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53話 騎士様の魔法が解けたら
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ジークハルトが早い湯浴みをしている間に、エリザはラドフォード公爵達と改めて解呪薬の理解を確認し合った。
薬が効いている間は、ジークハルトは目が覚めない。
呪いが完全に消えれば深夜にでも起床する可能性があると使用人達から意見が上がり、彼らが入れ代わり立ち代わり〝監視〟することが決まった。
「待って――『監視』と言いました?」
「失礼。言葉を間違えました」
困ったような笑顔を張り付かせているラドフォート公爵の後ろで、セバスチャンが涼しげにそう言った。
「でも、それなら治療係の私が扉の前で座り込んで――」
「危険ですよっ」
「それはやめましょう!」
途端、使用人達でなく、ラドフォード公爵も「それはやめようね」と意見を揃えた。
「え、危険?」
「ベッドに引っぱり込まれたらどうするんだよ――いてっ」
すぐそこにいたルディオに尋ね返したら、サジに頭を叩かれていた。
「ジークハルト様、そんな寝ぼけが強い人なんですか?」
「まぁ、そうですね」
まるでセバスチャンが『そういうことにしておましょう』というニュアンスで答えてきた。すると、ラドフォード公爵が言う。
「君は明日、殿下にご報告申し上げるのだろう? それなら、しっかり寝なくてはね。もちろん私もジークが早く目覚める可能性を考えて、早く寝るつりなんだよ」
早朝にジークハルトが目覚めるかもしれない。
そう推測してみると、確かに報告の件も推敲するとしたら、彼と同じタイミングで就寝するのがよさそうだと思えた。
「分かりました。私も寝ます」
こくんとエリザが頷いた途端、見守っていた使用人たちが「ほっ……」と息をもらしていた。
そして間もなく、かなり早い就寝時間がやってきた。
寝室へと案内したセバスチャンと共に、エリザとルディオも見守る中、ジークハルトがベッドに入った。
「この年齢になって、この時間の就寝を見届けられるのも、なんだか恥ずかしいものですね」
普段から恥ずかしい甘えっぷりを披露している人が、何を言っているのだろう。
そんなことを誰もが思ったかもしれない。
けれど――エリザはジョークの笑い一つ、出なかった。
「お父上様も、ジークハルト様につき合うと言って、モニカさんたちが就寝を見届けている頃ですから」
なだめるように優しく微笑みかける。
ジークハルトにも『呪いが解ける魔法の薬だ』とは軽く説明していた。彼は一切質問はせず、快く飲むことに協力すると言ってくれた。
(早すぎる就寝に応じたのも――呪いのせいなんだろうなぁ)
エリザは、二人の視線を背中に覚えながら呪解薬の入った小瓶をジークハルトに手渡した。彼はそれを受け取るとじっと眺め、それから視線を彼女へと戻してすぐふわりと微笑みかけてきた。
相変わらず、心の底から親愛していると錯覚させるような甘い笑みだった。
こちらが勘違いしてしまいそうなほどに、甘い。
エリザはうっかり頬が熱くなりそうになった。とくに最近のジークハルトは、熱く、真っ直ぐに見つめてくるのだ。
「これを飲んだら、魔法の力ですぐに眠ってしまうんでしょうね」
「そうだと思いますよ」
「それなら、今のうちに言っておかないと。おやすみなさいエリオ――起きた時、一番に見られるのが、あなたならいいのに」
それを聞いて、なんだか胸が切なくじりじりと締め付けられた。
そう思ってくれるのは今だけだ。
彼が持っているその小瓶の液体を喉に流し込んだら――すべてが、変わる。
「我が儘言わないでください、ジークハルト様。添い寝なんてしたら、起きた時に恥ずかしさで悶絶するのはあなたですよ」
エリザは、彼を不安にするまいと思ってどうにか笑い飛ばした。
