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第二十三章 ビョルンの屋敷
2 奇妙な食卓(義兄視点)
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2 奇妙な食卓(義兄視点)
母さんは僕の意識が戻ったことを、泣き出さんばかりに喜んだ。僕はまだ母さんを許したわけじゃない。でも、無言で僕に縋りついている母さんを振りほどく事もできなかった。
「アリオトを無事に連れ戻すまで、母さんのことは許さない」
僕は低い声で言った。すると母さんは、涙で潤んだ瞳で僕を見上げた。
「ありがとう、ホクトくん……」
何がありがとうなんだか分からない。まるで、僕がアリオトの心配をしていることに対して感謝しているように聞こえる。自分が追い出したくせに。
だが、化粧っ気のない母さんの顔はいつもより幼くて、瞳も……なんというか、憑き物が落ちたかのように澄んでいた。
いつもの強気な態度もどこかへおき忘れてしまったようだ。なんだか迷子の子羊、いや、子熊のようで、愛しく思えた。
「ホクトくん、下で一緒にごはん食べよう?」
ぎゅっと抱きしめられながら耳元で言われ、思わず頷きそうになった。いかんいかんと僕は首を振る。
「食べたくありません」
「ホクトくん……」
母さんは悲しそうな目で僕を見上げる。捨てられた子犬のような目にアリオトを連想した。
その瞬間、僕はハッとした。
母さんはいつも僕のことを「ホクトちゃん」って呼んでなかったっけ。僕のことを「ホクトくん」って呼ぶのはアリオトだけだ。
「その呼び方はやめてくれませんか。アリオトの真似なんかして……」
僕が言うと、母さんはパッと自分の口元を両手で抑えた。
「ごめん……ホクト、ちゃん」
別にちゃん付けで呼んで欲しいわけではないのだけど、と馬鹿馬鹿しくなった。笑いそうになって、それを引っ込める。
しおらしく謝るなんて、やっぱり母さんの様子がおかしい。口調だけでなく、仕草までアリオトみたいなのが不気味に思えてきた。
「何のつもりですか、一体」
アリオトの口調で頼めば僕が言うことを聞くとでも思ったのか? だとしたら頭がおかしすぎる。それに絆されかける僕もたいがいだが。
「ちょっとみんなに大事な話があるからさ、とにかくテーブルについておくれ」
母さんは話を変えようとするかのように、仏頂面の僕の背中をぐいぐい押して、部屋を出た。
「メアリ! マフ! みんな食卓に集合だよ」
母さんが階段を降りながら声を張り上げる。
「ホクト坊っちゃん?! お、お加減はよろしいので?」
マフとメアリは唖然としているし、僕は怒っているというのに、母さんだけが妙に明るい。
********************
それは奇妙な食卓だった。
母さんが、使用人のマフとメアリを一緒のテーブルに座らせるのはこれが初めてだった。
長方形の広いテーブルの上座、短い端に母さん。末座の方に恐る恐るといった様子でメアリとマフが向かい合って座っていた。僕の食事は母さんの左脇、長い辺の角に用意されていた。それが定位置だった。僕の向かいの席は空いていて、それは、アリオトの不在を際立たせた。
僕は皿を無視してマフたちがいる下座の短い端に座った。母さんとはかなりの距離を隔てて向かい合う形。メアリが気を使って僕の皿を移動してきたけれど、僕は手をつけるつもりはない。
母さんはお祈りを捧げると、静かにスープを飲み始めた。お祈りなんてついぞしてなかったじゃないか。白々しい。
マフとメアリも、食事には手をつけない。困惑したようにキョロキョロしていた。どういう風の吹き回しか、母さんの真意がわからず警戒しているのだろう。
母さんが何度も勧めてようやく、二人の方からも遠慮がちにスプーンが皿に当たる音、スープを啜る音が聞こえてきた。
僕は腕組みをして、足を組み、食事には一切手をつけなかった。ただ、アリオトの座るはずだった席をぼんやりと眺めて時間が経つのを待った。
