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「これですか? 本当にエッチですね、レディ?」
「せ、先生」
唇を離されると唾液が糸を引く。
そのまま顎を捉えられると唇にキスをされてしまう。
「んっ」
舌が入って来て歯列をなぞられるとゾワリとする快感に襲われる。
「あっ……だめぇ……」
舌を絡め取られ吸われると甘い痺れが全身を駆け巡った。
「可愛いですよ」
唇が離れると銀色の橋がかかっているのが見えた。
「恥ずかしい」
顔を隠すと先生の笑い声が聞こえた。
「続きは、寝台で」
耳元で囁かれビクッと震える。
「あっ、ミセス先生」
そのまま唇を塞がれてしまった。
「んっ……ちゅっ……ふぁ」
口腔内を蹂躙される度に頭が真っ白になる程の快感に襲われる。
「はぁ……はぁ……せんせぃ……」
私の口を解放するとリリィは妖艶な笑みを浮かべていた。
「こんなに淫乱なのに、よく今まで我慢していましたね?」
「し、してないです、先生がこんな所で」
「いえいえ、可愛いお胸が揺れていますよ?」
そういいながら乳首を軽く弾かれるとビクビクと体が跳ね上がる。
「ひゃんっ」
「ふふ、敏感ですね」
「やっ!みないでぇ!」
「それは無理なお願いですね」
「せんせぇ!」
抗議しようとすると再び口を塞がれてしまう。
「んんっ!?」
「黙っていなさい」
「んんっ!んぅー!!」
口内を舌で蹂躙され、息苦しさに喘いでいると、下腹部に熱い塊を感じた。
「ん?」
「フッ、すまないね、君があまりにも煽情的だったからね」
ズボンのチャックが下ろされると雄々しい肉棒が顕になり顔に近づけられる。
むせ返る様なオスの匂いが鼻腔を支配する。
「臭い?」
首を左右に振る。
「それならよかった、お礼に此方も奉仕してあげようか?」
「そんな、私なんかが」
「それなら、やめるけど?」
そのまま立ち上がりそうになる先生に私は慌てて唇に咥えこんだ。
「ふふ、いい子だね」
頭を撫でられると気持ち良さに酔いしれる。
「んっ……ふぅ……」
懸命に奉仕をしていると、突如として喉奥に剛直が侵入してくる。
「んぐっ!?」
あまりの質量に咽るも一向に衰える様子はなく、逆に膨張していく一方だった。
「頑張りなさい、もう少し」
「んっ……んっ……」
涙目になりながらも懸命に舌を動かす。
すると漸く射精したようで口一杯に精液が広がる。
「ごっくんしなさい」
「んんっ!」
言われるまま嚥下すると、独特の味と粘り気が口の中に残った。
「よくできました」
頭をポンポンされると幸福感に包まれる。
「これからよろしくね」
「はい」
こうして私達の蜜月は始まったのであった。
「待って下さい、先生、えっ?」
「ふふ、可愛いね」
「可愛いよ、リアナ」
「はい、先生」
「そうだ、名前で呼んでよ」
「それは」
「ダメか?」
何処まで乙女なのか知らないが可愛さが半端ない。
「はい、リリィ先生」
そう言って唇を奪うとそのまま体重をかける。
ズンズンと私の膣内に入ってくるのは紛れもないミセス先生の怒張。
「あぁんっ」
「おおっ!」
二人同時に声を上げる。
ギュッと抱きつくと、ミセス先生の胸板に顔を埋める。
「あぁ……気持ちいいよ、レディ」
「私もです」
お互いに快楽を享受し合う。
グチュグチュという卑猥な音がバスルームに反響する。
「あんっ!あっ!」
「ふふ、可愛い声だ」
ミセス先生に耳元で囁かれるとゾクゾクする感覚に襲われてしまう。
「ミセス先生、ダメェ」
涙目になりながら懇願するが、全く聞き入れてもらえず逆に激しくなる。
「ダメなわけないだろう?」
そう言うと激しく動き始める。
「いやぁ!激しいぃ!壊れちゃうぅ!」
涙を流しながら悶えるが、一向に緩まる気配はない。
むしろどんどん加速していき、快感の波が押し寄せてくる。
ミセス先生の唇が重なり、舌同士が絡まりあう。
息継ぎをする暇もなく、口内を犯されていく。
「あむっ、はぁっ」
苦しくて口を離すがすぐに追いつかれて口づけられる。
酸欠状態になり頭がクラクラする。
それでもなお求めてくるように深く口づけられると脳髄が麻痺していくようだ。
舌と舌と絡ませながら唾液を交換する。
その間にも抽送運動は続き結合部からは愛液と精液が混ざったものが溢れ出していた。
