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第百六十一話『戦いに備えて2』〇
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同意の頷きに合わせてルルニアは片足を持ち上げた。身体の柔らかさを利用してつま先を頭の方に持っていき、もう片方の足は下にまっすぐ伸ばした。股のワレメと尻が強調される姿勢で俺を誘ってきた。
「グレイゼルが大好きな足を余すことなく堪能できる姿勢でもありますね。ですが今回は後回し、本命は別にあります。どこか分かりますか?」
言いながらルルニアは手を下半身の方へと移動させた。
指で股の関節をなぞり、下にある尻の肉を持ち上げた。
「……今日から尻を使うってことか」
「旅の間は身体を綺麗にするのも限界がありましたが、お風呂に入れました。これ以上の機会はないと思いますが、どうでしょうか?」
時期的にもう妊娠中期に入る。今日から少しずつ膣内射精の頻度を減らしていき、尻を使った性行為に切り替えていこうとルルニアが言った。
「まずは膣内に出していただいて、溢れた精子を潤滑油として使います。最初は指で試して、徐々に太さの段階を踏んでいきましょう」
「徐々に……か、出会ったばかりを思い出すな」
「こんな時のためにとっておいた甲斐がありましたね。私はこの体勢のままでいるので、グレイゼルがされたいようにして構いません」
身体を好きにしていいと言われて滾らない男はいない。
俺はうつ伏せになり、無防備な股に顔を近づけていった。
右と左の親指でワレメを開き、舌で丹念に舐め回した。愛液を吸って唾液を足していると、膣口全体がほぐれて言い塩梅になってきた。
頃合いを見て膝立ちし、陰茎を手で握った。亀頭を膣口に当てて周辺をなぞり、ヌメリを潤沢に纏わせてからゆっくりと挿入を行った。
「……ん、あぅ。……グレイゼル、の、太い……です♡」
お腹の子の負担にならぬよう、一定の間隔で抽挿を行った。旅に出る前は毎晩激しく打ちつけていたため、これはこれで新鮮な気持ちになれた。
「どう……だ。ルルニアの方は……イけそう……か?」
「ん……少し、物足りない……ですね。でも……ふっ、グレイゼルの優しさを感じて、胸が温かく……なります。こういうのも悪く……なく……んぁ、ん♡」
「そろそろ……出るぞ。一緒に……合わせ……ぐっ!」
パチュパチュと静かな抽挿を行っていたが、限界がきた。
子宮内に出したい衝動を抑え、腰を少し引いて射精した。
「……ん♡ ……熱くて濃くて多くて、最高です……♡」
淫夢ばかりだったせいか、幸福感が凄かった。名残惜しさを感じて陰茎を抜くと、膣口から白濁した液が垂れた。進路上にはルルニアの尻の穴があった。
「……これでいつでも……いけます……ね」
俺はもう一度股の前に移動し、尻の穴に手を近づけた。
「それじゃあ、行くぞ」
「……いつでもどうぞ」
人差し指を出し、お尻の穴の表面をなぞった。精子の粘つきを全体に広げていき、第一関節だけを入れてみた。そして出して入れてを繰り返した。
「ん……ふっ、ん、きゅ……く、んぁっ」
吐息には苦しさが含まれていたが、気持ち良くないというわけではないようだ。「もっと奥に」とせがまれたため、第二関節まで押し込んでみた。
「ん……〝お〝ん!? ふ……ん〝ぁ〝んっ!?」
腸壁をなぞる形で指を動かすと、ルルニアの腰が跳ねた。俺は使っていない方の手で精液をかき寄せ、ヌメリを足すように尻の穴に入れていった。
出し入れの速度を上げると穴がキュッと締まった。あえて攻めを強めてやると、ルルニアは上げた足から手を離して顔を隠した。
「何で隠すんだ。性行為中の顔は互いに見慣れてるだろ」
「そう……です、けど。お尻をそんな風にされると、普段と違う感覚で……ひん!? さっきから表情が変で……ん〝!? 〝や〝めっ!?」
「夜も近いのにこの反応か。ルルニアは尻の穴が弱いんだな。今まで表面を舌で舐めるぐらいだったが、もっと早くこうしておくんだったな」
「は、ひぅ……! グレイゼル……奥が、ふぎゅっ!?」
乱れたルルニアの姿にエス的な本性が刺激された。抽挿の速度を上げていると足が跳ね、脛が俺の頬に当たった。ルルニアはイキながら謝るが、特に痛みはなかった。
「……自分から誘っておいて抵抗するのか。これはお仕置きだな」
持ち上がった足を捕まえ、表面を舌で舐めた。
同時に尻の穴も攻め、際限なく乱れさせてやった。
「あぅ……〝お〝ぉ〝っ!? ごれ……余韻が変で……〝う〝あっ♡!?」
「まだ根本にも達していないのに限界か? いずれは陰茎を全部挿れる予定なんだから、こんな早いうちから音を上げたら話にならないぞ?」
「ごめ……なさい。もっと強く……して、私のお尻をグレイゼルの物にして……下さい。前も後ろもすべて……精液で染め……〝ふ〝ぅ!?」
「そうだ。百年でも二百年でも、俺を一生忘れられない証を刻んでやる!」
宣言しながら人差し指を押し込み、一気に引き抜いた。力んだ状態から異物が急に抜かれ、ルルニアは目に戸惑いを浮かべながら絶頂した。
「────〝お!? 〝ふ〝ぅ♡♡!? 〝あ〝っ、ごれ……〝い〝き〝ゅ♡♡!!?」
足をガクガク震わせているのがエッチだった。お尻の穴は物欲しそうにヒクついており、次を求めているように見えた。俺は挿入したい欲求を抑え、陰茎をしごいて尻に精子を掛けた。
