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「ちなみに、理由を聞こうか?」
「だって……」
「だって?」
「いきなり結婚なんて……私まだ、準備できてません!」
「準備とは?」
「心の整理とか、色々……」
しどろもどろになる私を見て、先生は深いため息をついた。
「レディ、結婚とは何だと思う?」
「え?」
「それは愛の誓いではない」
「……じゃあ、何ですか?」
「契約だ」
冷徹な声色に、思わず肩が震える。
「婚姻とは、互いの未来を共有する契約。それは恋人時代のような甘さではなく、より厳密で現実的なものとなる」
先生の言葉が突き刺さる。
確かにそうだ。
結婚というのは単なる恋愛の延長線上にあるものではない。
「そのためには、君も覚悟を決めなければならない」
「覚悟……」
重々しい空気が部屋に充満する。
先生の言葉は正論すぎて反論の余地もない。
「よって、今日から、1年は花嫁修行を受けてもらう」
「花嫁修行!?」
まさかの展開に目を丸くする。
「そうだ。王妃となるための作法、社交術、外交儀礼、すべてを完璧に習得してもらう」
そう言って、先生は分厚い冊子を取り出した。
表紙には『花嫁修行プログラム』と書かれている。
「えっと……これ全部ですか?」
「当然だ。一年しかないからな」
「一年で!?」
思わず絶句してしまう。
この分量をたった一年で?
「大丈夫だ。私が直接指導する」
「いや、それ逆にハードル上がってませんか?」
先生の指導といえば、相手に一切妥協しない徹底的なものだ。
それをフルコースで味わうと考えると……。
「君ならできる」
「そ、そうですかね……」
「ああ。だからこそ、私は君を選んだんだ」
不意に優しい笑顔を見せられて、胸が高鳴る。
「うぅ……わかりました」
こうして、私の過酷な一年間がスタートした。
初日の講義は『王族の食事マナー』から始まった。
「まず、ナイフとフォークの位置から始めようか」
「はい……」
「このナイフを左手で持ち上げて」
言われるままに左手でナイフを持ち上げると、先生が即座に指摘する。
「レディ、その持ち方は下品だ」
「え?」
「正しい持ち方は、こう」
先生が実演して見せる。
優雅で美しい手つきだ。
「なるほど……」
真似してみるものの、なかなか上手くいかない。
「腕の角度が甘い。もう一度」
「はい……」
何度も修正されながら、ようやく合格点をもらう。
「ふむ、やっと及第点だな」
「ありがとうございます……」
疲労困憊で机に突っ伏す。
「まだ序盤だぞ」
「はい……頑張ります……」
食事マナー、ダンス、言葉遣い、外国語、歴史、経済……。
覚えることは山ほどある。
「レディ、もう一度踊ってみようか?」
「はい……」
先生と手を取り合い、ダンスホールでステップを踏む。
「右足をもう少し大きく」
「はい!」
「回転するときは相手の動きを読んで」
「はい!」
「そこで手を添える」
「はい!」
「重心移動を意識して」
「はい!」
「もっと大胆に!」
「はい!」
息も絶え絶えになりながら、先生の指示に従う。
「なかなかの進歩だな。最初に比べたら別人のようだ」
「本当ですか!?」
「ああ。君の努力が実を結び始めている」
褒められたのが嬉しくて、頬が熱くなる。
「では、最後に締めくくりとして、もう一度最初からやってみようか」
「えっ、もう一度!?」
「もちろんだ。完璧を目指すのが私の流儀だからな」
地獄のレッスンはまだまだ続く……。
☆★☆
「ミセス先生、すみません、そろそろ学校の時間なんです」
そう言うと先生の顔が曇る。
「そうだったな……残念だが、今日はここまでだ」
珍しく名残惜しそうな顔をする先生を見て、私は胸が締め付けられる思いがした。
「先生、私必ず上達しますから、見守っていて下さいね?」
「ああ、君ならできると信じているよ」
