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そして鬼と獣の戦いは
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怨鬼と上から目を合わせた宮橋は、言う。
「そもそもね、ほんと、この子バカだなって。いちいち気にするなと僕は言った。それでいて、この僕が足枷の一つになっているとか、冗談じゃない」
「我にも分からん情だ」
「本来は、そういうものだろうね。僕が心底、怒りをこらえているのも、お前には分からないだろうよ」
でも、と宮橋は張り上げていた声を唐突に弱めた。
「……でも、この子は違ったんだから、しょうがない」
「やはり不完全なのか」
「それは君自身が、身体で答えを感じ取っただろうに」
ニヤリ、と見下ろす宮橋の顔に笑みが浮かぶ。
「魔術師の、問答か」
「答えられる範囲と、それを伝えられるタイミングは決まっている。僕は、今の君には〝答えられない〟」
見つめ合う怨鬼との間を、ミサイルが通過していった。宮橋が、ふうんと読めない笑顔で流し目を向ける。
「そもそも火薬だの、鉄の固まりだの、そして所詮は人間の〝鬼〟――それぐらいで彼が止まるものか」
不意に、空気が変わる。
怨鬼が異質さを察知して、バッと雪弥の方を振り返った。
「あれくらいで『しまいになる』? ハッ、馬鹿をいっちゃいけないよ。君が、存在している方の現代の〝鬼〟だとするならが、彼は存在している方の〝獣〟――三大大家の一つが、禁忌を犯してまで手に入れた本物の【番犬】だぞ」
――直後、ぐんっと雪弥が起き上がった。
不意に立ち上がった彼を見て、怨鬼が初めて狼狽を見せた。こちらを見る雪弥の目は見開かれ、煌々と青く光っている。
獣が、獲物に狙いを定めた目だった。
首一つになろうと、執念深く最後までシトめようとする、獣のソレだ。
「ば、馬鹿な。確かに我は、胸の急所のほとんどを砕いたぞ」
「君と同じさ。元々ひどく頑丈だが、それ以上に彼は〝驚異的〟なんだよ。そのどこかの黒幕さんが、興味を抱くほどのね」
上から眺める宮橋が、淡々と答える。
「身体への負荷耐性、治癒と呼べるものを上回る負傷した箇所への再生能力。この二十四年で身体に馴染んだ番犬としての血は、君らのそれらを凌駕する」
と、宮橋は、そこで雪弥に大きな声で言葉を投げる。
「おい、雪弥君。ここまで好き放題やられたんだ。さすがの君も、観念して素直になってみたらどうだい」
その言葉を聞きながら、雪弥はゆらりと怨鬼へ身体を向けた。動くようになった腕の動作を、確認するかのように少しだけ力を入れる。
「またいちいち余計な事まで考えるなよ。今、〝君がどうしたいのか〟を考えろ」
――そんなの、自分がよく分かってる。
雪弥は、宮橋の声を聞いて思った。久しぶりに、色々なところが鈍く『痛み』を伝えてくる。消耗しきったせいか、頭は余分なところに気が回らないくらい、どこかクリアだ。
もし、ここで死ぬ事になったら、と考えたら、とうに答えも出ていた。
ここで死んだら、結局は守れない。
「お前は、僕の事を候補ではなく、【番犬】と呼んだな」
歩み寄る雪弥の目が、凍えるような毅然とした美しい殺気を孕んで、淡く光る。
「なら、僕はそうであろう。僕は、兄さん達を害するあらゆる敵の喉元に噛み付いて殺す、番犬という名を持つ、その副当主とやらになってやる」
迷いは吹っ切れた。そもそも特殊機関でも、自分の役割はそうだったではないか。
いつだって迷わず戦ってきた。それが、雪弥が唯一できる事。
そして兄は、それを必要だと言った。おかしいだとか、おかしくないだとか、よく分からない事は考えない。兄は一度だって雪弥に『周りに合わせろ』だとか、『変われ』だとかは言わなかった。