そういえば、アリオトが僕らと食事を共にしなくなったのはいつからだったか。そんな仕打ちを受けているあの子を、助けてやれなかった。僕がボンクラで、母さんの言いなりだったせいだ。
やがて、母さんが食器をテーブルに置いて、ナプキンで口を拭った。いつもの癖で膳を下げるために席を立とうとしたメアリを、母さんは微笑んで制した。
「座ってて、メアリ。皆に、大切なお話があるんだ」
母さんは席から立ち上がると、テーブルの僕らを見渡して、言った。
「今から言うことは、神様に誓って、本当のことなんだ。落ち着いて、驚かないで最後まで聞いて欲しいんだ」
母さんは僕らに落ち着くようにというジェスチャーをしきりにしていたが、そういう自分が一番挙動不審だ。
「実はね、実は、僕はアリ……」
そこまで言って、母さんは目を見開いた。
「ア……アリ……うぐぐぐ……」
母さんの口は奇妙に捻れて、言葉が発せないみたいだった。しばらく僕たちは呆然として、母さんの出来損ないの腹話術みたいな顔芸を見せつけられていた。
「何なんです、一体」
三人を代表して僕が尋ねると、母さんの目にはぶあっと涙が込み上げた。それはこぼれはしなかったが、なみなみと下まぶたのふちに盛り上がって揺れるのが見えるくらいだった。口を歪め、目尻を真っ赤にしてこちらを睨みつける様はまるで盛ったバッファローのようだった。
「ふええええ」
とうとう母さんは気の抜けたような声を出して座り込んでしまった。
「ごめん……ちょっと言えないようになってるみたいで」
母さんはほっぺをぱちぱちと叩いた。不器用に笑いながら、泣くのを堪えているみたいだ。事情はわからないが流石に何だか見ているのが辛い光景だった。いい大人が笑いながら半べそをかいているのだから。
「いい加減にしてくださいよ。何なんですか、わざわざマフとメアリまで集めておいて」
「うーん」
母さんは頭を抱えてしまった。
その時マフが、母さんの目を盗んで、僕にこめかみのあたりをくるくると指さしながら目配せをしてきた。
そうだな、僕も母さんは頭がどうかしちゃったんじゃないかと思っていたところだ。こうなっては僕もすねている場合じゃない。看病が必要なのは母さんの方かもしれない。
「母さん、少し休んだら」
僕は仕方なく席を立って、母さんの隣まで行った。
「疲れてるんだろ、僕の看病で……」
母さんがアリオトにした仕打ちを許したわけではない。でも、いつもと様子の違う母さんが、あまりに哀れだった。
母さんの生き甲斐はこの僕なのだ。その僕に無視され、反発されたことが、母さんをここまで追い詰めてしまったのかもしれない。
僕は最大限の寛容さを発揮して、母さんの肩に手を差し伸べた。
「そ、そうじゃない」
ところが、母さんは僕の言葉を遮った。僕は手を引っ込める。
「僕が言いたいのは、とにかく……その……アリオトは、無事だってこと」
何を言い出すかと思えば、アリオトのことだった。僕たちは呆気に取られて母さんの言葉を待った。
「アリオトは、無事に、シブヤに行って、おつかいを、一応果たしたんだ」
母さんは一言一言、喋れることを確認するようにして言った。
「持っては帰れなかったが、スケシタも、見つけた。舞踏会にも、行った。友達も、作った」
なんでカタコトなんだか知らないけれど、そういう言い方でしかうまく喋れないらしかった。
「この世でいちばんの幸せも知った」
何のことだろう、と僕は母さんの顔を見た。
「だから、アリオトのことは心配しないでいい……」
母さんの目は朝日を受けて、琥珀色に透けてキラキラと輝いていた。何かを懐古するような眼差しに、僕は言葉を失った。
「何……だって?」
僕は自分の感情が何かもわからないまま、低く唸った。
「アリオトは、幸せなんだ。ただ、問題は、ザクロさんの方で……」
アリオトが、「幸せ」だって? 今、母さんはそう言ったの? この屋敷を離れたアリオトが、「幸せ」だって?