そしてついに引き抜くとそのまま身体に暖かいものがかかっていく。
そのままシャワーをかけられて温めてくれる。
「おいで」
抱きついてくる彼女の頬にチュっと口づけをするとそのまま二人で湯船に浸かるのであった。
「ミセス先生、お母様になんて言ってくるんですか?」
「ん? そうですねぇ」
そのまま後ろから抱きしめられると
「君との婚約を認めてもらうって言いますよ?」
そういって耳にキスを落とした。
「えっ?」
驚いて振り向くと先生と目が合う。
「嫌ですか?」
寂しそうな顔をされてキュンとなったので慌てて否定した。
「いえ! 良いです! て言うか嬉しいです!」
「なら良かった」
ホッとしたように微笑むと再び抱きしめられる。
「でも……私なんかでいいんですか?」
不安げに訊ねると、先生は私の髪を優しく撫でながら答える。
「"なんか"じゃないよ。私は君だからいいんだ」
「でも……魔法がうまく使えなくて」
「それはこれからだよ。私も君となら上手くやっていけそうな気がする」
先生の言葉に胸が熱くなる。
彼は私の全てを受け入れてくれる。
「ありがとうございます」
お礼を言うと、先生は微笑んで私の唇に軽くキスをした。
「さて、そろそろ上がりましょうか。風邪をひいたら大変だ」
そう言って立ち上がり、私の手を引いて湯船から出た。
体を拭きながらバスルームの窓を見ると、外は既に暗くなっていた。
「夜遅くなりましたね」
「うん。でも明日は休みだ。ゆっくり休もう」
先生はそう言って私を優しく抱きしめる。
「はい……」
客室に案内されると、そこは豪華な寝室だった。
天蓋付きのベッドにシルクのシーツが敷かれている。
「ここが今日の君の部屋だよ」
「素敵です……!」
ベッドに飛び乗ると、ふかふかで気持ちよかった。
「君の部屋はいつでも使えるようにしておくよ。これからはここに住むんだからね」
「え!?」
驚いてベッドから転げ落ちそうになる。
「もちろん、私の隣の部屋だ」
「そ、そんな……!」
心臓がドキドキして止まらない。
憧れの先生と一つ屋根の下で暮らすなんて!
「嫌だった?」
「いいえ! とんでもないです!」
慌てて首を振ると、先生は安堵したように笑った。
「よかった。じゃあ、おやすみ」
「おやすみなさい、先生」
部屋を出ていく先生を見送りながら、幸せすぎて泣きそうになった。
「これからよろしくお願いします、ミセス先生……ううん、リリィ先生」
天蓋を見つめながら、私は新しい生活への期待で胸を膨らませた。
「ミセス先生? あっ、違う!」
「ん?」
慌てて口を塞ぐと、先生は優しく微笑んだ。
「いいんだよ。リリィって呼んでくれても」
「でも、王様ですから」
「ここではただの一人の男だよ。それに……」
先生は私の手を取り、自分の胸に押し当てる。
「心臓の音、聴こえる?」
確かに、力強い鼓動が伝わってきた。
「はい……」
「君のことを想うと、こんな風になるんだ」
先生はそう言って、私の頬にキスをした。優しい口づけに、胸が高鳴る。
「先生……」
「リリィって呼んで?」
先生の甘い声に促され、私は勇気を振り絞った。
「リ、リリィ……」
「うん」
満足そうに微笑む彼は、まるで少年のように無邪気な笑顔を浮かべていた。
「ありがとう、リアナ」
二人の影が重なり、唇が再び触れ合う。
今度は深く、長く、甘い口づけを交わした。
窓の外では、雪が静かに降り積もり、夜の帳が二人を包み込んでいた。
新しい日々の始まりを祝福するかのように、優しく、穏やかに。
こうして、私と先生――いや、リリィとの新しい暮らしが幕を開けた。
☆★☆
私は今、人生の岐路に立たされている。
なぜなら目の前にいるのは、あのミセス先生なのだ。
しかも、見たこともないほどに厳しい表情をしている。
まるで魔王軍の幹部とでも対峙しているかのようだ。
「先生、いったいどうしたんですか?」
「レディ、大事な話がある」
いつになく真面目な口調に、私は戸惑いを隠せない。
「はい?」
先生はソファに腰掛けると、私を隣に座らせた。
いつもの甘い雰囲気は微塵も感じられない。
「君との結婚が正式に決まった、今から1年後の話だ」
「えぇぇぇぇぇっ!?」
予想だにしていなかった宣告に、私は大声を上げてしまう。
「そんなこと急に言われても……!」
どうすればいいのか全くわからない。
頭の中が真っ白になる。
