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七章 だって婚約者だから
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それから二週間、リリアは王都へ行かなかった。
学院で選択していた残りの分の授業日程は、ついでに取っておこうかな、と思っていた資格の科目。父ツヴァイツァーも、領地の外に出掛ける社交もなくて――。
ただただ屋敷でゆっくりと過ごした。
「珍しいですよねー。姫様が、今度は無断欠席ですか」
二週間と一日目、アサギが昼食後のティータイムで言った。
リリアは、ちらりと考えてから、なんでもない風にティーカップを口元へと運んだ。フィンには秘密にしておいてとお願いし、家の誰にも教えていない。
「なんか、考えるのも疲れちゃって」
最後に学院へ出た時にあった、公爵令嬢アグスティーナの件。そのあと、らしくない乙女ちっくな赤面を晒してしまった一件……。
あのパニックの一件については、間を置けば、みんなの記憶から薄れてくれるだろう。
ただ、婚約うんぬんの件だ。それについて指を向けられ、噂され……それも含めて、令嬢達にまた何か色々と言われるんだろうなと思ったら、ちょっと精神的な回復時間が欲しくなったのだ。
相応しい婚約者候補がいるのだから、そちらに関しては、引き続きぐちぐち言われるのも仕方ない。
でも、とリリアは思う。
「……彼を慕っているのは分かるけど、嫌味がバカ王子と違って、ほんと嫌」
リリアは、口元からティーカップを離しながら、こっそり愚痴った。
あの日、帰宅したあとで一晩考えて、彼と彼女達の何が違うのか気付いた。先日の令嬢達は、リリアを知りもしないで、蹴落とすのに都合がいい女像に勝手に仕立て文句を言ってくる。それが、一番むかつくのだ。
それはお見合いをした際、サイラスに覚えた嫌悪感と同じだった。
思い返せば再会以来、彼は勝手な憶測やイメージで、一方的にひどい決めつけの物言いはしてこないでいた。
「だから私、あの時、とくに文句の一つだって浮かばなかったのかしら……」
リリアはティーカップを戻しながら、コンラッドのところに来た彼との別れ際を思い返した。
毛嫌いも感じなかった。だから、直前の令嬢達へ向けたみたいな戦う姿勢も取らず、文句も言わなかった?
分からない。考え始めると、一日で起こったことがごちゃまぜになってきて、いよいよ情報と感情が混雑してくるのだ。
サイラスの婚約者になってから、ずっと疲れることばかりだ。
はぁっと大きな溜息をついたリリアを、ツヴァイツァーがチラチラと見ていた。この二週間よく見ている溜息に、使用人達も気になった様子で目を向ける。
「何かあったのかい?」
「別に、なんともないわよ、父様」
そわそわと尋ねてきた父のツヴァイツァーに、リリアは椅子に背をもたれつつ、吐息交じりに答えた。
「でも、なんというか、ここ二週間はぐっと大人びたような気がして」
何か一歩大人になるようなきっかけでもあったのではないかと、父としては心配にもなっていた。
リリアは、その声を聞いてなるほどと思った。そうか、牽制のようにサイラスに前もって喧嘩を吹っ掛けなかったのは、精神的に少し成長したせいなのか。
それはいいことである。
リリアは、母のような女性になるのが目標なのだ。
冷静沈着で知的。そこにいるだけで、ハッと目を引く妖怪国の立派な女領主。これは学院に行き、社交にも参加することを決めた効果が、出始めているのかもしれない。
「まぁ、色々とあったのよ」
大人びたと言われて、悪い気はしない。リリアは、フッと余裕の笑みを浮かべてそう答えた。
するとツヴァイツァーが、がたがたっと椅子の足を鳴らした。
「色々!?」
休むくらいの何かが、たくさん一気に起こったとでもいうのか。
飛躍した父の心配のかたわら、実のところフィンを後日に呼び出し、締め上げて吐かせていたアサギが「なるほど」とこっそり呟いていた。
だが、ツヴァイツァーはそれを耳で拾う余裕はない。