「どうして母さんにそんなことが分かる? どうしてそんな言葉を信じることができる? あなたは、アリオトをいじめ倒してた。あなたがアリオトの幸せを知って、そんな穏やかな顔ができるはずないじゃないか。全部嘘に決まってる!」
「嘘じゃない」
「アリオトを娼館に売ったんだろ!」
僕の目からは涙がこぼれていた。
「……どうしてそれを」
母さんは驚いたように僕を見た。やっぱり……僕の推測は当たっていたんだ。僕の体から血の気が抜けていく。
「頼むから、僕のアリオトを今すぐ、返してください」
僕は震えながら言った。
「あ、アリオトは、ここに、いるんだよ……居なくなったのは、母さんの方で……」
母さんはまた訳のわからないことを言った。
「ふざけるのもいい加減にしてくれ!」
僕は思わず机を叩いた。食器がひっくり返って、呆然とする母さんの顔を汚した。
「アリオトを返してくれ! 一切汚れていない、一切傷ついていない、あの日のままのアリオトをだ!」
僕が母さんに掴みかかろうとするのを、すんでで止めたのはマフだった。
「坊っちゃん、坊っちゃん……どうか、落ち着いてくだせえ」
マフに連れられて、僕は食堂を出た。冷たい廊下を歩きながら、僕は昂った気持ちと呼吸を必死で整えた。
母さんは僕の意識が戻ったことを、泣き出さんばかりに喜んだ。僕はまだ母さんを許したわけじゃない。でも、無言で僕に縋りついている母さんを振りほどく事もできなかった。
「アリオトを無事に連れ戻すまで、母さんのことは許さない」
僕は低い声で言った。すると母さんは、涙で潤んだ瞳で僕を見上げた。
「ありがとう、ホクトくん……」
何がありがとうなんだか分からない。まるで、僕がアリオトの心配をしていることに対して感謝しているように聞こえる。自分が追い出したくせに。
だが、化粧っ気のない母さんの顔はいつもより幼くて、瞳も……なんというか、憑き物が落ちたかのように澄んでいた。
いつもの強気な態度もどこかへおき忘れてしまったようだ。なんだか迷子の子羊、いや、子熊のようで、愛しく思えた。
「ホクトくん、下で一緒にごはん食べよう?」
ぎゅっと抱きしめられながら耳元で言われ、思わず頷きそうになった。いかんいかんと僕は首を振る。
「食べたくありません」
「ホクトくん……」
母さんは悲しそうな目で僕を見上げる。捨てられた子犬のような目にアリオトを連想した。
その瞬間、僕はハッとした。
母さんはいつも僕のことを「ホクトちゃん」って呼んでなかったっけ。僕のことを「ホクトくん」って呼ぶのはアリオトだけだ。
「その呼び方はやめてくれませんか。アリオトの真似なんかして……」
僕が言うと、母さんはパッと自分の口元を両手で抑えた。
「ごめん……ホクト、ちゃん」
別にちゃん付けで呼んで欲しいわけではないのだけど、と馬鹿馬鹿しくなった。笑いそうになって、それを引っ込める。
しおらしく謝るなんて、やっぱり母さんの様子がおかしい。口調だけでなく、仕草までアリオトみたいなのが不気味に思えてきた。
「何のつもりですか、一体」
アリオトの口調で頼めば僕が言うことを聞くとでも思ったのか? だとしたら頭がおかしすぎる。それに絆されかける僕もたいがいだが。
「ちょっとみんなに大事な話があるからさ、とにかくテーブルについておくれ」
母さんは話を変えようとするかのように、仏頂面の僕の背中をぐいぐい押して、部屋を出た。
「メアリ! マフ! みんな食卓に集合だよ」
母さんが階段を降りながら声を張り上げる。
「ホクト坊っちゃん?! お、お加減はよろしいので?」
マフとメアリは唖然としているし、僕は怒っているというのに、母さんだけが妙に明るい。
********************
それは奇妙な食卓だった。
母さんが、使用人のマフとメアリを一緒のテーブルに座らせるのはこれが初めてだった。
長方形の広いテーブルの上座、短い端に母さん。末座の方に恐る恐るといった様子でメアリとマフが向かい合って座っていた。僕の食事は母さんの左脇、長い辺の角に用意されていた。それが定位置だった。僕の向かいの席は空いていて、それは、アリオトの不在を際立たせた。
僕は皿を無視してマフたちがいる下座の短い端に座った。母さんとはかなりの距離を隔てて向かい合う形。メアリが気を使って僕の皿を移動してきたけれど、僕は手をつけるつもりはない。
母さんはお祈りを捧げると、静かにスープを飲み始めた。お祈りなんてついぞしてなかったじゃないか。白々しい。
マフとメアリも、食事には手をつけない。困惑したようにキョロキョロしていた。どういう風の吹き回しか、母さんの真意がわからず警戒しているのだろう。
母さんが何度も勧めてようやく、二人の方からも遠慮がちにスプーンが皿に当たる音、スープを啜る音が聞こえてきた。
僕は腕組みをして、足を組み、食事には一切手をつけなかった。ただ、アリオトの座るはずだった席をぼんやりと眺めて時間が経つのを待った。
そういえば、アリオトが僕らと食事を共にしなくなったのはいつからだったか。そんな仕打ちを受けているあの子を、助けてやれなかった。僕がボンクラで、母さんの言いなりだったせいだ。
やがて、母さんが食器をテーブルに置いて、ナプキンで口を拭った。いつもの癖で膳を下げるために席を立とうとしたメアリを、母さんは微笑んで制した。
