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13 とある辞めホストの場合 その5
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俺は自分がなにをされているのかわからないのが怖いから、ベッドの正面にデカい鏡を置いた。
朝の光の中、触手が俺の両足をぐっと持ち上げて開いて、鏡に俺のチンポから尻の穴までが全て写る。さらにぐっと腰をあげられ、尻の穴が鏡の方を向いた。俺の目に、さっきまで細い内視鏡みたいな触手が入っていた穴がヒクヒクして、触手液をたらりと漏らしているのが見える。痛いと嫌だから、触手がたっぷりと触手液で満たしてくれたものだ。
ぬるん
そこに「入れるよ?」とうかがうように、太いチンポみたいな触手が俺の頬を撫でてきた。俺はドキドキしながらその触手を撫でて、お願いするようにぺろぺろと舐めた。
「うん、入れて」
俺が頷いたのを合図に、そのチンポ触手がゆっくりと尻の穴に近付いて、ぐっと尻の穴を押す。反射的な恐怖に俺が竦むと、触手が太もものつけねをぬちょぬちょとする。
ずるっ
それで力が抜けた尻の穴に、そのチンポ触手がとうとう入った。今の所圧迫感はあるが、痛くはない。
すごい、俺の尻穴にあんな太いのが入っている。鏡の中の自分に興奮した俺はねだるように自然と腰を振ってしまっていて、それに応える触手が少しずつ深くへやってくると、ズルズルと抜けたり入ったりするのが、だんだんとジンジンしてきて、気持ちよくなってきて、抜いてくったりしていたはずのチンポがピンとなっている。そのチンポをもう一度イカせてもらうと、全身の力が抜けて、その瞬間を逃さない触手が一気に深くまで進んできた。
「んぁん!」
そのあまりの快感に、口から甘い吐息が出てしまう。俺、あの甘いので馬鹿になっていないのに、ちゃんとお尻が気持ちいい。触手も、気持ちいいだろうか?
「すげぇいいから、お前も、よくなってくれよ?」
そこから、歓喜したらしい触手が本気を出した。
今まで我慢していたものをぶつけるように、触手が俺の尻の穴からぬちょぬちょとエロい水音を響かせている。触手は騎乗位で俺を揺するのが好きなようで、抱きしめるように触手で俺をぐるりと巻いて、下から俺を突き上げる。
コレいい、コレは好きだ、俺。
触手と生活していると、ホストを辞めて以来だらけていた気持ちが前向きになってきた俺は、次の人生に向けて動き出せるようになった。
「どれがいいと思う?」
取り寄せたカタログを、俺は触手と一緒に眺める。カタログの中にあるのは、キッチンカーの写真。俺はキッチンカーで食べ物の商売をやることにしたんだ。
実はホストをやっている頃から、店で出す食い物をたまに作っていたんだよな。それに俺、ばあちゃんが作ってくれたドーナツがすげぇ好きだったっけ。
思い出すと食いたくなって、また田舎に帰ってばあちゃんにねだったら、「自分で作りな」と言ってレシピを教えてもらった。俺があのドーナツを好きだったことをばあちゃんも覚えていて、けれどもう大人だし都会で暮らしているから、田舎の年寄りの菓子なんて食べないだろうと思っていたとのこと。そんなことはない、映える高い菓子よりも、やっぱりばあちゃんのドーナツの方が美味いしさ。
このドーナツを売ろうと思い立ち、キッチンカーをやるための資格の講習にも行って、許可証も貰った。
一人で食い物屋をやるのは大変だが、俺には頼りになる助手がいる。それは、意外な労働力を発揮してくれた触手だ。コイツ、マルチタスク能力が高い! 触手の先に手袋代わりにコンドームをはめて(だって、コレが一番ジャストサイズだったんだ)ドーナツの生地を混ぜてくれるんだけど、下手な機械よりもフワフワにするんだ。それになにより、俺のひざ丈のカーゴパンツからにゅるりと出て、客からは見えない低いテーブルの上で作業をしてくれるんだが、狭いキッチンカーの中でスペースを取らない。これ大事。
