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1.最下位
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今日はこの道を通ってはいけなかったと思い出した時には遅かった。
壁に張り出された成績を見ようとしている学生たちで通路がふさがれている。
引き返して違う道を行こうとしたら、
その向こうから会いたくない人たちが来るのが見えた。
今日はどこまでもついていない日らしい……
「なんだ、ナディアも成績を見に来たのか?」
「めずらしいのねぇ。どうせ最下位なのに」
呆れたような声で話しかけてきたのはこの国の第二王子ロドルフ様。
王族らしい金髪青目で陛下にそっくりだと言われている。
そして、ロドルフ様に腕をからませているレベッカ様。
侯爵令嬢ではあるが母親が公爵家の出身のためか、
レベッカ様も金髪青目で王族の血を引いているのがわかる。
本当にどこから見てもお似合いの二人。
「いえ、帰ろうとしていたのですが、
道が混んでいるようなので引き返そうとしていました」
「ふうん。どうせなら見て行けば?」
「レベッカ、最下位なのにって言ったばかりだろう。
魔力なしに魔術演習の成績など見せてどうするんだ」
魔力なしという言葉に今さらだと思うのに傷つけられた気分になる。
ロドルフ様は侮辱する価値もないと思っているのか、
何ということもなさげにさらりと言っているのに。
「あら、私たちの成績を見てもらうのよ。
ナディア様がどれだけロドルフの婚約者としてふさわしくないか、
よくわかると思ったの」
「それもそうか。おい、ナディア。
俺たちの成績をしっかり見てから帰れ」
「……わかりました」
ロドルフ様とレベッカ様が張り出された成績の前に向かうと、
学生たちが自発的に避けて場所を開けてくれる。
私はその後ろからついていくようにして成績を見る。
1位 ロドルフ・バシュラール
2位 レベッカ・バラチエ
「またロドルフに負けちゃったわ」
「今回は負けるかと思ったけどな。さすがレベッカだよ」
幼馴染でもある二人がお互いをたたえ合う。
それを見ていた学生たちが小声で話しているのが聞こえる。
「やはりお似合いだよな。
ロドルフ様とレベッカ様」
「ああ、どうしてレベッカ様と婚約しなかったのかな」
「それは当時はレベッカ様が一人娘だったからだろう。
ほら、陛下が側妃を娶れなかったから王子が二人だけだし、
どちらも王族に残しておかないと王族の血を残せないと困る」
「だからと言って、あの婚約者はないだろう。
ほら見ろ、今回も最下位なんだぞ」
ああ、また言われている。
成績の一番下に私の名前があるのが見える。
成績なし ナディア・アンペール
実際には最下位ではなく、成績なし。
魔力が使えない私では魔術演習の試験が受けられない。
そのため、毎回一番下に書かれている。
本当に、どうして私なんかが婚約者に選ばれてしまったのだろう。
ロドルフ様やレベッカ様に言われなくてもそう思う。
銀髪紫目、王家の色とも違うし、何の才能もない。
むしろ体格がぽっちゃりしている分、見た目も良くない。
そんな私が婚約者になってしまったのは、
すべては亡くなったお母様と、
その生家クラデル侯爵家のせいだった。
魔力の検査を受けたのは十二歳の時だった。
私とロドルフ様の婚約が結ばれたのは十歳の時。
クラデル侯爵家の血をひくお母様から生まれた私は、
魔術師としての才能があると思われていた。
まさか魔力なしだなんて誰も思わなかっただろう。
だが、その頃には王子妃教育が始められていたし、
他の妃候補もいなかった。
レベッカ様の弟が生まれたのは私たちが十三歳の時だった。
あと五年ほど早く生まれていたら、
婚約者になったのはレベッカ様だったに違いない。
「ナディア様も早く辞退すればいいのにねぇ」
「ええ?いくらなんでも侯爵家から王子妃の辞退なんてできないわよ」
「そこは魔力なしだから務まりませんとか言えばいいのよ」
「知らないの?魔力なしだからって婚約解消するのは認められていないのよ?」
「そうなの?だから辞退しないのね。かわいそうに」
哀れむような令嬢たちの会話に耳をふさぎたくなる。
辞退できるのなら、とっくにしている。
婚約者としてロドルフ様に初めて会った日から、
ずっとレベッカ様と比べられてきた。
そして魔力なしだとわかった瞬間、化け物を見るような目で見られた。