「俺の可愛いリリア、色々って何!? ま、まさか苛められたりだとか、綺麗になってきたのをいいことに、どこかの令息に迫られたりだとか……!?」
「違うわよ」
そもそも自分は綺麗ではない。目も眩むほどの美女である母を知っているリリアは、きょとんと小首を傾げてみせる。
母よりも幼さがあるもふもふの大きな狐の耳が、「苛め」にも「迫られた」にも反応せずにいる。
素直な性格なので、嘘ではないらしいと分かって使用人一同も不思議がった。 旦那様よりも冷静な彼らは、リリアへ判断材料を求めた方がよいのでは、と目配せで伝え合う。
「たとえば、一番大きな要因や原因だとか」
ツヴァイツァーのティーカップに、紅茶を淹れ直した給仕の一人が尋ねた。
確かに、それを確認するのが一番いい。そう分かって、ツヴァイツァーも使用人達と見守る中、リリアは「原因……」と呟いて少し考える。
元を辿れば、結局のところ、その先には一人しかいない。
「バカ王子よ」
「あんのクソガキがぁぁあああああ!」
途端にツヴァイツァーが、手に取ったティーカップを握り砕いた。
「俺の可愛いリリアに、一体何をしやがった! 婚約者であるのをいいことに、アレやコレやまでのフリをさせていたとしたら、ぶちのめす!」
ツヴァイツァーの騒ぎっぷりに、使用人達は慣れたように処理作業へと移った。なんだ、また王子か、と彼らは犬猿の仲を思っていた。
また一つ使用人の仕事が増えたのを眺めるアサギは、半笑いだった。
「こういうところがあるから、姫様の荒っぽいのも直らないんですよ」
それでいて、本人が物憂げに考えて聞いていないのも、ちょっとどうだろうか。アサキが視線を向けた先には、ごちそうさまと伝えて立ち上がったリリアの姿があった。
「私、部屋でゆっくりしてくる」
疲労感なのだろうか。やる気も起こらなくて、リリアは本日もそうすることに決めると、ふわりと浮かんで二階の自室を目指した。
◆
二階の自室に到着すると、綺麗に整えられたベッドに飛び込んだ。
ぼふんっ、と体を預ければ、洗濯された良い香りとお日様の匂いがした。毎日ありがとうと感謝を覚えて、ぐりぐりと顔を押し付けしばし堪能する。
アサギに見られたら怒られてしまうかもしれないけど、彼は一階にいるので平気だ。
その彼の話によれば、リリアはまだ仔狐なので、やりたくなってしまうらしい。普段から父に抱きつき、他の者に頭を撫でられるのが好きなのも、そうなのだとか。
「普通の令嬢って、なんなのかしらねぇ……」
令嬢友達なんていないから、リリアはそれが普通なのかどうなのか分からない。
ただ、ひっついているのを見られて「子供か」と言われるのは想像された。それは嫌なので、父と社交の場に行く時は、しがみつくのを我慢している。
――でも、ここ最近は動く気が起きなくて、父や他の人達との接触も少ない。
「相応しい婚約者、か」
つい、ベッドに頬をあてて呟く。
公爵令嬢アグスティーナ。人間の中で、もっとも第二王子の相手に相応しいと言われている令嬢。いいところに嫁ぐために努力していることは、対面して分かった。
あの美しさも洗練された品も、そして言葉から滲み出る教養も、全て努力のたまものだろう。
「それに比べて、私、はじめっから諦めて、そういう努力なんてしてこなかったものね」
羨ましいだとか、どうこう言っているところではなかった。ここずっと屋敷で休んでいて、冷静に考えて、ふと気付かされた。リリアが彼女を悪く言える資格なんてない。
確かに、リリアを好きになってくれる〝人間〟が現れる可能性は、とても低いのかもしれない。
でも父と母が好き合って、自分が生まれたのだ。そしてこんな自分にも、平気で接して優しくしてくれるコンラッドもいた。
『殿下は困っていらっしゃるでしょうに』
彼女に言われた言葉が、頭の中にリピートする。
相手のことを考えて動ける。それが婚約者なのだろう。リリアは偽物だから、全くそんなことにも考え及ばなくて。
「そうよね。母様だって、いつも父様のことを考えてたわ」