「せ、先生」
唇を離されると唾液が糸を引く。
そのまま顎を捉えられると唇にキスをされてしまう。
「んっ」
舌が入って来て歯列をなぞられるとゾワリとする快感に襲われる。
「あっ……だめぇ……」
舌を絡め取られ吸われると甘い痺れが全身を駆け巡った。
「可愛いですよ」
唇が離れると銀色の橋がかかっているのが見えた。
「恥ずかしい」
顔を隠すと先生の笑い声が聞こえた。
「続きは、寝台で」
耳元で囁かれビクッと震える。
「あっ、ミセス先生」
そのまま唇を塞がれてしまった。
「んっ……ちゅっ……ふぁ」
口腔内を蹂躙される度に頭が真っ白になる程の快感に襲われる。
「はぁ……はぁ……せんせぃ……」
私の口を解放するとリリィは妖艶な笑みを浮かべていた。
「こんなに淫乱なのに、よく今まで我慢していましたね?」
「し、してないです、先生がこんな所で」
「いえいえ、可愛いお胸が揺れていますよ?」
そういいながら乳首を軽く弾かれるとビクビクと体が跳ね上がる。
「ひゃんっ」
「ふふ、敏感ですね」
「やっ!みないでぇ!」
「それは無理なお願いですね」
「せんせぇ!」
抗議しようとすると再び口を塞がれてしまう。
「んんっ!?」
「黙っていなさい」
「んんっ!んぅー!!」
口内を舌で蹂躙され、息苦しさに喘いでいると、下腹部に熱い塊を感じた。
「ん?」
「フッ、すまないね、君があまりにも煽情的だったからね」
ズボンのチャックが下ろされると雄々しい肉棒が顕になり顔に近づけられる。
むせ返る様なオスの匂いが鼻腔を支配する。
「臭い?」
首を左右に振る。
「それならよかった、お礼に此方も奉仕してあげようか?」
「そんな、私なんかが」
「それなら、やめるけど?」
そのまま立ち上がりそうになる先生に私は慌てて唇に咥えこんだ。
「ふふ、いい子だね」
頭を撫でられると気持ち良さに酔いしれる。
「んっ……ふぅ……」
懸命に奉仕をしていると、突如として喉奥に剛直が侵入してくる。
「んぐっ!?」
あまりの質量に咽るも一向に衰える様子はなく、逆に膨張していく一方だった。
「頑張りなさい、もう少し」
「んっ……んっ……」
涙目になりながらも懸命に舌を動かす。
すると漸く射精したようで口一杯に精液が広がる。
「ごっくんしなさい」
「んんっ!」
言われるまま嚥下すると、独特の味と粘り気が口の中に残った。
「よくできました」
頭をポンポンされると幸福感に包まれる。
「これからよろしくね」
「はい」
こうして私達の蜜月は始まったのであった。
「待って下さい、先生、えっ?」
「ふふ、可愛いね」
「可愛いよ、リアナ」
「はい、先生」
「そうだ、名前で呼んでよ」
「それは」
「ダメか?」
何処まで乙女なのか知らないが可愛さが半端ない。
「はい、リリィ先生」
そう言って唇を奪うとそのまま体重をかける。
ズンズンと私の膣内に入ってくるのは紛れもないミセス先生の怒張。
「あぁんっ」
「おおっ!」
二人同時に声を上げる。
ギュッと抱きつくと、ミセス先生の胸板に顔を埋める。
「あぁ……気持ちいいよ、レディ」
「私もです」
お互いに快楽を享受し合う。
グチュグチュという卑猥な音がバスルームに反響する。
「あんっ!あっ!」
「ふふ、可愛い声だ」
ミセス先生に耳元で囁かれるとゾクゾクする感覚に襲われてしまう。
「ミセス先生、ダメェ」
涙目になりながら懇願するが、全く聞き入れてもらえず逆に激しくなる。
「ダメなわけないだろう?」
そう言うと激しく動き始める。
「いやぁ!激しいぃ!壊れちゃうぅ!」
涙を流しながら悶えるが、一向に緩まる気配はない。
むしろどんどん加速していき、快感の波が押し寄せてくる。
ミセス先生の唇が重なり、舌同士が絡まりあう。
息継ぎをする暇もなく、口内を犯されていく。
「あむっ、はぁっ」
苦しくて口を離すがすぐに追いつかれて口づけられる。
酸欠状態になり頭がクラクラする。
それでもなお求めてくるように深く口づけられると脳髄が麻痺していくようだ。
舌と舌と絡ませながら唾液を交換する。
その間にも抽送運動は続き結合部からは愛液と精液が混ざったものが溢れ出していた。
そしてついに引き抜くとそのまま身体に暖かいものがかかっていく。
そのままシャワーをかけられて温めてくれる。
「おいで」
抱きついてくる彼女の頬にチュっと口づけをするとそのまま二人で湯船に浸かるのであった。