朝の光の中、触手が俺の両足をぐっと持ち上げて開いて、鏡に俺のチンポから尻の穴までが全て写る。さらにぐっと腰をあげられ、尻の穴が鏡の方を向いた。俺の目に、さっきまで細い内視鏡みたいな触手が入っていた穴がヒクヒクして、触手液をたらりと漏らしているのが見える。痛いと嫌だから、触手がたっぷりと触手液で満たしてくれたものだ。
ぬるん
そこに「入れるよ?」とうかがうように、太いチンポみたいな触手が俺の頬を撫でてきた。俺はドキドキしながらその触手を撫でて、お願いするようにぺろぺろと舐めた。
「うん、入れて」
俺が頷いたのを合図に、そのチンポ触手がゆっくりと尻の穴に近付いて、ぐっと尻の穴を押す。反射的な恐怖に俺が竦むと、触手が太もものつけねをぬちょぬちょとする。
ずるっ
それで力が抜けた尻の穴に、そのチンポ触手がとうとう入った。今の所圧迫感はあるが、痛くはない。
すごい、俺の尻穴にあんな太いのが入っている。鏡の中の自分に興奮した俺はねだるように自然と腰を振ってしまっていて、それに応える触手が少しずつ深くへやってくると、ズルズルと抜けたり入ったりするのが、だんだんとジンジンしてきて、気持ちよくなってきて、抜いてくったりしていたはずのチンポがピンとなっている。そのチンポをもう一度イカせてもらうと、全身の力が抜けて、その瞬間を逃さない触手が一気に深くまで進んできた。
「んぁん!」
そのあまりの快感に、口から甘い吐息が出てしまう。俺、あの甘いので馬鹿になっていないのに、ちゃんとお尻が気持ちいい。触手も、気持ちいいだろうか?
「すげぇいいから、お前も、よくなってくれよ?」
そこから、歓喜したらしい触手が本気を出した。
今まで我慢していたものをぶつけるように、触手が俺の尻の穴からぬちょぬちょとエロい水音を響かせている。触手は騎乗位で俺を揺するのが好きなようで、抱きしめるように触手で俺をぐるりと巻いて、下から俺を突き上げる。
コレいい、コレは好きだ、俺。
触手と生活していると、ホストを辞めて以来だらけていた気持ちが前向きになってきた俺は、次の人生に向けて動き出せるようになった。
「どれがいいと思う?」
取り寄せたカタログを、俺は触手と一緒に眺める。カタログの中にあるのは、キッチンカーの写真。俺はキッチンカーで食べ物の商売をやることにしたんだ。
実はホストをやっている頃から、店で出す食い物をたまに作っていたんだよな。それに俺、ばあちゃんが作ってくれたドーナツがすげぇ好きだったっけ。
思い出すと食いたくなって、また田舎に帰ってばあちゃんにねだったら、「自分で作りな」と言ってレシピを教えてもらった。俺があのドーナツを好きだったことをばあちゃんも覚えていて、けれどもう大人だし都会で暮らしているから、田舎の年寄りの菓子なんて食べないだろうと思っていたとのこと。そんなことはない、映える高い菓子よりも、やっぱりばあちゃんのドーナツの方が美味いしさ。
このドーナツを売ろうと思い立ち、キッチンカーをやるための資格の講習にも行って、許可証も貰った。
一人で食い物屋をやるのは大変だが、俺には頼りになる助手がいる。それは、意外な労働力を発揮してくれた触手だ。コイツ、マルチタスク能力が高い! 触手の先に手袋代わりにコンドームをはめて(だって、コレが一番ジャストサイズだったんだ)ドーナツの生地を混ぜてくれるんだけど、下手な機械よりもフワフワにするんだ。それになにより、俺のひざ丈のカーゴパンツからにゅるりと出て、客からは見えない低いテーブルの上で作業をしてくれるんだが、狭いキッチンカーの中でスペースを取らない。これ大事。
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