そう言って優しく頭を撫でてくれる。
いつもなら喜びに満ちた瞬間だが、今日は別れの寂しさが先に立つ。
先生がスクールに行っている間にに休んで置こうと思い、ベットに横になると寝始めた。
☆★☆
辺りが暗くなりゆっくりと目を覚ます。
「いつの間にか寝ていたみたい」
そういいながらゆっくり起き上がるとため息を着く。
あれから先生は私を抱いてくれない。
もちろんあやしてくれるし、期待に答えようと私も努力しているのだ。
でも何かか語足りたない。
「愛されたいのに」
優しい顔なんて今の私には必要ない。
「死ぬほど辱められたいなんて言えないよ」
もっといじめてほしいなんてリリィには言えるわけがない。
「この気持ちは、何、辛い」
以前とは違う、彼は王であり私は婚約していて王妃候補なのだ。
「教師と生徒の方がまだ気楽だったな」
そう呟いても変わることはないのだ。
「怒られたい、めちゃくちゃにされたい」
これはいけない願望だろう。
彼は私に精一杯尽くしてくれているのだから、甘い感じがこれほど辛いと思わなかった。
「はぁ」
そうため息をついて起き上がる。
あれから魔力はコントロールできるようになっている。
だからその辺で、私が先生に注意されることもなくなっていた。
私はそのまま歩き出しテラスに出ると冷たい空気が心地よい。
「綺麗」
見上げれば満天の星空。
この世界にこんなにも美しいものがあったなんて知らなかった。
「星たちに嫉妬しちゃうぐらい、綺麗……」
手を伸ばしても届かないけれど、それでも必死に伸ばしてしまう。
まるで私自身のように思えた。
「私には決して手に入らないもの」
先生の愛情。
それが今一番欲しいものだった。
「先生……リリィ……」
小さく呟いてみる。
その名前を口にするだけで胸が熱くなる。
「先生を、リリィを私のものにしたい」
そう思いながら夜空を見上げていたら涙が溢れてきた。
「何してるんだい?」
驚いて振り返るとそこにはリリィが立っていた。
どうやら戻って来ていたらしい。
「リリィ……」
「泣いてるのかい?」
心配そうな顔で近づいてくる。
抱きしめられると彼の体温が伝わってきた。
「うん……」
「どうしたんだい? 話してくれないか?」
優しく頭を撫でてくれる。
でも今はそんな慰めすら辛かった。
「何も要らないの。ただ貴方にいじめられたいだけ」
「君は何を言っているんだ? 俺は充分に甘くしてるつもりだが?」
「そういう事じゃないの!」
私は必死になって訴える。
「リリィ、私をもっと苦しめて! 冷たくして! 苛めて! 私が悪い子だって叱って! そうでなければ私、私、狂っちゃう!!」
「……分かった」
「え?」
「だが条件がある」
リリィはそう言うと私の顎を持ち上げて無理やり顔を上げさせた。
そして耳元で囁くように言う。
「これから一生、俺から離れないと誓えるなら……望み通りにしてやる」
「誓う! 必ず!」
即答するとリリィは満足げに笑うとそのまま唇を奪ってきた。
舌を入れられて口内を舐め回される。
息苦しさに酸欠状態になった頃に解放された。
肩で息をしている私に向かって彼は言う。
「ならば早速試させてもらおうか?」
そう言って服の上から胸を揉まれる。
いつもより少し強く揉まれている気がして痛みを感じたがすぐに快感へと変わっていく。
「あっ、 あぁん」
もっとしてほしいと思って身を任せていると突然強く掴まれる。
「いたぁいっ!?」
思わず悲鳴を上げると手が離れて行った。
恐る恐る目を開けるとそこには鬼の形相をした彼がいたのだ。
「君は一体何を考えているんだ!? そろそろ怒るぞ?」
「ひっ」
恐怖で身体が固まってしまう。
そして再び掴まれたと思うと今度は爪を立てて抓られたのだ。
「痛いっ!?」
あまりの痛みに涙が出そうになる。
その反応を見て満足したのかようやく離してくれたのでホッとしていると今度は平手打ちされた。
バチーン!
