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十一話
心残り
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「ベル?どうしたんだ?」
『大変…!クーが捕まってしまったわ…』
「クー?何の話、あ、おい!」
ベルは焦ったように立ち上がり、途中で崩れ落ちる。そのガクリと人形の糸が切れるような倒れ方に俺は慌てて助け起こすのだった。
「ベル、大丈夫、…!」
そして気付いた。
「あんた…これ、」
ふさふさの白い毛で覆われていて気付かなかったが、ベルはかなり衰弱していた。呼吸は浅く、手足もやせ細り、胴はしばらく何も食べられてないのかへこんでしまっている。今にも目を閉じて深い眠りについてしまいそうなベルの姿に俺は信じられない気持ちになった。
(こんな体でどうやって動いていたんだ…)
今はともかく、バードショーでは数々の芸を見せ、愛くるしい仕草で観客を魅了していた。あの軽やかな動きはこんな弱った体ではできっこないはず。奇跡が起きたとしか思えなかった。
(…いや、違う)
奇跡なんかじゃない。ベルはショーに来た子供達を少しでも笑顔にしたくて無理をしていたのだ。それこそ身を削るほどの無理をして…
「ベル…」
ぎゅっとベルを抱く腕に力を込めれば、白い前足が優しく触れてくる。
『ライ、そんな顔をしないで。この体も二十年近く生きているから…自然の摂理よ。少し体が重いだけで痛みもないし、死に向かうのは慣れているから、平気』
「死に向かうって…あんたは今まで何度も生まれ変わってるんだし、次も…移れるんだよな?」
『いいえ、今回が九つ目の魂だから、きっとこれで最後』
「なっ…」
『言ったでしょう。猫は九つの魂を持ってると…つまり十回目はないのよ。もし万が一どこかで生まれ変わる事があったとしてもきっとそれは私ではなくなっている…。でもそれでいいのよ。私はこれまでの人生に満足しているし、後悔のないように九つ目の魂を生きた。こんな風に心積もりをして生きられるなんてとても贅沢な事よ。これ以上求めたらバチが当たってしまうわ』
満足していると呟くベルは弱っているわりに悲しんでいる様子はなかった。きっと全て本心なのだろう。
「本当に、いいのか…」
俺が呟くように言うとベルは腕の中でゆっくりと瞬きする。
『ええ、私自身にはもう後悔はないわ。ただね、優しいあなたにこれを言うのは卑怯なのだけど…最後の最後に心残りができてしまって…』
「心残り?」
ベルは重そうに顔を上げて、動物園の中央部の方を見た。中央部では消防と幻獣が衝突している、まさかと思った。
『私の可愛い坊や…クーが捕まってしまった。このまま人間達に連れていかれたらあの子は殺されてしまう。どうにかして助けなければいけないのに…私はこの通り…使い物にならない』
ベルが腕の中で身動いだ。ベルにとっての精一杯がこんなにも弱々しいのかと胸が苦しくなる。俺はその軽すぎる体を抱きしめて、脳内に浮かんだ一つの答えを囁いた。
「園内で暴れてる幻獣が…“クー"なんだな」
『ええ、少し前に拾った子で、根は素直で優しい子なのだけど…私がもう長くないとわかって、錯乱しているの。何度言っても聞く耳を持ってくれない』
“人間の部隊に追い回されても園内に留まっているし…何か大事なものでもあるのかもしれんな”
フィンの言葉を思い出し、なるほどなと思った。
(幻獣はベルの事で暴れていて…、逆にベルはその幻獣を守ろうとしていた…)
今回の幻獣がやけに多才で謎に包まれていると思えば、ベルと幻獣の二匹が複雑に絡み合って関わっていたらしい。どうりで正体が掴めないわけだ。
『お願い、ライ。無茶を言っているのは百も承知よ。でも、私はあなたに頼むことしかできない…。私の人生の最後を明るく照らしてくれたあの子を、クーを助けて…』
「ベル…」
「ふぁーあ…、なんかとんでもねえタイミングで起こされちまったなぁ」
突然の肉声に驚いて横を向けば、銀色の耳と尻尾を残した状態のソルが、胡座をかいて欠伸していた。
「ソル?!」