考えすぎたのか。うつらうつらと、瞼が重たくなってきた。ベッドの感触も、安心する匂いも、そして窓からの日差しと風も心地いい。
気付いた時には、リリアは目を閉じて少し寝ていた。
学院で選択していた残りの分の授業日程は、ついでに取っておこうかな、と思っていた資格の科目。父ツヴァイツァーも、領地の外に出掛ける社交もなくて――。
ただただ屋敷でゆっくりと過ごした。
「珍しいですよねー。姫様が、今度は無断欠席ですか」
二週間と一日目、アサギが昼食後のティータイムで言った。
リリアは、ちらりと考えてから、なんでもない風にティーカップを口元へと運んだ。フィンには秘密にしておいてとお願いし、家の誰にも教えていない。
「なんか、考えるのも疲れちゃって」
最後に学院へ出た時にあった、公爵令嬢アグスティーナの件。そのあと、らしくない乙女ちっくな赤面を晒してしまった一件……。
あのパニックの一件については、間を置けば、みんなの記憶から薄れてくれるだろう。
ただ、婚約うんぬんの件だ。それについて指を向けられ、噂され……それも含めて、令嬢達にまた何か色々と言われるんだろうなと思ったら、ちょっと精神的な回復時間が欲しくなったのだ。
相応しい婚約者候補がいるのだから、そちらに関しては、引き続きぐちぐち言われるのも仕方ない。
でも、とリリアは思う。
「……彼を慕っているのは分かるけど、嫌味がバカ王子と違って、ほんと嫌」
リリアは、口元からティーカップを離しながら、こっそり愚痴った。
あの日、帰宅したあとで一晩考えて、彼と彼女達の何が違うのか気付いた。先日の令嬢達は、リリアを知りもしないで、蹴落とすのに都合がいい女像に勝手に仕立て文句を言ってくる。それが、一番むかつくのだ。
それはお見合いをした際、サイラスに覚えた嫌悪感と同じだった。
思い返せば再会以来、彼は勝手な憶測やイメージで、一方的にひどい決めつけの物言いはしてこないでいた。
「だから私、あの時、とくに文句の一つだって浮かばなかったのかしら……」
リリアはティーカップを戻しながら、コンラッドのところに来た彼との別れ際を思い返した。
毛嫌いも感じなかった。だから、直前の令嬢達へ向けたみたいな戦う姿勢も取らず、文句も言わなかった?
分からない。考え始めると、一日で起こったことがごちゃまぜになってきて、いよいよ情報と感情が混雑してくるのだ。
サイラスの婚約者になってから、ずっと疲れることばかりだ。
はぁっと大きな溜息をついたリリアを、ツヴァイツァーがチラチラと見ていた。この二週間よく見ている溜息に、使用人達も気になった様子で目を向ける。
「何かあったのかい?」
「別に、なんともないわよ、父様」
そわそわと尋ねてきた父のツヴァイツァーに、リリアは椅子に背をもたれつつ、吐息交じりに答えた。
「でも、なんというか、ここ二週間はぐっと大人びたような気がして」
何か一歩大人になるようなきっかけでもあったのではないかと、父としては心配にもなっていた。
リリアは、その声を聞いてなるほどと思った。そうか、牽制のようにサイラスに前もって喧嘩を吹っ掛けなかったのは、精神的に少し成長したせいなのか。
それはいいことである。
リリアは、母のような女性になるのが目標なのだ。
冷静沈着で知的。そこにいるだけで、ハッと目を引く妖怪国の立派な女領主。これは学院に行き、社交にも参加することを決めた効果が、出始めているのかもしれない。
「まぁ、色々とあったのよ」
大人びたと言われて、悪い気はしない。リリアは、フッと余裕の笑みを浮かべてそう答えた。
するとツヴァイツァーが、がたがたっと椅子の足を鳴らした。
「色々!?」
休むくらいの何かが、たくさん一気に起こったとでもいうのか。
飛躍した父の心配のかたわら、実のところフィンを後日に呼び出し、締め上げて吐かせていたアサギが「なるほど」とこっそり呟いていた。
だが、ツヴァイツァーはそれを耳で拾う余裕はない。
「俺の可愛いリリア、色々って何!? ま、まさか苛められたりだとか、綺麗になってきたのをいいことに、どこかの令息に迫られたりだとか……!?」
「違うわよ」