大きな音と共に左頬が燃えるように熱くなる。
衝撃で口の中を噛んでしまい血の味がした。
「たくお前は、俺にどうして欲しいんだよ?」
最近気づいたことなのだが、リリィは普段自分の事を私と言う。
しかし、たまに明らかに俺と言う時がある。
「俺様のリリィの方が私は好き」
「はっきり言って不愉快なんだけど?」
「え?」
「人の趣味嗜好にケチをつけるつもりはないがな」
「あ」
「先生? だから、いつまで茶番するの? もう寝ますよ? 私は貴女より疲れているのですよ?」
「すみません、ついつい、本音を」
「おやおや、レディは意地悪されて喜ぶタイプでしたか? じゃあ今度からはもっと意地悪しましょうか?」
そう言いながらも優しく頭を撫でてくれる。
その手がとても心地よくて思わず擦り寄ってしまう。
「だって……」
「だって?」
「いきなり結婚なんて……私まだ、準備できてません!」
「準備とは?」
「心の整理とか、色々……」
しどろもどろになる私を見て、先生は深いため息をついた。
「レディ、結婚とは何だと思う?」
「え?」
「それは愛の誓いではない」
「……じゃあ、何ですか?」
「契約だ」
冷徹な声色に、思わず肩が震える。
「婚姻とは、互いの未来を共有する契約。それは恋人時代のような甘さではなく、より厳密で現実的なものとなる」
先生の言葉が突き刺さる。
確かにそうだ。
結婚というのは単なる恋愛の延長線上にあるものではない。
「そのためには、君も覚悟を決めなければならない」
「覚悟……」
重々しい空気が部屋に充満する。
先生の言葉は正論すぎて反論の余地もない。
「よって、今日から、1年は花嫁修行を受けてもらう」
「花嫁修行!?」
まさかの展開に目を丸くする。
「そうだ。王妃となるための作法、社交術、外交儀礼、すべてを完璧に習得してもらう」
そう言って、先生は分厚い冊子を取り出した。
表紙には『花嫁修行プログラム』と書かれている。
「えっと……これ全部ですか?」
「当然だ。一年しかないからな」
「一年で!?」
思わず絶句してしまう。
この分量をたった一年で?
「大丈夫だ。私が直接指導する」
「いや、それ逆にハードル上がってませんか?」
先生の指導といえば、相手に一切妥協しない徹底的なものだ。
それをフルコースで味わうと考えると……。
「君ならできる」
「そ、そうですかね……」
「ああ。だからこそ、私は君を選んだんだ」
不意に優しい笑顔を見せられて、胸が高鳴る。
「うぅ……わかりました」
こうして、私の過酷な一年間がスタートした。
初日の講義は『王族の食事マナー』から始まった。
「まず、ナイフとフォークの位置から始めようか」
「はい……」
「このナイフを左手で持ち上げて」
言われるままに左手でナイフを持ち上げると、先生が即座に指摘する。
「レディ、その持ち方は下品だ」
「え?」
「正しい持ち方は、こう」
先生が実演して見せる。
優雅で美しい手つきだ。
「なるほど……」
真似してみるものの、なかなか上手くいかない。
「腕の角度が甘い。もう一度」
「はい……」
何度も修正されながら、ようやく合格点をもらう。
「ふむ、やっと及第点だな」
「ありがとうございます……」
疲労困憊で机に突っ伏す。
「まだ序盤だぞ」
「はい……頑張ります……」
食事マナー、ダンス、言葉遣い、外国語、歴史、経済……。
覚えることは山ほどある。
「レディ、もう一度踊ってみようか?」
「はい……」
先生と手を取り合い、ダンスホールでステップを踏む。
「右足をもう少し大きく」
「はい!」
「回転するときは相手の動きを読んで」
「はい!」
「そこで手を添える」
「はい!」
「重心移動を意識して」
「はい!」
「もっと大胆に!」
「はい!」
息も絶え絶えになりながら、先生の指示に従う。
「なかなかの進歩だな。最初に比べたら別人のようだ」
「本当ですか!?」
「ああ。君の努力が実を結び始めている」
褒められたのが嬉しくて、頬が熱くなる。
「では、最後に締めくくりとして、もう一度最初からやってみようか」
「えっ、もう一度!?」
「もちろんだ。完璧を目指すのが私の流儀だからな」
地獄のレッスンはまだまだ続く……。
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「ミセス先生、すみません、そろそろ学校の時間なんです」
そう言うと先生の顔が曇る。
「そうだったな……残念だが、今日はここまでだ」
珍しく名残惜しそうな顔をする先生を見て、私は胸が締め付けられる思いがした。
「先生、私必ず上達しますから、見守っていて下さいね?」
「ああ、君ならできると信じているよ」
そう言って優しく頭を撫でてくれる。
いつもなら喜びに満ちた瞬間だが、今日は別れの寂しさが先に立つ。