「ったく、あー…酒もまだ残ってて頭痛えってのに…狼の野郎、急に意識を引っ込めやがって…」
ソルはぶつくさ文句を言いながら俺の手からパーカーを奪いとった。それに腕を通しながら呆気に取られている俺に尋ねてくる。
「でぇ?話は裏で何となく聞いてたが、その捕まった幻獣とやらを助けに行くって事でいいのか?」
「…ああ、幻獣は助ける」
『ライ…!本当?!』
ベルが潤んだ瞳で見つめてくる。俺はそれに頷いて返した。
「ああ、例の幻獣…クーの事は元々気になっていたし、ソル達を助けてもらった恩もある…俺に任せてくれ」
『ライ…、ありがとう…』
「よーし!ならとっとと行こうぜ!」
「いや、行くのは俺だけだ。あんたはベルとここで残ってくれ」
「はぁーッ!??」
ソルは俺から突然ベルを託され、それを壊れ物のように抱きながら、キレ気味に睨み付けてくる。
「一人で行くって…てめえ正気か??」
「正気だよ。あんたの首にはGPSがついてるし、今は人払いの効果でなんとかなってるが、ガラスハウスからでた瞬間捕まっちまうと思う。次に隊員と遭遇したら…下手したらその場で処分される事もありえるし、あんたを連れていく事はできねえ」
「…一人でどうする気だよ?不死身野郎は呼ぶのか?」
「フィンも呼ばない。消防にこれ以上あんた達の能力を見せるわけにはいかねえし…俺が一人で行って、セツを説得する」
「説得だぁ?あのクソ脳筋ゴリラ公務員サマが説得されたぐらいで自分の意見曲げるわけねえだろが!ルール守る事が快感の思考停止オナニー野郎共だぜ?!ンなまどろっこしい事しねえで、ささーっと攫っちまえよ!」
「クーは取り返せるかもしれないが…あんたの首輪はどうするんだ?」
「…!」
ソルの首輪には毒が仕込まれている。遠隔で操作できると言っていたしこれ以上消防を刺激すれば無条件で毒を使われてしまうかもしれない。
(ぶっちゃけソルに首輪がつけられた時点で俺達が強行手段に出る手はなくなってる)
逃げることも、力で訴える事もできない。自分が人質になっていると気付いたソルは一気に静かになった。
「わかったか?あんたとクーの両方を助けるには…セツを説得するしかないんだ」
「…」
「大丈夫だ。今回の相手はセツ達“人間"が相手だし、俺一人で行っても殺される事はねえからさ、心配いらねえよ」
「けっ!」
ソルは不満げに鼻を鳴らしそっぽを向く。
「…誰が腕力ゴリラのてめえなんか心配するか!そんなに会いたいならゴリラ同士乳繰り合ってろよ!オレはもー知らねえからなぁ!」
「ああ、言われなくてもそうする」
強がるような言葉に俺はあえて冷たく返して出入り口に向かった。さっきは扉の位置がわからなかったのに今はどちらに向かえばいいのか自然と分かる。これが人払いの力かと感心しながら俺はガラスハウスを後にした。
『ライと喧嘩しちゃダメよ』
ソルの腕で丸くなっていたベルが軽く爪を立てた。いてて、と悲鳴をあげるがソルはその体を放り投げようとはせず、壊れ物のように抱いたまま「何しやがる!」と訴える。
『せっかく仲直りした所なんだから茶々入れないの』
「ンなもん入れてねえ!つーかてめえ、弱ってんだから無駄に動くんじゃ、イテテテ!うおぉい!」
『弱ってようが子供が悪いことをしたら叱るものよ。それが親の愛ってものですから。さあ、約束して。ライに次会ったら“酷いこと言ってごめんなさい"、“すごく心配していたよ、大好き"って言って謝るの。できるわね?』
「アアッ?!てめえそれっどんなキャラ変だッ?!キモすぎて寒気が…イデデッわかった、わかった!ちゃんと仲良くすっから!だから引っ掻くの止めろッ!!腕の皮が剥がれるぅッ!!」
『わかればいいのよ、可愛い坊や』
「チッ、クソがぁ…」
いつからてめえはオレの母ちゃんになりやがった、とぼやいてから、ふと、ソルは真剣な表情になった。
「なあ、ベル」
『なんでしょう』
「…オレは今回、クソの役にも立たねえ足手まといでしかねえがよぉ…オレらなら、少しはマシになると思うんだが、てめえはどう思う?」
『…文殊の知恵ね』
「おう」
『詳しく聞かせてくれる?』