「大丈夫ですよ、私はあなたの治療係ですから、明日の朝、起きたら一番に会いにきます」
彼を安心させるように微笑みかけた。
「一人の夜が寂しくてたまらなく感じるのも、それを不安に思ってしまうのも、次に目が覚めた時には、全部なくなっていますから」
すべては呪い――この国に大昔にあった〝術〟による勘違いだから。
もしジークハルトが、今とがらりと変わってしまったらと考えると不安はある。せめて共に過ごした一ヶ月の友情は残っていて欲しい。
けれど術にかかっていなくて、エリザの聖女の作用も受けない彼と、合いたいとも思っている。
たぶんそれが、治療係としてようやく対面できる、本当の彼の姿だから。
ここを出ていく前に、子供っぽさもなくなったしっかりしたジークハルトを目に焼き付いてから、行こうと思う。
それが、エリザがこの寝室に来るまでに決めた覚悟だった。
「おやすみなさい、ジークハルト様。良い夢を」
自然と手が伸びて、彼の頭を撫でていた。
ジークハルトが嬉しそうにそれを見た。そっと離すと、彼はセバスチャン、それからルディオを見た。
「おやすみ」
二人にもそう笑いかけると、小瓶の中身を一気に飲み干した。
空になった小瓶を、セバスチャンが回収した。ジークハルトの身体は数秒もしないうちにふらりと揺れて、後ろに倒れ込むようにして枕にぼふっと後頭部が落ちたかと思ったら、穏やかな寝息が続いていた。
彼が起きないとは分かってはいたものの、三人揃ってそっと部屋から出た。
「やれやれ、これで明日の朝、薬の効果が確認できたらお祝いものだな」
「そうだね」
ルディオが背伸びをした隣で、エリザも苦笑をこぼした。この屋敷のみんなが喜びに沸くだろう。
彼は、気になるので明日の朝一番にはまた来ると約束した。
「泊まりたいところだけど、仕事用品も全部屋敷にあるしな。いったん帰るよ」
知らせを出していた彼の迎えの馬車も、もう到着しているそうだ。セバスチャンか見送ると言った。
「エリオ、お前もちゃんと寝ろよ。読書で夜更かしするんじゃねぇぞ」
「分かってるよ。私だって明日は『仕事』だもん」
明日までは治療係としてすることがある。最後まで気を抜かずに取り組むつもりだ。
セバスチャンに続きながら廊下を向こうへと歩いていくルディオが「男なのに『もん』って」と笑っていた。
「まぁいいや、また明日の朝な。早い時間に会おう」
「うん、おやすみ」
肩越しに手を振ってきた彼に、エリザも手を振り返した。
◆
湯浴みをしたのち、魔術師団のマントコートとジャケットを椅子の背に引っかけて、エリザは本を持ってベッドに潜り込んだ。
開いたのは、すっかりハマってしまった児童文学だ。
どの物語も絵本と同じく、たくさん魔法が出てきて面白い。この国では魔法の歴史や種類の勉強も兼ねてそうなのだとは屋敷の人達も教えてくれていた。
早く寝るとルディオにも約束したものの、なかなか眠気はこなかった。
本も楽しかったが、やはり明日の朝のことを考えるとそわそわと落ち着かなかった。
「……ううんっ、でも寝なくちゃ」
慌てて本を閉じ、枕に顔をぼふっと埋めて、ぎゅっと目を閉じた。
自分がいつ寝たのかはよく分からない。
疲れていたのは確かなようで、次に意識が浮上した時、深く眠った満足感でしばし頭がぼうっとしていた。
(まだ、……暗いみたい?)
いつもなら開いた目に窓の明るさが差し込んでくるが、その感じがないと分かってすぐ、エリザの目を閉じていく。
(だってなんだか、温かくて……)
掛け布団がなくて少し肌寒い気がしたが、目の前が温かい。
再び意識が眠りへと沈みかけた時、部屋の外がにわかに騒がしいような気配を覚えた。
もう使用人達か活動しているのだろうか。昨日のテンションは確かに高かったが、それにしても気が早すぎやしないだろうか?
「うぅーん、今、何時……」
思い目を開けようと努力しながら、手を伸ばしたら――そこには壁があった。
温かい壁だ。
(――うん? 壁?)