それ以来、私はロドルフ様たちから、いらないもの、邪魔なもの、
そんな感じの扱いを受けている。
ああ、違った。
いらないもの扱いをするのはロドルフ様たちだけじゃなかった。
王子の婚約者だから王家の馬車で送られて帰る。
つきそいの王宮侍女も護衛も一言も話さない。
これもいつものことだ。私に仕えるのは嫌なんだと思う。
屋敷に着くと、妹は先に帰っていたようだ。
ドアを開けたままなのか、応接間のほうから声が聞こえる。
「お母様、聞いて!お姉様ってばまた最下位だったのよ!」
「まぁ……本当に恥ずかしいわ。
学園を辞めさせることってできないのかしら」
「辞めさせてしまえばいいのよ。
あんな姉でかわいそうにって私まで言われるのよ!」
異母妹のジネットがお義母様に訴えている。
たしかにそれは申し訳ないと思うけれど。
二人には見つからないように屋敷の裏口から出て離れへと向かう。
王宮から使いの者が来た時のために表向きの部屋は屋敷内にあったが、
実際には離れの小さな部屋で生活している。
寝台と書き物用のテーブルと椅子。
王子妃教育で王宮に行くため、ドレスだけは用意されている。
だけど、私が欲しくて買ったものはこの部屋に一つもない。
お母様が亡くなったのは私が生まれてすぐのことだった。
侯爵家当主のお父様が再婚しないわけにもいかず、
王家のすすめでお義母様と再婚している。
お義母様の生家はモフロワ公爵家。
レベッカ様のお母様の妹にあたるため、レベッカ様とジネットは従姉妹になる。
ジネットとお義母様はレベッカ様と仲が良く、
ロドルフ様との仲を邪魔する私が許せないらしい。
私とロドルフ様の婚約を最後まで反対していたのは、
お義母様だったと聞いている。
「はぁ……。陛下も無理やり婚約なんてさせなきゃよかったのに……」
半ば王命のような形で私とロドルフ様が婚約したために、
よほどのことがなければ婚約解消はできない。
陛下はロドルフ様を王太子にしたかったのかもしれないけれど、
私が王妃としてふさわしくないために、
第一王子のマルセル様が王太子になるとみられている。
それもあって、ロドルフ様に恨まれているのかもしれない。
何を言われても、役立たずな私には何もできないのだけど。
もし魔力があったら、魔術を使えたら、
私の人生はもう少しましだったのかもしれないのに。
壁に張り出された成績を見ようとしている学生たちで通路がふさがれている。
引き返して違う道を行こうとしたら、
その向こうから会いたくない人たちが来るのが見えた。
今日はどこまでもついていない日らしい……
「なんだ、ナディアも成績を見に来たのか?」
「めずらしいのねぇ。どうせ最下位なのに」
呆れたような声で話しかけてきたのはこの国の第二王子ロドルフ様。
王族らしい金髪青目で陛下にそっくりだと言われている。
そして、ロドルフ様に腕をからませているレベッカ様。
侯爵令嬢ではあるが母親が公爵家の出身のためか、
レベッカ様も金髪青目で王族の血を引いているのがわかる。
本当にどこから見てもお似合いの二人。
「いえ、帰ろうとしていたのですが、
道が混んでいるようなので引き返そうとしていました」
「ふうん。どうせなら見て行けば?」
「レベッカ、最下位なのにって言ったばかりだろう。
魔力なしに魔術演習の成績など見せてどうするんだ」
魔力なしという言葉に今さらだと思うのに傷つけられた気分になる。
ロドルフ様は侮辱する価値もないと思っているのか、
何ということもなさげにさらりと言っているのに。
「あら、私たちの成績を見てもらうのよ。
ナディア様がどれだけロドルフの婚約者としてふさわしくないか、
よくわかると思ったの」
「それもそうか。おい、ナディア。
俺たちの成績をしっかり見てから帰れ」
「……わかりました」
ロドルフ様とレベッカ様が張り出された成績の前に向かうと、
学生たちが自発的に避けて場所を開けてくれる。
私はその後ろからついていくようにして成績を見る。
1位 ロドルフ・バシュラール
2位 レベッカ・バラチエ
「またロドルフに負けちゃったわ」
「今回は負けるかと思ったけどな。さすがレベッカだよ」
幼馴染でもある二人がお互いをたたえ合う。
それを見ていた学生たちが小声で話しているのが聞こえる。
「やはりお似合いだよな。
ロドルフ様とレベッカ様」
「ああ、どうしてレベッカ様と婚約しなかったのかな」
「それは当時はレベッカ様が一人娘だったからだろう。