二人はライが去った方角を見つめ、そして内緒話をするように顔を近づけるのだった。
***
『大変…!クーが捕まってしまったわ…』
「クー?何の話、あ、おい!」
ベルは焦ったように立ち上がり、途中で崩れ落ちる。そのガクリと人形の糸が切れるような倒れ方に俺は慌てて助け起こすのだった。
「ベル、大丈夫、…!」
そして気付いた。
「あんた…これ、」
ふさふさの白い毛で覆われていて気付かなかったが、ベルはかなり衰弱していた。呼吸は浅く、手足もやせ細り、胴はしばらく何も食べられてないのかへこんでしまっている。今にも目を閉じて深い眠りについてしまいそうなベルの姿に俺は信じられない気持ちになった。
(こんな体でどうやって動いていたんだ…)
今はともかく、バードショーでは数々の芸を見せ、愛くるしい仕草で観客を魅了していた。あの軽やかな動きはこんな弱った体ではできっこないはず。奇跡が起きたとしか思えなかった。
(…いや、違う)
奇跡なんかじゃない。ベルはショーに来た子供達を少しでも笑顔にしたくて無理をしていたのだ。それこそ身を削るほどの無理をして…
「ベル…」
ぎゅっとベルを抱く腕に力を込めれば、白い前足が優しく触れてくる。
『ライ、そんな顔をしないで。この体も二十年近く生きているから…自然の摂理よ。少し体が重いだけで痛みもないし、死に向かうのは慣れているから、平気』
「死に向かうって…あんたは今まで何度も生まれ変わってるんだし、次も…移れるんだよな?」
『いいえ、今回が九つ目の魂だから、きっとこれで最後』
「なっ…」
『言ったでしょう。猫は九つの魂を持ってると…つまり十回目はないのよ。もし万が一どこかで生まれ変わる事があったとしてもきっとそれは私ではなくなっている…。でもそれでいいのよ。私はこれまでの人生に満足しているし、後悔のないように九つ目の魂を生きた。こんな風に心積もりをして生きられるなんてとても贅沢な事よ。これ以上求めたらバチが当たってしまうわ』
満足していると呟くベルは弱っているわりに悲しんでいる様子はなかった。きっと全て本心なのだろう。
「本当に、いいのか…」
俺が呟くように言うとベルは腕の中でゆっくりと瞬きする。
『ええ、私自身にはもう後悔はないわ。ただね、優しいあなたにこれを言うのは卑怯なのだけど…最後の最後に心残りができてしまって…』
「心残り?」
ベルは重そうに顔を上げて、動物園の中央部の方を見た。中央部では消防と幻獣が衝突している、まさかと思った。
『私の可愛い坊や…クーが捕まってしまった。このまま人間達に連れていかれたらあの子は殺されてしまう。どうにかして助けなければいけないのに…私はこの通り…使い物にならない』
ベルが腕の中で身動いだ。ベルにとっての精一杯がこんなにも弱々しいのかと胸が苦しくなる。俺はその軽すぎる体を抱きしめて、脳内に浮かんだ一つの答えを囁いた。
「園内で暴れてる幻獣が…“クー"なんだな」
『ええ、少し前に拾った子で、根は素直で優しい子なのだけど…私がもう長くないとわかって、錯乱しているの。何度言っても聞く耳を持ってくれない』
“人間の部隊に追い回されても園内に留まっているし…何か大事なものでもあるのかもしれんな”
フィンの言葉を思い出し、なるほどなと思った。
(幻獣はベルの事で暴れていて…、逆にベルはその幻獣を守ろうとしていた…)
今回の幻獣がやけに多才で謎に包まれていると思えば、ベルと幻獣の二匹が複雑に絡み合って関わっていたらしい。どうりで正体が掴めないわけだ。
『お願い、ライ。無茶を言っているのは百も承知よ。でも、私はあなたに頼むことしかできない…。私の人生の最後を明るく照らしてくれたあの子を、クーを助けて…』
「ベル…」
「ふぁーあ…、なんかとんでもねえタイミングで起こされちまったなぁ」
突然の肉声に驚いて横を向けば、銀色の耳と尻尾を残した状態のソルが、胡座をかいて欠伸していた。
「ソル?!」
「ったく、あー…酒もまだ残ってて頭痛えってのに…狼の野郎、急に意識を引っ込めやがって…」
ソルはぶつくさ文句を言いながら俺の手からパーカーを奪いとった。それに腕を通しながら呆気に取られている俺に尋ねてくる。