なら、そばに行くまでだ。望まれて、必要であるというのなら彼の力になろう。たとえ一族の遠い縁の者がなんと言ったって、構うものか。
――それでも雪弥の〝家族〟が、笑ってくれるのなら。
彼らを傷付けない勇気を持って、そばに行こう。
「実にいいぞ番犬!」
ははっと大きく笑って、怨鬼が両足を踏みしめた。
「ならば〝鬼〟と〝獣〟、どちらが強いか、この時代でもまた決着をつけようではないか!」
彼は、代々受け継がれてきた〝隠された戦争の歴史〟を知っているのか。
いや、今、そんな事はどうだっていい。
「兄さんが必要と判断しない限り、僕には無用だ」
大昔の事なんて興味がない。雪弥はいつだって、出会ったあの幼い日から、父と、母と、もう一人の母と、兄の蒼慶(そうけい)と、妹の緋菜(ひな)と。そして自分の手を平気で引っ張った、あの変わり者のヘンタイ執事のいる風景を、宝物のように胸に抱えて生きている。
静かに睨みあった直後、雪弥と怨鬼は同時に走り出していた。こんなにも足が、身体が軽かったのかと、雪弥は静かに驚きを覚えたりした。
――でも、それも自分の気のせいなのかもしれない。
エージェントとしての仕事で、殺すための手が。そして身体が重い、だなんて感じた事は、なかったから。
「勝負は、ついたな」
その一瞬の勝敗を見届け、宮橋が言った。
双方が全力でぶつかり合った直後、ドゥッと上がった重々しい音。頭部をなくした怨鬼の身体が、潜血をまきちらしながら鬼の死骸の上へ崩れ落ちる。
標的の死亡を、雪弥はしかと確認した。
その時、どちらかが倒れて決着がついたのを感知でもしたのか、海側からの砲撃が一気に激しさを増した。最後の総攻撃だろう。証拠を隠滅する気なのだ。
「雪弥君! ずらかるぞ!」
その声を聞いて、雪弥の顔に人らしい表情が戻る。
振り返ってみると、上に、煙に煽られている宮橋の姿があった。それが目に留まった途端、雪弥は任務中の身であった事も思い出す。
「宮橋さん、そこにいてください。すぐに迎えに行きます」
「あ、それはいらん。おい、いいから、やめろ」
「何を言っているんですか」
一つ飛びで上まで行った雪弥は、ふわりと着地して訝った。ふと、自分の血まみれの両手に気付く。
「ああ、血ですか。すみません、今は我慢していてください」
「違うぞこのバカ犬め、僕が言っているのは――」
何やら宮橋が言っていたが、いつ爆発に巻き込まれるか分からない。時間もない事を考えていた雪弥は、そのまま彼の膝の裏に「失礼します」と手を差し入れると、そのまま両手に抱えて「よいしょ」と言って飛んだ。
移動されている間、宮橋は高所と高ジャンプに耐えるみたいに、口を引き結んだ無の境地の顔だった。
やがて、フェンスの外の安全な場所に降り立った。
――直後、雪弥の頭に「こんのバカ犬が!」と宮橋の拳骨が落ちた。
「だから、お姫様抱っこするなと言っただろうが!」
助けたのに、本気で怒られてしまった。
スーツを血で汚してしまったのは申し訳ないが、だって担いだらかなり揺れるのにと、雪弥はよく分からなくて首を捻る。
「はぁ、すみません……あの、いちおう怪我人なので、労わってくれると助かるんですが」
このまま人目に付いてもまずい。ひとまず説得して宮橋に一旦落ち着いてもらい、雪弥は彼とその場を後にした。
※※※
――のだが、その後。
夜狐とその部隊に合流し、一旦汚れを落として代えのスーツにお互い着替えた。雪弥は怪我の治療もしてもらったのだが、終わって出てみると、何故かそこには真っ黒いオーラを背負った宮橋が待っていた。
「雪弥君。僕はね、ヤルと言ったら、ヤるよ」
……何を?
