氷の魔法使いは愛されたくて

sweetheart

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「いいの、意地悪、する? リリィ?」
「ふふ、可愛いよ、でも約束は守ってもらおうかな?」
「リリィ、ごめんなさい、私」
「さて、寝室に行こうか、レディ? 今日も可愛がってあげようね?」

そう言われて手を引かれるまま歩き出す。
これからされるであろう事を想像すると下半身が疼いて仕方がない。

「あぁ、リリィ……」
「ん? どうした?」
「もっと苛めて? 私が悪い子だって言って?」
「まったく仕方のない子だね、君は」

そう言うと唇を奪われる。
舌を絡ませ合い唾液を交換し合ったあと、ゆっくりと離れていく。
お互いの唇の間に銀色の橋ができていた。

「ふふ、これで少しは大人しくなったかな?」
「うん、ありがとう」
「でも、まだ足りないだろう?」
「うん」
「それじゃあ、続きをしようか?」

そう言って私の手を引いて寝室へと向かう。

「ああ……」

これからの事を考えると胸が高鳴って仕方がない。
私はこれから最高に幸せになれるのだ。
そう思うと自然と笑みがこぼれてしまう。

「ん? どうした?」
「ううん、なんでもないよ?」

そう答えると不思議そうな顔をされたけど気にせず歩き続ける。
そしてようやく寝室に辿り着いたところで振り返る。
そこにはいつもと変わらない彼の姿があった。
でも、今の私には違って見える。

「おいで、リアナ」

優しく微笑みながら両手を広げてくれる彼を見て思わず飛びついてしまう。
しっかりと受け止めてくれるとそのまま抱き上げられベッドへと連れていかれる。

「さあ、始めようか」
「うん、来て」

そう言うと私の上に覆い被さってきた。
顔が近づいてきてキスされると思った瞬間唇を塞がれた。
そしてそのまま押し倒されてしまう。
いつものように胸を揉まれると同時に股間にも手が伸びてきて刺激される。
そのたびに甘い声が漏れ出てしまうが我慢しようと努力するもののすぐに無駄だと思い知らされることになる。
何故なら、彼の舌が口内に入ってきて私の舌を絡め取ってきたからだ。
まるで蛇のように動くそれに翻弄されてしまい頭がボーっとしてくる。

「んっ……はぁ……あん、 ああん、 やぁん」

いつの間にか服を脱がされて全裸になっていた。
そしてそのままベッドの上に寝かされると足を開かされる。
その瞬間、秘所に彼のものが宛がわれると一気に貫かれたのだ。

「ひゃうん!?」

あまりの衝撃に一瞬意識が飛んでしまったようだ。
気づいた時には既に何度か往復を繰り返しており、さらには胸にまで手を伸ばしてきて強く握り潰されてしまう。

「あ゛あ゛あ゛っ! イグゥッ!  イッぢゃうっ! あ゛っ!? あ゛ぁっ!?」

ビクンっと大きく仰け反ると絶頂を迎えてしまうがそれでも容赦なく攻め立てられる。

「イキっぱなし!?」
「やめて、リリィ! 止めて、お願い!」
「嫌だと言ったら?」
「壊れちゃう! 気持ち良すぎて死んじゃう!」
「それは困るな、だが、君が望んだことだろう?」
「あぁっ! ああっ! あん、あん、あんっ、ダメッ! また来るっ! 来ちゃうっ! あ゛っ!? あ゛あ゛あ゛っ!?」

再び絶頂を迎えると同時に大量の潮を吹き出してしまった。
それと同時に彼も果てたようで熱い精液が注ぎ込まれてくる感覚に身を震わせる。
ようやく終わったかと思って油断していたところに再び抽挿が始まったのだった。

「なんでっ!? もう無理だよ!」
「まだまだこれからだよ、ほら、頑張ろうか?」
「あ゛あ゛っ!? 奥っ! 子宮口突かれてるっ!」

激しいピストン運動によって子宮口をノックされてしまい強烈な快感に襲われる。
意識が飛びそうになる寸前で引き抜かれると今度はバックから突かれる。

「はぁん! 後ろからも凄いよ!」
「好きにさせてくれないからな」
「好きにしていいよ? 私はリリィのものだもん!」
「ふっ、可愛い奴め」
「んっ! 奥まで届いてるよ!」
「そろそろ限界かな?」