ぺた、ぺたと寝ぼけて重い手を動かしたら、それがくすぐったがるみたいに少し揺れた。
びっくりして手を止め、目をぱちりと開けた時だった。
「ああ、起きましたか? もう少し触ってくれていてもよかったのですが」
とても耳に心地のいい声が聞こえた。
常々腰砕けの罪な声だとは思っていたが、寝起きに近くで甘く囁かれた途端――エリザは真っ赤になる。
「何せ、可愛かったですからね」
壁に置いていたと思っていた手を、温かさに包み込まれ、頭の上にそっと柔らかい何かを落とされる。
――これ、キスでは。
エリザはコチーンと思考が固まった。信じられなかったせいだ。でも、とにかく現状を確認しなければ……と思って、恐々と視線を持上げた。
「おはようございます、エリオ」
そこにはエリザの片手を握って、にこっと笑いかてくるジークハルトの姿があった。
彼が、そこで添い寝しているのを見てエリザは短い悲鳴を上げた。
薬が効いている間は、ジークハルトは目が覚めない。
呪いが完全に消えれば深夜にでも起床する可能性があると使用人達から意見が上がり、彼らが入れ代わり立ち代わり〝監視〟することが決まった。
「待って――『監視』と言いました?」
「失礼。言葉を間違えました」
困ったような笑顔を張り付かせているラドフォート公爵の後ろで、セバスチャンが涼しげにそう言った。
「でも、それなら治療係の私が扉の前で座り込んで――」
「危険ですよっ」
「それはやめましょう!」
途端、使用人達でなく、ラドフォード公爵も「それはやめようね」と意見を揃えた。
「え、危険?」
「ベッドに引っぱり込まれたらどうするんだよ――いてっ」
すぐそこにいたルディオに尋ね返したら、サジに頭を叩かれていた。
「ジークハルト様、そんな寝ぼけが強い人なんですか?」
「まぁ、そうですね」
まるでセバスチャンが『そういうことにしておましょう』というニュアンスで答えてきた。すると、ラドフォード公爵が言う。
「君は明日、殿下にご報告申し上げるのだろう? それなら、しっかり寝なくてはね。もちろん私もジークが早く目覚める可能性を考えて、早く寝るつりなんだよ」
早朝にジークハルトが目覚めるかもしれない。
そう推測してみると、確かに報告の件も推敲するとしたら、彼と同じタイミングで就寝するのがよさそうだと思えた。
「分かりました。私も寝ます」
こくんとエリザが頷いた途端、見守っていた使用人たちが「ほっ……」と息をもらしていた。
そして間もなく、かなり早い就寝時間がやってきた。
寝室へと案内したセバスチャンと共に、エリザとルディオも見守る中、ジークハルトがベッドに入った。
「この年齢になって、この時間の就寝を見届けられるのも、なんだか恥ずかしいものですね」
普段から恥ずかしい甘えっぷりを披露している人が、何を言っているのだろう。
そんなことを誰もが思ったかもしれない。
けれど――エリザはジョークの笑い一つ、出なかった。
「お父上様も、ジークハルト様につき合うと言って、モニカさんたちが就寝を見届けている頃ですから」
なだめるように優しく微笑みかける。
ジークハルトにも『呪いが解ける魔法の薬だ』とは軽く説明していた。彼は一切質問はせず、快く飲むことに協力すると言ってくれた。
(早すぎる就寝に応じたのも――呪いのせいなんだろうなぁ)
エリザは、二人の視線を背中に覚えながら呪解薬の入った小瓶をジークハルトに手渡した。彼はそれを受け取るとじっと眺め、それから視線を彼女へと戻してすぐふわりと微笑みかけてきた。
相変わらず、心の底から親愛していると錯覚させるような甘い笑みだった。
こちらが勘違いしてしまいそうなほどに、甘い。
エリザはうっかり頬が熱くなりそうになった。とくに最近のジークハルトは、熱く、真っ直ぐに見つめてくるのだ。
「これを飲んだら、魔法の力ですぐに眠ってしまうんでしょうね」
「そうだと思いますよ」
「それなら、今のうちに言っておかないと。おやすみなさいエリオ――起きた時、一番に見られるのが、あなたならいいのに」
それを聞いて、なんだか胸が切なくじりじりと締め付けられた。
そう思ってくれるのは今だけだ。
彼が持っているその小瓶の液体を喉に流し込んだら――すべてが、変わる。
「我が儘言わないでください、ジークハルト様。添い寝なんてしたら、起きた時に恥ずかしさで悶絶するのはあなたですよ」
エリザは、彼を不安にするまいと思ってどうにか笑い飛ばした。
「大丈夫ですよ、私はあなたの治療係ですから、明日の朝、起きたら一番に会いにきます」
彼を安心させるように微笑みかけた。
「一人の夜が寂しくてたまらなく感じるのも、それを不安に思ってしまうのも、次に目が覚めた時には、全部なくなっていますから」