「ミセス先生、お母様になんて言ってくるんですか?」
「ん? そうですねぇ」
そのまま後ろから抱きしめられると
「君との婚約を認めてもらうって言いますよ?」
そういって耳にキスを落とした。
「えっ?」
驚いて振り向くと先生と目が合う。
「嫌ですか?」
寂しそうな顔をされてキュンとなったので慌てて否定した。
「いえ! 良いです! て言うか嬉しいです!」
「なら良かった」
ホッとしたように微笑むと再び抱きしめられる。
「でも……私なんかでいいんですか?」
不安げに訊ねると、先生は私の髪を優しく撫でながら答える。
「"なんか"じゃないよ。私は君だからいいんだ」
「でも……魔法がうまく使えなくて」
「それはこれからだよ。私も君となら上手くやっていけそうな気がする」
先生の言葉に胸が熱くなる。
彼は私の全てを受け入れてくれる。
「ありがとうございます」
お礼を言うと、先生は微笑んで私の唇に軽くキスをした。
「さて、そろそろ上がりましょうか。風邪をひいたら大変だ」
そう言って立ち上がり、私の手を引いて湯船から出た。
体を拭きながらバスルームの窓を見ると、外は既に暗くなっていた。
「夜遅くなりましたね」
「うん。でも明日は休みだ。ゆっくり休もう」
先生はそう言って私を優しく抱きしめる。
「はい……」
客室に案内されると、そこは豪華な寝室だった。
天蓋付きのベッドにシルクのシーツが敷かれている。
「ここが今日の君の部屋だよ」
「素敵です……!」
ベッドに飛び乗ると、ふかふかで気持ちよかった。
「君の部屋はいつでも使えるようにしておくよ。これからはここに住むんだからね」
「え!?」
驚いてベッドから転げ落ちそうになる。
「もちろん、私の隣の部屋だ」
「そ、そんな……!」
心臓がドキドキして止まらない。
憧れの先生と一つ屋根の下で暮らすなんて!
「嫌だった?」
「いいえ! とんでもないです!」
慌てて首を振ると、先生は安堵したように笑った。
「よかった。じゃあ、おやすみ」
「おやすみなさい、先生」
部屋を出ていく先生を見送りながら、幸せすぎて泣きそうになった。
「これからよろしくお願いします、ミセス先生……ううん、リリィ先生」
天蓋を見つめながら、私は新しい生活への期待で胸を膨らませた。
「ミセス先生? あっ、違う!」
「ん?」
慌てて口を塞ぐと、先生は優しく微笑んだ。
「いいんだよ。リリィって呼んでくれても」
「でも、王様ですから」
「ここではただの一人の男だよ。それに……」
先生は私の手を取り、自分の胸に押し当てる。
「心臓の音、聴こえる?」
確かに、力強い鼓動が伝わってきた。
「はい……」
「君のことを想うと、こんな風になるんだ」
先生はそう言って、私の頬にキスをした。優しい口づけに、胸が高鳴る。
「先生……」
「リリィって呼んで?」
先生の甘い声に促され、私は勇気を振り絞った。
「リ、リリィ……」
「うん」
満足そうに微笑む彼は、まるで少年のように無邪気な笑顔を浮かべていた。
「ありがとう、リアナ」
二人の影が重なり、唇が再び触れ合う。
今度は深く、長く、甘い口づけを交わした。
窓の外では、雪が静かに降り積もり、夜の帳が二人を包み込んでいた。
新しい日々の始まりを祝福するかのように、優しく、穏やかに。
こうして、私と先生――いや、リリィとの新しい暮らしが幕を開けた。
☆★☆
私は今、人生の岐路に立たされている。
なぜなら目の前にいるのは、あのミセス先生なのだ。
しかも、見たこともないほどに厳しい表情をしている。
まるで魔王軍の幹部とでも対峙しているかのようだ。
「先生、いったいどうしたんですか?」
「レディ、大事な話がある」
いつになく真面目な口調に、私は戸惑いを隠せない。
「はい?」
先生はソファに腰掛けると、私を隣に座らせた。
いつもの甘い雰囲気は微塵も感じられない。
「君との結婚が正式に決まった、今から1年後の話だ」
「えぇぇぇぇぇっ!?」
予想だにしていなかった宣告に、私は大声を上げてしまう。
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どうすればいいのか全くわからない。
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