「座ってて、メアリ。皆に、大切なお話があるんだ」
母さんは席から立ち上がると、テーブルの僕らを見渡して、言った。
「今から言うことは、神様に誓って、本当のことなんだ。落ち着いて、驚かないで最後まで聞いて欲しいんだ」
母さんは僕らに落ち着くようにというジェスチャーをしきりにしていたが、そういう自分が一番挙動不審だ。
「実はね、実は、僕はアリ……」
そこまで言って、母さんは目を見開いた。
「ア……アリ……うぐぐぐ……」
母さんの口は奇妙に捻れて、言葉が発せないみたいだった。しばらく僕たちは呆然として、母さんの出来損ないの腹話術みたいな顔芸を見せつけられていた。
「何なんです、一体」
三人を代表して僕が尋ねると、母さんの目にはぶあっと涙が込み上げた。それはこぼれはしなかったが、なみなみと下まぶたのふちに盛り上がって揺れるのが見えるくらいだった。口を歪め、目尻を真っ赤にしてこちらを睨みつける様はまるで盛ったバッファローのようだった。
「ふええええ」
とうとう母さんは気の抜けたような声を出して座り込んでしまった。
「ごめん……ちょっと言えないようになってるみたいで」
母さんはほっぺをぱちぱちと叩いた。不器用に笑いながら、泣くのを堪えているみたいだ。事情はわからないが流石に何だか見ているのが辛い光景だった。いい大人が笑いながら半べそをかいているのだから。
「いい加減にしてくださいよ。何なんですか、わざわざマフとメアリまで集めておいて」
「うーん」
母さんは頭を抱えてしまった。
その時マフが、母さんの目を盗んで、僕にこめかみのあたりをくるくると指さしながら目配せをしてきた。
そうだな、僕も母さんは頭がどうかしちゃったんじゃないかと思っていたところだ。こうなっては僕もすねている場合じゃない。看病が必要なのは母さんの方かもしれない。
「母さん、少し休んだら」
僕は仕方なく席を立って、母さんの隣まで行った。
「疲れてるんだろ、僕の看病で……」
母さんがアリオトにした仕打ちを許したわけではない。でも、いつもと様子の違う母さんが、あまりに哀れだった。
母さんの生き甲斐はこの僕なのだ。その僕に無視され、反発されたことが、母さんをここまで追い詰めてしまったのかもしれない。
僕は最大限の寛容さを発揮して、母さんの肩に手を差し伸べた。
「そ、そうじゃない」
ところが、母さんは僕の言葉を遮った。僕は手を引っ込める。
「僕が言いたいのは、とにかく……その……アリオトは、無事だってこと」
何を言い出すかと思えば、アリオトのことだった。僕たちは呆気に取られて母さんの言葉を待った。
「アリオトは、無事に、シブヤに行って、おつかいを、一応果たしたんだ」
母さんは一言一言、喋れることを確認するようにして言った。
「持っては帰れなかったが、スケシタも、見つけた。舞踏会にも、行った。友達も、作った」
なんでカタコトなんだか知らないけれど、そういう言い方でしかうまく喋れないらしかった。
「この世でいちばんの幸せも知った」
何のことだろう、と僕は母さんの顔を見た。
「だから、アリオトのことは心配しないでいい……」
母さんの目は朝日を受けて、琥珀色に透けてキラキラと輝いていた。何かを懐古するような眼差しに、僕は言葉を失った。
「何……だって?」
僕は自分の感情が何かもわからないまま、低く唸った。
「アリオトは、幸せなんだ。ただ、問題は、ザクロさんの方で……」
アリオトが、「幸せ」だって? 今、母さんはそう言ったの? この屋敷を離れたアリオトが、「幸せ」だって?
「どうして母さんにそんなことが分かる? どうしてそんな言葉を信じることができる? あなたは、アリオトをいじめ倒してた。あなたがアリオトの幸せを知って、そんな穏やかな顔ができるはずないじゃないか。全部嘘に決まってる!」
「嘘じゃない」
「アリオトを娼館に売ったんだろ!」
僕の目からは涙がこぼれていた。
「……どうしてそれを」
母さんは驚いたように僕を見た。やっぱり……僕の推測は当たっていたんだ。僕の体から血の気が抜けていく。
「頼むから、僕のアリオトを今すぐ、返してください」
僕は震えながら言った。
「あ、アリオトは、ここに、いるんだよ……居なくなったのは、母さんの方で……」
母さんはまた訳のわからないことを言った。
「ふざけるのもいい加減にしてくれ!」
僕は思わず机を叩いた。食器がひっくり返って、呆然とする母さんの顔を汚した。
「アリオトを返してくれ! 一切汚れていない、一切傷ついていない、あの日のままのアリオトをだ!」
僕が母さんに掴みかかろうとするのを、すんでで止めたのはマフだった。
「坊っちゃん、坊っちゃん……どうか、落ち着いてくだせえ」
マフに連れられて、僕は食堂を出た。冷たい廊下を歩きながら、僕は昂った気持ちと呼吸を必死で整えた。
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2024.10.18 第二章開幕にあたり、第一章の2話~3話の間に加筆を行いました。小数点付きの話が追加分ですが、別に読まなくても問題はありません。
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