198 / 342
第4章 勇者の剣と剣の巫女
第198話 犬のお困りさん
しおりを挟む
「あ~あ、泣かしちゃってェ!」
「違うでヤンス!最初から泣いてたでヤンス!人聞きの悪いことを言ってはいけないでヤンスよ!」
「にゃあ~!」
ああー!更に泣き出したでヤンス!早くなんとかしないといけないでヤンス。
「あの~、お名前は?」
「にゃあ~。」
「ニャアちゃん?」
「ええ?それ、ちがくない?」
もうどうしたらいいかわからないでヤンス!お手上げヤンス!
「じゃあ、おうちはどこでヤンスか?」
「にゃあ~。」
詰んだでヤンス!なんかどこかで聞いたような展開になってきたでヤンス!
「ウ、ウオオオオォン!」
思わず遠吠えしてしまったでヤンス。ハズカシイでヤンス!
「ワンちゃんが犬になったぁ!?」
言ってる意味がわかヤンス……いや、わからんでヤンス。
「……にゃ、にゃハハ……。」
笑った?なんか、この子、今笑ったでヤンス!意外な打開策でヤンス。では、もういっちょ!
「ウ、ウオオオオォン!」
「……。」
「あ、なんか、スベってるっぽい!」
あ、あれ?今度は無反応でヤンス?何でヤンスか?何が悪かったでヤンスか?
「……。」
でも、子猫は泣くのをやめているヤンス。何かを見つめてるでヤンス。あっしの顔?んもう~、照れるでヤンスよ。
「……光ってる!」
「……!?」
あっしはそんなに美男子でヤンスか?光り輝くくらい、イケメンでヤンスか?照れるでヤンスぅ~!
「袋、光ってる!」
「袋!?」
ふ、袋?……もしや、風呂敷のことでヤンスか?なんだ、がっかりでヤンス!……でも、風呂敷の中が光るのはおかしいでヤンス!光りそうな物はゴッツン・ゴー・クオヴァディスくらいしかないでヤンス!でも、漏れない限りは光るわけないヤンス。
「何が光ってるでヤンス?」
風呂敷を下ろして中身を確認!子猫も中をのぞき込んでるでヤンス。どれどれ……、こ、これは!?
「これは勇者の剣が光ってるでヤンス!」
アニキから預かってた剣が光ってるでヤンス!光るなんて聞いてないでヤンス!何が起きてるでヤンス?
「かっこい~!」
子猫も見とれてるでヤンス!意外な物が子守りの役に立っているでヤンス!さすが伝説の武器でヤンス。
「ねえ、おぢちゃん、これってでんせつのぶき?」
「おぢちゃん!?」
ガーン!オジさん呼ばわりされたでヤンス。まだ、二十過ぎでヤンスのに!まだオジさんにはなってないでヤンス。
「ねえ、これ、でんせつのせいけん?」
「まあ、そういうことでヤンス。じつはあっしは勇者の仲間でヤンス。お供をしてるでヤンス。」
「へー。ゆうしゃのともだち?じゃあ、あ~るのパパとおんなじだ!」
パパと同じ?この子の親は何者でヤンスか?もしかしたら、パパが適当に話を盛ってる可能性が無きにしも非ずでヤンスけど。
「ねえ、キミ、アール君っていうの?」
ミャーコちゃんが子猫に名前を確認してるでヤンス。確かに「アールのパパ」と言ってたでヤンスね。……しかし、ミャーコちゃん、さっきまでよそ見してた様な気がするでヤンス?なんか様子がおかしかったでヤンス?
「うん!あ~るって言うんだよ。あ~る・わいるどわん!」
「さっきパパが勇者の友達って言ってたけど、何のお仕事してる人?」
「うんとねえ、……わるものをやっつけるしごとしてる。このまえ、ゆうしゃといっしょにわるものたおしたって、ゆってた!」
この前?じゃあ、本当ならアニキに聞けば、この子の親が判明するかもしれんでヤンス。やったでヤンス!