「でぇ?話は裏で何となく聞いてたが、その捕まった幻獣とやらを助けに行くって事でいいのか?」
「…ああ、幻獣は助ける」
『ライ…!本当?!』
ベルが潤んだ瞳で見つめてくる。俺はそれに頷いて返した。
「ああ、例の幻獣…クーの事は元々気になっていたし、ソル達を助けてもらった恩もある…俺に任せてくれ」
『ライ…、ありがとう…』
「よーし!ならとっとと行こうぜ!」
「いや、行くのは俺だけだ。あんたはベルとここで残ってくれ」
「はぁーッ!??」
ソルは俺から突然ベルを託され、それを壊れ物のように抱きながら、キレ気味に睨み付けてくる。
「一人で行くって…てめえ正気か??」
「正気だよ。あんたの首にはGPSがついてるし、今は人払いの効果でなんとかなってるが、ガラスハウスからでた瞬間捕まっちまうと思う。次に隊員と遭遇したら…下手したらその場で処分される事もありえるし、あんたを連れていく事はできねえ」
「…一人でどうする気だよ?不死身野郎は呼ぶのか?」
「フィンも呼ばない。消防にこれ以上あんた達の能力を見せるわけにはいかねえし…俺が一人で行って、セツを説得する」
「説得だぁ?あのクソ脳筋ゴリラ公務員サマが説得されたぐらいで自分の意見曲げるわけねえだろが!ルール守る事が快感の思考停止オナニー野郎共だぜ?!ンなまどろっこしい事しねえで、ささーっと攫っちまえよ!」
「クーは取り返せるかもしれないが…あんたの首輪はどうするんだ?」
「…!」
ソルの首輪には毒が仕込まれている。遠隔で操作できると言っていたしこれ以上消防を刺激すれば無条件で毒を使われてしまうかもしれない。
(ぶっちゃけソルに首輪がつけられた時点で俺達が強行手段に出る手はなくなってる)
逃げることも、力で訴える事もできない。自分が人質になっていると気付いたソルは一気に静かになった。
「わかったか?あんたとクーの両方を助けるには…セツを説得するしかないんだ」
「…」
「大丈夫だ。今回の相手はセツ達“人間"が相手だし、俺一人で行っても殺される事はねえからさ、心配いらねえよ」
「けっ!」
ソルは不満げに鼻を鳴らしそっぽを向く。
「…誰が腕力ゴリラのてめえなんか心配するか!そんなに会いたいならゴリラ同士乳繰り合ってろよ!オレはもー知らねえからなぁ!」
「ああ、言われなくてもそうする」
強がるような言葉に俺はあえて冷たく返して出入り口に向かった。さっきは扉の位置がわからなかったのに今はどちらに向かえばいいのか自然と分かる。これが人払いの力かと感心しながら俺はガラスハウスを後にした。
『ライと喧嘩しちゃダメよ』
ソルの腕で丸くなっていたベルが軽く爪を立てた。いてて、と悲鳴をあげるがソルはその体を放り投げようとはせず、壊れ物のように抱いたまま「何しやがる!」と訴える。
『せっかく仲直りした所なんだから茶々入れないの』
「ンなもん入れてねえ!つーかてめえ、弱ってんだから無駄に動くんじゃ、イテテテ!うおぉい!」
『弱ってようが子供が悪いことをしたら叱るものよ。それが親の愛ってものですから。さあ、約束して。ライに次会ったら“酷いこと言ってごめんなさい"、“すごく心配していたよ、大好き"って言って謝るの。できるわね?』
「アアッ?!てめえそれっどんなキャラ変だッ?!キモすぎて寒気が…イデデッわかった、わかった!ちゃんと仲良くすっから!だから引っ掻くの止めろッ!!腕の皮が剥がれるぅッ!!」
『わかればいいのよ、可愛い坊や』
「チッ、クソがぁ…」
いつからてめえはオレの母ちゃんになりやがった、とぼやいてから、ふと、ソルは真剣な表情になった。
「なあ、ベル」
『なんでしょう』
「…オレは今回、クソの役にも立たねえ足手まといでしかねえがよぉ…オレらなら、少しはマシになると思うんだが、てめえはどう思う?」
『…文殊の知恵ね』
「おう」
『詳しく聞かせてくれる?』
二人はライが去った方角を見つめ、そして内緒話をするように顔を近づけるのだった。
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