「次はもっと攻めてやるからな。覚悟しておけよ?」
穴の表面をイジりながら言うと、「ふぁい♡」と返事があった。
「グレイゼルが大好きな足を余すことなく堪能できる姿勢でもありますね。ですが今回は後回し、本命は別にあります。どこか分かりますか?」
言いながらルルニアは手を下半身の方へと移動させた。
指で股の関節をなぞり、下にある尻の肉を持ち上げた。
「……今日から尻を使うってことか」
「旅の間は身体を綺麗にするのも限界がありましたが、お風呂に入れました。これ以上の機会はないと思いますが、どうでしょうか?」
時期的にもう妊娠中期に入る。今日から少しずつ膣内射精の頻度を減らしていき、尻を使った性行為に切り替えていこうとルルニアが言った。
「まずは膣内に出していただいて、溢れた精子を潤滑油として使います。最初は指で試して、徐々に太さの段階を踏んでいきましょう」
「徐々に……か、出会ったばかりを思い出すな」
「こんな時のためにとっておいた甲斐がありましたね。私はこの体勢のままでいるので、グレイゼルがされたいようにして構いません」
身体を好きにしていいと言われて滾らない男はいない。
俺はうつ伏せになり、無防備な股に顔を近づけていった。
右と左の親指でワレメを開き、舌で丹念に舐め回した。愛液を吸って唾液を足していると、膣口全体がほぐれて言い塩梅になってきた。
頃合いを見て膝立ちし、陰茎を手で握った。亀頭を膣口に当てて周辺をなぞり、ヌメリを潤沢に纏わせてからゆっくりと挿入を行った。
「……ん、あぅ。……グレイゼル、の、太い……です♡」
お腹の子の負担にならぬよう、一定の間隔で抽挿を行った。旅に出る前は毎晩激しく打ちつけていたため、これはこれで新鮮な気持ちになれた。
「どう……だ。ルルニアの方は……イけそう……か?」
「ん……少し、物足りない……ですね。でも……ふっ、グレイゼルの優しさを感じて、胸が温かく……なります。こういうのも悪く……なく……んぁ、ん♡」
「そろそろ……出るぞ。一緒に……合わせ……ぐっ!」
パチュパチュと静かな抽挿を行っていたが、限界がきた。
子宮内に出したい衝動を抑え、腰を少し引いて射精した。
「……ん♡ ……熱くて濃くて多くて、最高です……♡」
淫夢ばかりだったせいか、幸福感が凄かった。名残惜しさを感じて陰茎を抜くと、膣口から白濁した液が垂れた。進路上にはルルニアの尻の穴があった。
「……これでいつでも……いけます……ね」
俺はもう一度股の前に移動し、尻の穴に手を近づけた。
「それじゃあ、行くぞ」
「……いつでもどうぞ」
人差し指を出し、お尻の穴の表面をなぞった。精子の粘つきを全体に広げていき、第一関節だけを入れてみた。そして出して入れてを繰り返した。
「ん……ふっ、ん、きゅ……く、んぁっ」
吐息には苦しさが含まれていたが、気持ち良くないというわけではないようだ。「もっと奥に」とせがまれたため、第二関節まで押し込んでみた。
「ん……〝お〝ん!? ふ……ん〝ぁ〝んっ!?」
腸壁をなぞる形で指を動かすと、ルルニアの腰が跳ねた。俺は使っていない方の手で精液をかき寄せ、ヌメリを足すように尻の穴に入れていった。
出し入れの速度を上げると穴がキュッと締まった。あえて攻めを強めてやると、ルルニアは上げた足から手を離して顔を隠した。
「何で隠すんだ。性行為中の顔は互いに見慣れてるだろ」
「そう……です、けど。お尻をそんな風にされると、普段と違う感覚で……ひん!? さっきから表情が変で……ん〝!? 〝や〝めっ!?」
「夜も近いのにこの反応か。ルルニアは尻の穴が弱いんだな。今まで表面を舌で舐めるぐらいだったが、もっと早くこうしておくんだったな」
「は、ひぅ……! グレイゼル……奥が、ふぎゅっ!?」
乱れたルルニアの姿にエス的な本性が刺激された。抽挿の速度を上げていると足が跳ね、脛が俺の頬に当たった。ルルニアはイキながら謝るが、特に痛みはなかった。
「……自分から誘っておいて抵抗するのか。これはお仕置きだな」
持ち上がった足を捕まえ、表面を舌で舐めた。
同時に尻の穴も攻め、際限なく乱れさせてやった。
「あぅ……〝お〝ぉ〝っ!? ごれ……余韻が変で……〝う〝あっ♡!?」
「まだ根本にも達していないのに限界か? いずれは陰茎を全部挿れる予定なんだから、こんな早いうちから音を上げたら話にならないぞ?」
「ごめ……なさい。もっと強く……して、私のお尻をグレイゼルの物にして……下さい。前も後ろもすべて……精液で染め……〝ふ〝ぅ!?」
「そうだ。百年でも二百年でも、俺を一生忘れられない証を刻んでやる!」
宣言しながら人差し指を押し込み、一気に引き抜いた。力んだ状態から異物が急に抜かれ、ルルニアは目に戸惑いを浮かべながら絶頂した。
「────〝お!? 〝ふ〝ぅ♡♡!? 〝あ〝っ、ごれ……〝い〝き〝ゅ♡♡!!?」
足をガクガク震わせているのがエッチだった。お尻の穴は物欲しそうにヒクついており、次を求めているように見えた。俺は挿入したい欲求を抑え、陰茎をしごいて尻に精子を掛けた。
「次はもっと攻めてやるからな。覚悟しておけよ?」
穴の表面をイジりながら言うと、「ふぁい♡」と返事があった。
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