すべては呪い――この国に大昔にあった〝術〟による勘違いだから。
もしジークハルトが、今とがらりと変わってしまったらと考えると不安はある。せめて共に過ごした一ヶ月の友情は残っていて欲しい。
けれど術にかかっていなくて、エリザの聖女の作用も受けない彼と、合いたいとも思っている。
たぶんそれが、治療係としてようやく対面できる、本当の彼の姿だから。
ここを出ていく前に、子供っぽさもなくなったしっかりしたジークハルトを目に焼き付いてから、行こうと思う。
それが、エリザがこの寝室に来るまでに決めた覚悟だった。
「おやすみなさい、ジークハルト様。良い夢を」
自然と手が伸びて、彼の頭を撫でていた。
ジークハルトが嬉しそうにそれを見た。そっと離すと、彼はセバスチャン、それからルディオを見た。
「おやすみ」
二人にもそう笑いかけると、小瓶の中身を一気に飲み干した。
空になった小瓶を、セバスチャンが回収した。ジークハルトの身体は数秒もしないうちにふらりと揺れて、後ろに倒れ込むようにして枕にぼふっと後頭部が落ちたかと思ったら、穏やかな寝息が続いていた。
彼が起きないとは分かってはいたものの、三人揃ってそっと部屋から出た。
「やれやれ、これで明日の朝、薬の効果が確認できたらお祝いものだな」
「そうだね」
ルディオが背伸びをした隣で、エリザも苦笑をこぼした。この屋敷のみんなが喜びに沸くだろう。
彼は、気になるので明日の朝一番にはまた来ると約束した。
「泊まりたいところだけど、仕事用品も全部屋敷にあるしな。いったん帰るよ」
知らせを出していた彼の迎えの馬車も、もう到着しているそうだ。セバスチャンか見送ると言った。
「エリオ、お前もちゃんと寝ろよ。読書で夜更かしするんじゃねぇぞ」
「分かってるよ。私だって明日は『仕事』だもん」
明日までは治療係としてすることがある。最後まで気を抜かずに取り組むつもりだ。
セバスチャンに続きながら廊下を向こうへと歩いていくルディオが「男なのに『もん』って」と笑っていた。
「まぁいいや、また明日の朝な。早い時間に会おう」
「うん、おやすみ」
肩越しに手を振ってきた彼に、エリザも手を振り返した。
◆
湯浴みをしたのち、魔術師団のマントコートとジャケットを椅子の背に引っかけて、エリザは本を持ってベッドに潜り込んだ。
開いたのは、すっかりハマってしまった児童文学だ。
どの物語も絵本と同じく、たくさん魔法が出てきて面白い。この国では魔法の歴史や種類の勉強も兼ねてそうなのだとは屋敷の人達も教えてくれていた。
早く寝るとルディオにも約束したものの、なかなか眠気はこなかった。
本も楽しかったが、やはり明日の朝のことを考えるとそわそわと落ち着かなかった。
「……ううんっ、でも寝なくちゃ」
慌てて本を閉じ、枕に顔をぼふっと埋めて、ぎゅっと目を閉じた。
自分がいつ寝たのかはよく分からない。
疲れていたのは確かなようで、次に意識が浮上した時、深く眠った満足感でしばし頭がぼうっとしていた。
(まだ、……暗いみたい?)
いつもなら開いた目に窓の明るさが差し込んでくるが、その感じがないと分かってすぐ、エリザの目を閉じていく。
(だってなんだか、温かくて……)
掛け布団がなくて少し肌寒い気がしたが、目の前が温かい。
再び意識が眠りへと沈みかけた時、部屋の外がにわかに騒がしいような気配を覚えた。
もう使用人達か活動しているのだろうか。昨日のテンションは確かに高かったが、それにしても気が早すぎやしないだろうか?
「うぅーん、今、何時……」
思い目を開けようと努力しながら、手を伸ばしたら――そこには壁があった。
温かい壁だ。
(――うん? 壁?)
ぺた、ぺたと寝ぼけて重い手を動かしたら、それがくすぐったがるみたいに少し揺れた。
びっくりして手を止め、目をぱちりと開けた時だった。
「ああ、起きましたか? もう少し触ってくれていてもよかったのですが」
とても耳に心地のいい声が聞こえた。
常々腰砕けの罪な声だとは思っていたが、寝起きに近くで甘く囁かれた途端――エリザは真っ赤になる。
「何せ、可愛かったですからね」
壁に置いていたと思っていた手を、温かさに包み込まれ、頭の上にそっと柔らかい何かを落とされる。
――これ、キスでは。
エリザはコチーンと思考が固まった。信じられなかったせいだ。でも、とにかく現状を確認しなければ……と思って、恐々と視線を持上げた。
「おはようございます、エリオ」
そこにはエリザの片手を握って、にこっと笑いかてくるジークハルトの姿があった。
彼が、そこで添い寝しているのを見てエリザは短い悲鳴を上げた。
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