった。
「プレステス、近づいていいのはそこまでですよ」
「ふっ!? ふぐっ、ほむほむほむ!!」
「良いお返事です。では休憩も済んだようなので、そろそろ本番に行きましょうか。もしここからの攻めにも耐えられたなら、私は敗北を認めます」
そう言い、ルルニアは陰茎を膣に挿入した。柔らかさと温かさに包まれて絶頂しそうになるが、未だ射精は封じられていた。これが最後だと思う俺の眼前に、突如して黒い影が現れた。
「────へ?」
鼻先にチョンと触れたのはルルニアの尻尾の先端だ。
尻尾は伸びてしなって揺れ、俺の胸板を強く叩いた。
「ぐぁっ!? なっ!? ルルニア、やめっ!?」
抗議の声を無視し、上半身を連続で打つ。激痛というほどではないが痛みはあり、こんなものが気持ち良いはずがないと憤る。そんな俺の認識を正すように腰が振られた。
「あ、あぁっ♡! ふっ……ん、あんっ♡!! 太くて熱くて、イっちゃいます♡♡」
抽挿の快感は全身を巡り、脳を侵す。次第に痛みが快感として認識され、叩きつけの度に喘ぎ声が漏れ出す。歯を食いしばって耐える俺を、ルルニアは光悦に見下ろした。
「ん……ふっ、良い声……ですね♡ 最初は嫌そうだったのに、気持ち……良さそうで……んんっ♡」
「くぅ!? んぁ!? 何で、こんな……ぐなっ!?」
「乳首を叩かれて感じちゃうんですか♡? 強く強くする度に、おちんちんが固くなってますよ♡? 性癖だけでなく身体を改造されて、もう元には戻れませんね♡♡」
嫌だ嫌だと抵抗するが、身体はイきたいイきたいと叫んでいる。そんな俺の心情を見透かし、ルルニアは腰を振る速度を上げた。尻尾の叩きつけにも緩急がつき、ついに快感しか認識しなくなった。
「グレイゼル、お顔がトロトロです♡♡ もう出したいですよね? 早く、出したいと言って下さい♡♡」
「……出し、たいぃぃ。……これ以上、頭……壊れ……る!?」
「じゃあ言って下さい♡ 私の不調を診て何を思ったんですか♡? 嘘を言っても……あぅん♡♡ すぐに分かります……から、ね♡♡」
俺の思考はとっくに溶けていた。何でもいいから射精がしたいと、早く痛みと快楽の狭間から抜け出したいと考えた。その果てに隠し続けていた答えを洩らしてしまった。
「────いるかも……しれないんだ! ルルニアの腹に、俺との子が!!」
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