「違うでヤンス!最初から泣いてたでヤンス!人聞きの悪いことを言ってはいけないでヤンスよ!」
「にゃあ~!」
ああー!更に泣き出したでヤンス!早くなんとかしないといけないでヤンス。
「あの~、お名前は?」
「にゃあ~。」
「ニャアちゃん?」
「ええ?それ、ちがくない?」
もうどうしたらいいかわからないでヤンス!お手上げヤンス!
「じゃあ、おうちはどこでヤンスか?」
「にゃあ~。」
詰んだでヤンス!なんかどこかで聞いたような展開になってきたでヤンス!
「ウ、ウオオオオォン!」
思わず遠吠えしてしまったでヤンス。ハズカシイでヤンス!
「ワンちゃんが犬になったぁ!?」
言ってる意味がわかヤンス……いや、わからんでヤンス。
「……にゃ、にゃハハ……。」
笑った?なんか、この子、今笑ったでヤンス!意外な打開策でヤンス。では、もういっちょ!
「ウ、ウオオオオォン!」
「……。」
「あ、なんか、スベってるっぽい!」
あ、あれ?今度は無反応でヤンス?何でヤンスか?何が悪かったでヤンスか?
「……。」
でも、子猫は泣くのをやめているヤンス。何かを見つめてるでヤンス。あっしの顔?んもう~、照れるでヤンスよ。
「……光ってる!」
「……!?」
あっしはそんなに美男子でヤンスか?光り輝くくらい、イケメンでヤンスか?照れるでヤンスぅ~!
「袋、光ってる!」
「袋!?」
ふ、袋?……もしや、風呂敷のことでヤンスか?なんだ、がっかりでヤンス!……でも、風呂敷の中が光るのはおかしいでヤンス!光りそうな物はゴッツン・ゴー・クオヴァディスくらいしかないでヤンス!でも、漏れない限りは光るわけないヤンス。
「何が光ってるでヤンス?」
風呂敷を下ろして中身を確認!子猫も中をのぞき込んでるでヤンス。どれどれ……、こ、これは!?
「これは勇者の剣が光ってるでヤンス!」
アニキから預かってた剣が光ってるでヤンス!光るなんて聞いてないでヤンス!何が起きてるでヤンス?
「かっこい~!」
子猫も見とれてるでヤンス!意外な物が子守りの役に立っているでヤンス!さすが伝説の武器でヤンス。
「ねえ、おぢちゃん、これってでんせつのぶき?」
「おぢちゃん!?」
ガーン!オジさん呼ばわりされたでヤンス。まだ、二十過ぎでヤンスのに!まだオジさんにはなってないでヤンス。
「ねえ、これ、でんせつのせいけん?」
「まあ、そういうことでヤンス。じつはあっしは勇者の仲間でヤンス。お供をしてるでヤンス。」
「へー。ゆうしゃのともだち?じゃあ、あ~るのパパとおんなじだ!」
パパと同じ?この子の親は何者でヤンスか?もしかしたら、パパが適当に話を盛ってる可能性が無きにしも非ずでヤンスけど。
「ねえ、キミ、アール君っていうの?」
ミャーコちゃんが子猫に名前を確認してるでヤンス。確かに「アールのパパ」と言ってたでヤンスね。……しかし、ミャーコちゃん、さっきまでよそ見してた様な気がするでヤンス?なんか様子がおかしかったでヤンス?
「うん!あ~るって言うんだよ。あ~る・わいるどわん!」
「さっきパパが勇者の友達って言ってたけど、何のお仕事してる人?」
「うんとねえ、……わるものをやっつけるしごとしてる。このまえ、ゆうしゃといっしょにわるものたおしたって、ゆってた!」
この前?じゃあ、本当ならアニキに聞けば、この子の親が判明するかもしれんでヤンス。やったでヤンス!
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
24
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる