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第四章 異世界生活
六話 テンプレは主人公を襲う?
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世話役リリーの説明は、おっさん義弘のよく知るラノベのギルドシステムと何ら変わりない。
壁に張り出されたランク別クエスト。
受付奥にあるバーカウンターのある飲食場。ずっとおっさんが夢の中で憧れていたものである。
『う~ん、しかし現実となってみれば、嬉しさよりも不安ばかりだなぁ』
一通りのレクチャーを終えたおっさん。リリーとは離れギルド内探索中である。
このおっさん、年の割に、いつまでも子供のように冒険心旺盛である。
「おおぅ、そこのオヤジ♪一緒に飲まねぇか?」
「へっ?わ、わたくしですか?」
あちらこちらを興味ぶかけに見て歩く義弘に声をかけたのは、バーカウンターで一人飲む、おっさんと比べれば二回りはごつい髭と髪が繋がる程の毛むくらじゃの厳ついおっさん。
異世界おっさんと毛むくらじゃおっさんのバトル勃発?テンプレは必ず主人公を襲う?ギルド食堂の客達に緊張がはしる。
「そう、あんただ♪少し、わしに付き合え♪」
それは、へべれけまではいかないまでも、かなり酔いの回った状態だと判断できた。
「はい、いいですよ♪ご馳走になります♪」
異世界おっさん、伊達に二十年社会人をしていない。
たとえ相手がどんな相手でも接待の横暴の嵐を乗り越えたおっさんには、どこ吹く風。
おっさんは、笑顔で毛むくらじゃの横にゆっくりと座った。
「まあ、先ずはいっぱいだ♪」
カウンターの中のバーテンさんも心得たものである。
毛むくらじゃの言葉に直ぐに対応し、エールの入った木製ジョッキをおっさんの前に差し出した。
「「かんぱい♪」」
異世界に放り出された佐伯義弘に、始めての友人ができた瞬間である。
「いい飲みっぷりですねぇ♪」
「ハハハ、何のお主もなかなか♪」
「「ハハハハハハ♪」」
二人のおっさんの笑いは、食堂いっぱい響き渡った。
「で、ミリア、結果の方はどうなのよ?」
「リリー、いくらあなたでも個人情報は、ちょっとねぇ~」
「そんな建前はいいの!これはエンド全体に関わる問題なんだからね!」
「はいはい‥でもねぇ‥それがあんまり、はっきりとしないのよねぇ…」
「はっきりしない?」
「そう、はっきりしない…」
「そんな…団長は、人外の能力者だって…」
異世界人義弘の情報は、昨日のうちにギルド上層部には連絡済みであった。
もしも義弘の能力が証明されたならば、最果ての街エンドが受ける祝福は、限りないものと思われた。
「オーブでは、測りきれない?たぶん、そういうことだと思うな…」
「計り知れない力か…」
「「ハハハハハハ」」
二人の深刻な空気深まる中、それを引き裂くような笑い声が、ギルド内を響き渡っていた。
壁に張り出されたランク別クエスト。
受付奥にあるバーカウンターのある飲食場。ずっとおっさんが夢の中で憧れていたものである。
『う~ん、しかし現実となってみれば、嬉しさよりも不安ばかりだなぁ』
一通りのレクチャーを終えたおっさん。リリーとは離れギルド内探索中である。
このおっさん、年の割に、いつまでも子供のように冒険心旺盛である。
「おおぅ、そこのオヤジ♪一緒に飲まねぇか?」
「へっ?わ、わたくしですか?」
あちらこちらを興味ぶかけに見て歩く義弘に声をかけたのは、バーカウンターで一人飲む、おっさんと比べれば二回りはごつい髭と髪が繋がる程の毛むくらじゃの厳ついおっさん。
異世界おっさんと毛むくらじゃおっさんのバトル勃発?テンプレは必ず主人公を襲う?ギルド食堂の客達に緊張がはしる。
「そう、あんただ♪少し、わしに付き合え♪」
それは、へべれけまではいかないまでも、かなり酔いの回った状態だと判断できた。
「はい、いいですよ♪ご馳走になります♪」
異世界おっさん、伊達に二十年社会人をしていない。
たとえ相手がどんな相手でも接待の横暴の嵐を乗り越えたおっさんには、どこ吹く風。
おっさんは、笑顔で毛むくらじゃの横にゆっくりと座った。
「まあ、先ずはいっぱいだ♪」
カウンターの中のバーテンさんも心得たものである。
毛むくらじゃの言葉に直ぐに対応し、エールの入った木製ジョッキをおっさんの前に差し出した。
「「かんぱい♪」」
異世界に放り出された佐伯義弘に、始めての友人ができた瞬間である。
「いい飲みっぷりですねぇ♪」
「ハハハ、何のお主もなかなか♪」
「「ハハハハハハ♪」」
二人のおっさんの笑いは、食堂いっぱい響き渡った。
「で、ミリア、結果の方はどうなのよ?」
「リリー、いくらあなたでも個人情報は、ちょっとねぇ~」
「そんな建前はいいの!これはエンド全体に関わる問題なんだからね!」
「はいはい‥でもねぇ‥それがあんまり、はっきりとしないのよねぇ…」
「はっきりしない?」
「そう、はっきりしない…」
「そんな…団長は、人外の能力者だって…」
異世界人義弘の情報は、昨日のうちにギルド上層部には連絡済みであった。
もしも義弘の能力が証明されたならば、最果ての街エンドが受ける祝福は、限りないものと思われた。
「オーブでは、測りきれない?たぶん、そういうことだと思うな…」
「計り知れない力か…」
「「ハハハハハハ」」
二人の深刻な空気深まる中、それを引き裂くような笑い声が、ギルド内を響き渡っていた。
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