ほら、陛下が側妃を娶れなかったから王子が二人だけだし、
どちらも王族に残しておかないと王族の血を残せないと困る」
「だからと言って、あの婚約者はないだろう。
ほら見ろ、今回も最下位なんだぞ」
ああ、また言われている。
成績の一番下に私の名前があるのが見える。
成績なし ナディア・アンペール
実際には最下位ではなく、成績なし。
魔力が使えない私では魔術演習の試験が受けられない。
そのため、毎回一番下に書かれている。
本当に、どうして私なんかが婚約者に選ばれてしまったのだろう。
ロドルフ様やレベッカ様に言われなくてもそう思う。
銀髪紫目、王家の色とも違うし、何の才能もない。
むしろ体格がぽっちゃりしている分、見た目も良くない。
そんな私が婚約者になってしまったのは、
すべては亡くなったお母様と、
その生家クラデル侯爵家のせいだった。
魔力の検査を受けたのは十二歳の時だった。
私とロドルフ様の婚約が結ばれたのは十歳の時。
クラデル侯爵家の血をひくお母様から生まれた私は、
魔術師としての才能があると思われていた。
まさか魔力なしだなんて誰も思わなかっただろう。
だが、その頃には王子妃教育が始められていたし、
他の妃候補もいなかった。
レベッカ様の弟が生まれたのは私たちが十三歳の時だった。
あと五年ほど早く生まれていたら、
婚約者になったのはレベッカ様だったに違いない。
「ナディア様も早く辞退すればいいのにねぇ」
「ええ?いくらなんでも侯爵家から王子妃の辞退なんてできないわよ」
「そこは魔力なしだから務まりませんとか言えばいいのよ」
「知らないの?魔力なしだからって婚約解消するのは認められていないのよ?」
「そうなの?だから辞退しないのね。かわいそうに」
哀れむような令嬢たちの会話に耳をふさぎたくなる。
辞退できるのなら、とっくにしている。
婚約者としてロドルフ様に初めて会った日から、
ずっとレベッカ様と比べられてきた。
そして魔力なしだとわかった瞬間、化け物を見るような目で見られた。
それ以来、私はロドルフ様たちから、いらないもの、邪魔なもの、
そんな感じの扱いを受けている。
ああ、違った。
いらないもの扱いをするのはロドルフ様たちだけじゃなかった。
王子の婚約者だから王家の馬車で送られて帰る。
つきそいの王宮侍女も護衛も一言も話さない。
これもいつものことだ。私に仕えるのは嫌なんだと思う。
屋敷に着くと、妹は先に帰っていたようだ。
ドアを開けたままなのか、応接間のほうから声が聞こえる。
「お母様、聞いて!お姉様ってばまた最下位だったのよ!」
「まぁ……本当に恥ずかしいわ。
学園を辞めさせることってできないのかしら」
「辞めさせてしまえばいいのよ。
あんな姉でかわいそうにって私まで言われるのよ!」
異母妹のジネットがお義母様に訴えている。
たしかにそれは申し訳ないと思うけれど。
二人には見つからないように屋敷の裏口から出て離れへと向かう。
王宮から使いの者が来た時のために表向きの部屋は屋敷内にあったが、
実際には離れの小さな部屋で生活している。
寝台と書き物用のテーブルと椅子。
王子妃教育で王宮に行くため、ドレスだけは用意されている。
だけど、私が欲しくて買ったものはこの部屋に一つもない。
お母様が亡くなったのは私が生まれてすぐのことだった。
侯爵家当主のお父様が再婚しないわけにもいかず、
王家のすすめでお義母様と再婚している。
お義母様の生家はモフロワ公爵家。
レベッカ様のお母様の妹にあたるため、レベッカ様とジネットは従姉妹になる。
ジネットとお義母様はレベッカ様と仲が良く、
ロドルフ様との仲を邪魔する私が許せないらしい。
私とロドルフ様の婚約を最後まで反対していたのは、
お義母様だったと聞いている。
「はぁ……。陛下も無理やり婚約なんてさせなきゃよかったのに……」
半ば王命のような形で私とロドルフ様が婚約したために、
よほどのことがなければ婚約解消はできない。
陛下はロドルフ様を王太子にしたかったのかもしれないけれど、
私が王妃としてふさわしくないために、
第一王子のマルセル様が王太子になるとみられている。
それもあって、ロドルフ様に恨まれているのかもしれない。
何を言われても、役立たずな私には何もできないのだけど。
もし魔力があったら、魔術を使えたら、
私の人生はもう少しましだったのかもしれないのに。
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