そもそも自分は綺麗ではない。目も眩むほどの美女である母を知っているリリアは、きょとんと小首を傾げてみせる。
母よりも幼さがあるもふもふの大きな狐の耳が、「苛め」にも「迫られた」にも反応せずにいる。
素直な性格なので、嘘ではないらしいと分かって使用人一同も不思議がった。 旦那様よりも冷静な彼らは、リリアへ判断材料を求めた方がよいのでは、と目配せで伝え合う。
「たとえば、一番大きな要因や原因だとか」
ツヴァイツァーのティーカップに、紅茶を淹れ直した給仕の一人が尋ねた。
確かに、それを確認するのが一番いい。そう分かって、ツヴァイツァーも使用人達と見守る中、リリアは「原因……」と呟いて少し考える。
元を辿れば、結局のところ、その先には一人しかいない。
「バカ王子よ」
「あんのクソガキがぁぁあああああ!」
途端にツヴァイツァーが、手に取ったティーカップを握り砕いた。
「俺の可愛いリリアに、一体何をしやがった! 婚約者であるのをいいことに、アレやコレやまでのフリをさせていたとしたら、ぶちのめす!」
ツヴァイツァーの騒ぎっぷりに、使用人達は慣れたように処理作業へと移った。なんだ、また王子か、と彼らは犬猿の仲を思っていた。
また一つ使用人の仕事が増えたのを眺めるアサギは、半笑いだった。
「こういうところがあるから、姫様の荒っぽいのも直らないんですよ」
それでいて、本人が物憂げに考えて聞いていないのも、ちょっとどうだろうか。アサキが視線を向けた先には、ごちそうさまと伝えて立ち上がったリリアの姿があった。
「私、部屋でゆっくりしてくる」
疲労感なのだろうか。やる気も起こらなくて、リリアは本日もそうすることに決めると、ふわりと浮かんで二階の自室を目指した。
◆
二階の自室に到着すると、綺麗に整えられたベッドに飛び込んだ。
ぼふんっ、と体を預ければ、洗濯された良い香りとお日様の匂いがした。毎日ありがとうと感謝を覚えて、ぐりぐりと顔を押し付けしばし堪能する。
アサギに見られたら怒られてしまうかもしれないけど、彼は一階にいるので平気だ。
その彼の話によれば、リリアはまだ仔狐なので、やりたくなってしまうらしい。普段から父に抱きつき、他の者に頭を撫でられるのが好きなのも、そうなのだとか。
「普通の令嬢って、なんなのかしらねぇ……」
令嬢友達なんていないから、リリアはそれが普通なのかどうなのか分からない。
ただ、ひっついているのを見られて「子供か」と言われるのは想像された。それは嫌なので、父と社交の場に行く時は、しがみつくのを我慢している。
――でも、ここ最近は動く気が起きなくて、父や他の人達との接触も少ない。
「相応しい婚約者、か」
つい、ベッドに頬をあてて呟く。
公爵令嬢アグスティーナ。人間の中で、もっとも第二王子の相手に相応しいと言われている令嬢。いいところに嫁ぐために努力していることは、対面して分かった。
あの美しさも洗練された品も、そして言葉から滲み出る教養も、全て努力のたまものだろう。
「それに比べて、私、はじめっから諦めて、そういう努力なんてしてこなかったものね」
羨ましいだとか、どうこう言っているところではなかった。ここずっと屋敷で休んでいて、冷静に考えて、ふと気付かされた。リリアが彼女を悪く言える資格なんてない。
確かに、リリアを好きになってくれる〝人間〟が現れる可能性は、とても低いのかもしれない。
でも父と母が好き合って、自分が生まれたのだ。そしてこんな自分にも、平気で接して優しくしてくれるコンラッドもいた。
『殿下は困っていらっしゃるでしょうに』
彼女に言われた言葉が、頭の中にリピートする。
相手のことを考えて動ける。それが婚約者なのだろう。リリアは偽物だから、全くそんなことにも考え及ばなくて。
「そうよね。母様だって、いつも父様のことを考えてたわ」
考えすぎたのか。うつらうつらと、瞼が重たくなってきた。ベッドの感触も、安心する匂いも、そして窓からの日差しと風も心地いい。
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