雪弥は、すぐに思い付くものがなかった。疑問符いっぱいの顔で見つめ返していると、宮橋が寒々とした作り笑いで、差し出してきた手の指の関節をパキリと鳴らした。
「仕返しに、君をお姫様抱っこして町を歩いてやろう」
そういえば、以前そんな事を言われたのを思い出した。
宮橋に本気(マジ)で〝お姫様抱っこ〟で町を闊歩されそうになった雪弥は、怪我人だというのに、全力疾走で逃げ切ったのだった。
「そもそもね、ほんと、この子バカだなって。いちいち気にするなと僕は言った。それでいて、この僕が足枷の一つになっているとか、冗談じゃない」
「我にも分からん情だ」
「本来は、そういうものだろうね。僕が心底、怒りをこらえているのも、お前には分からないだろうよ」
でも、と宮橋は張り上げていた声を唐突に弱めた。
「……でも、この子は違ったんだから、しょうがない」
「やはり不完全なのか」
「それは君自身が、身体で答えを感じ取っただろうに」
ニヤリ、と見下ろす宮橋の顔に笑みが浮かぶ。
「魔術師の、問答か」
「答えられる範囲と、それを伝えられるタイミングは決まっている。僕は、今の君には〝答えられない〟」
見つめ合う怨鬼との間を、ミサイルが通過していった。宮橋が、ふうんと読めない笑顔で流し目を向ける。
「そもそも火薬だの、鉄の固まりだの、そして所詮は人間の〝鬼〟――それぐらいで彼が止まるものか」
不意に、空気が変わる。
怨鬼が異質さを察知して、バッと雪弥の方を振り返った。
「あれくらいで『しまいになる』? ハッ、馬鹿をいっちゃいけないよ。君が、存在している方の現代の〝鬼〟だとするならが、彼は存在している方の〝獣〟――三大大家の一つが、禁忌を犯してまで手に入れた本物の【番犬】だぞ」
――直後、ぐんっと雪弥が起き上がった。
不意に立ち上がった彼を見て、怨鬼が初めて狼狽を見せた。こちらを見る雪弥の目は見開かれ、煌々と青く光っている。
獣が、獲物に狙いを定めた目だった。
首一つになろうと、執念深く最後までシトめようとする、獣のソレだ。
「ば、馬鹿な。確かに我は、胸の急所のほとんどを砕いたぞ」
「君と同じさ。元々ひどく頑丈だが、それ以上に彼は〝驚異的〟なんだよ。そのどこかの黒幕さんが、興味を抱くほどのね」
上から眺める宮橋が、淡々と答える。
「身体への負荷耐性、治癒と呼べるものを上回る負傷した箇所への再生能力。この二十四年で身体に馴染んだ番犬としての血は、君らのそれらを凌駕する」
と、宮橋は、そこで雪弥に大きな声で言葉を投げる。
「おい、雪弥君。ここまで好き放題やられたんだ。さすがの君も、観念して素直になってみたらどうだい」
その言葉を聞きながら、雪弥はゆらりと怨鬼へ身体を向けた。動くようになった腕の動作を、確認するかのように少しだけ力を入れる。
「またいちいち余計な事まで考えるなよ。今、〝君がどうしたいのか〟を考えろ」
――そんなの、自分がよく分かってる。
雪弥は、宮橋の声を聞いて思った。久しぶりに、色々なところが鈍く『痛み』を伝えてくる。消耗しきったせいか、頭は余分なところに気が回らないくらい、どこかクリアだ。
もし、ここで死ぬ事になったら、と考えたら、とうに答えも出ていた。
ここで死んだら、結局は守れない。
「お前は、僕の事を候補ではなく、【番犬】と呼んだな」
歩み寄る雪弥の目が、凍えるような毅然とした美しい殺気を孕んで、淡く光る。
「なら、僕はそうであろう。僕は、兄さん達を害するあらゆる敵の喉元に噛み付いて殺す、番犬という名を持つ、その副当主とやらになってやる」
迷いは吹っ切れた。そもそも特殊機関でも、自分の役割はそうだったではないか。
いつだって迷わず戦ってきた。それが、雪弥が唯一できる事。
そして兄は、それを必要だと言った。おかしいだとか、おかしくないだとか、よく分からない事は考えない。兄は一度だって雪弥に『周りに合わせろ』だとか、『変われ』だとかは言わなかった。