先生がスクールに行っている間にに休んで置こうと思い、ベットに横になると寝始めた。
☆★☆
辺りが暗くなりゆっくりと目を覚ます。
「いつの間にか寝ていたみたい」
そういいながらゆっくり起き上がるとため息を着く。
あれから先生は私を抱いてくれない。
もちろんあやしてくれるし、期待に答えようと私も努力しているのだ。
でも何かか語足りたない。
「愛されたいのに」
優しい顔なんて今の私には必要ない。
「死ぬほど辱められたいなんて言えないよ」
もっといじめてほしいなんてリリィには言えるわけがない。
「この気持ちは、何、辛い」
以前とは違う、彼は王であり私は婚約していて王妃候補なのだ。
「教師と生徒の方がまだ気楽だったな」
そう呟いても変わることはないのだ。
「怒られたい、めちゃくちゃにされたい」
これはいけない願望だろう。
彼は私に精一杯尽くしてくれているのだから、甘い感じがこれほど辛いと思わなかった。
「はぁ」
そうため息をついて起き上がる。
あれから魔力はコントロールできるようになっている。
だからその辺で、私が先生に注意されることもなくなっていた。
私はそのまま歩き出しテラスに出ると冷たい空気が心地よい。
「綺麗」
見上げれば満天の星空。
この世界にこんなにも美しいものがあったなんて知らなかった。
「星たちに嫉妬しちゃうぐらい、綺麗……」
手を伸ばしても届かないけれど、それでも必死に伸ばしてしまう。
まるで私自身のように思えた。
「私には決して手に入らないもの」
先生の愛情。
それが今一番欲しいものだった。
「先生……リリィ……」
小さく呟いてみる。
その名前を口にするだけで胸が熱くなる。
「先生を、リリィを私のものにしたい」
そう思いながら夜空を見上げていたら涙が溢れてきた。
「何してるんだい?」
驚いて振り返るとそこにはリリィが立っていた。
どうやら戻って来ていたらしい。
「リリィ……」
「泣いてるのかい?」
心配そうな顔で近づいてくる。
抱きしめられると彼の体温が伝わってきた。
「うん……」
「どうしたんだい? 話してくれないか?」
優しく頭を撫でてくれる。
でも今はそんな慰めすら辛かった。
「何も要らないの。ただ貴方にいじめられたいだけ」
「君は何を言っているんだ? 俺は充分に甘くしてるつもりだが?」
「そういう事じゃないの!」
私は必死になって訴える。
「リリィ、私をもっと苦しめて! 冷たくして! 苛めて! 私が悪い子だって叱って! そうでなければ私、私、狂っちゃう!!」
「……分かった」
「え?」
「だが条件がある」
リリィはそう言うと私の顎を持ち上げて無理やり顔を上げさせた。
そして耳元で囁くように言う。
「これから一生、俺から離れないと誓えるなら……望み通りにしてやる」
「誓う! 必ず!」
即答するとリリィは満足げに笑うとそのまま唇を奪ってきた。
舌を入れられて口内を舐め回される。
息苦しさに酸欠状態になった頃に解放された。
肩で息をしている私に向かって彼は言う。
「ならば早速試させてもらおうか?」
そう言って服の上から胸を揉まれる。
いつもより少し強く揉まれている気がして痛みを感じたがすぐに快感へと変わっていく。
「あっ、 あぁん」
もっとしてほしいと思って身を任せていると突然強く掴まれる。
「いたぁいっ!?」
思わず悲鳴を上げると手が離れて行った。
恐る恐る目を開けるとそこには鬼の形相をした彼がいたのだ。
「君は一体何を考えているんだ!? そろそろ怒るぞ?」
「ひっ」
恐怖で身体が固まってしまう。
そして再び掴まれたと思うと今度は爪を立てて抓られたのだ。
「痛いっ!?」
あまりの痛みに涙が出そうになる。
その反応を見て満足したのかようやく離してくれたのでホッとしていると今度は平手打ちされた。
バチーン!
大きな音と共に左頬が燃えるように熱くなる。
衝撃で口の中を噛んでしまい血の味がした。
「たくお前は、俺にどうして欲しいんだよ?」
最近気づいたことなのだが、リリィは普段自分の事を私と言う。
しかし、たまに明らかに俺と言う時がある。
「俺様のリリィの方が私は好き」
「はっきり言って不愉快なんだけど?」
「え?」
「人の趣味嗜好にケチをつけるつもりはないがな」
「あ」
「先生? だから、いつまで茶番するの? もう寝ますよ? 私は貴女より疲れているのですよ?」
「すみません、ついつい、本音を」
「おやおや、レディは意地悪されて喜ぶタイプでしたか? じゃあ今度からはもっと意地悪しましょうか?」
そう言いながらも優しく頭を撫でてくれる。
その手がとても心地よくて思わず擦り寄ってしまう。
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