そういいながら指を降ると今度はリアナの身体が熱くなる。

「これって先生の魔法? こんなのヤダ」

強制的に感度が上がっているのがわかる。

「知ってた? 状態異常ってこういう使い道もあるんだよ? お前は何度イケるかな?」

そういいながら抽挿を始めた途端、一気に絶頂へと導かれてしまう。
しかし、それで終わりではない。
絶頂に至った後もずっと身体に快感を与えられ続けているのだ。

「ひっ、ひっ、ひぃぃっ!」
「まだ三回しかイッてないな?」
「お願い、もう無理だよぉ」
「ダメだよ、俺はまだ一回しかイってないからね?」

そう言ってピストン運動を再開する。
今度は最初から全力疾走だ。
あまりの激しさに意識が遠退きそうになるが、その度に強制的に覚醒させられる。

「あ゛あ゛あ゛っ!?」

まただ、また何かくる。
そう思った瞬間には既に遅く絶頂を迎えてしまっていた。
今度は潮ではなく尿道から直接流れ出た小便が吹き出してしまう。
それすらも快感として拾ってしまう自分に愕然としていると不意にリリィが動きを止めた。

「ふむ、流石に体力の限界かな?」
「はぁ……はぁ……ごめんなさい……」
「謝る必要はないさ、よく頑張ったね?」

優しく頭を撫でられるだけで幸福感に包まれる。
こんなにも幸せな気持ちになれるなんて思いもしなかった。

「ありがとう……」
「そういえば、リアナ、少し聞きたいことがあるのだった」
「ん? なぁに?」
「お前は俺にあんな言い方をするのか?」

あんなっとはどんなだろうと思い思い出す。
そう、先程テラスで自分の言った発言に青ざめて行く。

「お前は、俺の何?」
「婚約者です、リリィ」
「で、婚約者のお前は俺がせっかく、花嫁修行していたというのに……あんな態度なわけね」
「違うの!」

そう叫んだ瞬間頬に激痛が走る。
見ればリリィがお尻を平手で打ちすえていたのでした。

「や、怒らないで」
「変態、叩かれてこんなに溢れてくるのに……なんでお前は言葉攻めが好きなんだ?」
「違うの! だって」
「俺に叩かれて喜ぶならもっと苛めてあげる」

そういいながら叩かれ続けて私は意識を失ってしまいました。

「逃げるんじゃない」
「はい、ごめんなさい」

あれからどれくらい時間が経ったのでしょうか?
気がつくと私は全裸のまま拘束されていました。
そして目の前には仁王立ちしているリリィがいます。

「少し本気で教えこもうかな?」
「リリィ! 殺さないで、お願い! 意地悪、意地悪がよかったの、でもリリィはいつもの優しい顔だったの……私を虐めてくれてなかった! 怒ってくれてなかった! それが悲しかった! 怒って欲しかった、苛められたかった! それだけ!」

私の懇願に対してリリィは黙ったままだ。
そしてゆっくりと近づいてくると私の首筋に顔を近づけて来たかと思うと優しく噛みついてきたのでした。

「ひぅっ!?」

甘噛み程度の痛みしか与えられなかったにも関わらず、私は身体をビクンっと震わせる。

そのまま耳元に口を寄せられ囁かれる。

「可愛いなぁ」
「ぁうっ!?」
「君は本当に可愛いね、レディ」
「んっ!?」

今度は反対側の耳を責められる。
舌先で擽るように舐められて頭が蕩けてしまいそうになる。
そのまま首筋を伝って鎖骨の辺りに吸い付かれるとチリッとした痛みを感じた。
おそらくキスマークをつけられたのだろう。
それだけでも十分気持ちが良い筈なのに更なる追撃が行われたのだ。
両方の胸の先端部分を同時に強く引っ張られたかと思うとそのまま捻るように弄ばれてしまい、その都度電流が流れるような衝撃が走った。

「あ゛っ!? あ゛あ゛あ゛っ!?」

あまりの快楽に悶えていると唐突に乳首を甘噛みされた。
その刺激により軽く達してしまったようだ。

「ふふ、可愛い声を出すじゃないか?
でも勝手にいってはだめだよ」
「あっ! あんっ、もう、もういきたいっ! いかせてぇ!」

必死に懇願するが聞き入れて貰えないどころか更に激しく責め立てられる。
何度も何度も絶頂を迎えさせられた後、ようやく開放された時には息も絶え絶えとなっていた。

「はぁ……はぁ……」
「さて、次はどうしようか?」

そう言って妖しく微笑む彼を見て背筋が凍りついたのだった。

「さぁ、そろそろいい具合になってきたかな?」
「ひっ!?」

そう言いながらお腹の辺りを撫でられる。
それだけでも感じる程に敏感になっているのが分かった。
そのまま指が下へ降りていき割れ目をなぞられる。
割れ目をなぞられているだけなのにどんどん潤っていくのがわかった。
そしてついに最も敏感な部分へと指が到達した瞬間、これまで以上の快感に襲われたのだ。
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