なら、そばに行くまでだ。望まれて、必要であるというのなら彼の力になろう。たとえ一族の遠い縁の者がなんと言ったって、構うものか。
――それでも雪弥の〝家族〟が、笑ってくれるのなら。
彼らを傷付けない勇気を持って、そばに行こう。
「実にいいぞ番犬!」
ははっと大きく笑って、怨鬼が両足を踏みしめた。
「ならば〝鬼〟と〝獣〟、どちらが強いか、この時代でもまた決着をつけようではないか!」
彼は、代々受け継がれてきた〝隠された戦争の歴史〟を知っているのか。
いや、今、そんな事はどうだっていい。
「兄さんが必要と判断しない限り、僕には無用だ」
大昔の事なんて興味がない。雪弥はいつだって、出会ったあの幼い日から、父と、母と、もう一人の母と、兄の蒼慶(そうけい)と、妹の緋菜(ひな)と。そして自分の手を平気で引っ張った、あの変わり者のヘンタイ執事のいる風景を、宝物のように胸に抱えて生きている。
静かに睨みあった直後、雪弥と怨鬼は同時に走り出していた。こんなにも足が、身体が軽かったのかと、雪弥は静かに驚きを覚えたりした。
――でも、それも自分の気のせいなのかもしれない。
エージェントとしての仕事で、殺すための手が。そして身体が重い、だなんて感じた事は、なかったから。
「勝負は、ついたな」
その一瞬の勝敗を見届け、宮橋が言った。
双方が全力でぶつかり合った直後、ドゥッと上がった重々しい音。頭部をなくした怨鬼の身体が、潜血をまきちらしながら鬼の死骸の上へ崩れ落ちる。
標的の死亡を、雪弥はしかと確認した。
その時、どちらかが倒れて決着がついたのを感知でもしたのか、海側からの砲撃が一気に激しさを増した。最後の総攻撃だろう。証拠を隠滅する気なのだ。
「雪弥君! ずらかるぞ!」
その声を聞いて、雪弥の顔に人らしい表情が戻る。
振り返ってみると、上に、煙に煽られている宮橋の姿があった。それが目に留まった途端、雪弥は任務中の身であった事も思い出す。
「宮橋さん、そこにいてください。すぐに迎えに行きます」
「あ、それはいらん。おい、いいから、やめろ」
「何を言っているんですか」
一つ飛びで上まで行った雪弥は、ふわりと着地して訝った。ふと、自分の血まみれの両手に気付く。
「ああ、血ですか。すみません、今は我慢していてください」
「違うぞこのバカ犬め、僕が言っているのは――」
何やら宮橋が言っていたが、いつ爆発に巻き込まれるか分からない。時間もない事を考えていた雪弥は、そのまま彼の膝の裏に「失礼します」と手を差し入れると、そのまま両手に抱えて「よいしょ」と言って飛んだ。
移動されている間、宮橋は高所と高ジャンプに耐えるみたいに、口を引き結んだ無の境地の顔だった。
やがて、フェンスの外の安全な場所に降り立った。
――直後、雪弥の頭に「こんのバカ犬が!」と宮橋の拳骨が落ちた。
「だから、お姫様抱っこするなと言っただろうが!」
助けたのに、本気で怒られてしまった。
スーツを血で汚してしまったのは申し訳ないが、だって担いだらかなり揺れるのにと、雪弥はよく分からなくて首を捻る。
「はぁ、すみません……あの、いちおう怪我人なので、労わってくれると助かるんですが」
このまま人目に付いてもまずい。ひとまず説得して宮橋に一旦落ち着いてもらい、雪弥は彼とその場を後にした。
※※※
――のだが、その後。
夜狐とその部隊に合流し、一旦汚れを落として代えのスーツにお互い着替えた。雪弥は怪我の治療もしてもらったのだが、終わって出てみると、何故かそこには真っ黒いオーラを背負った宮橋が待っていた。
「雪弥君。僕はね、ヤルと言ったら、ヤるよ」
……何を?
雪弥は、すぐに思い付くものがなかった。疑問符いっぱいの顔で見つめ返していると、宮橋が寒々とした作り笑いで、差し出してきた手の指の関節をパキリと鳴らした。
「仕返しに、君をお姫様抱っこして町を歩いてやろう」
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