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第19話 二倍にするスキル
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「怒れるコボルトに気をつけてくれ。ヤツの攻撃力はかなり高く、アンガーアックスの物理攻撃を受けると大ダメージを受けるうえ、状態異常の『大量出血』になるからな」
「なるほど、それは危険すぎますね。大量出血を引き起こすと、あっと言う間に死ですから……さすがEXダンジョン、ハイリスクですね」
初めてEXダンジョンに足を踏み入れるマルガに説明していく。
「回復はわたしにお任せくださいね」
「ああ。頼んだよ、フルク」
遺跡通路を進んでいけば、噂の怒れるコボルトが三体ほど向かってくる。さっそくお出ましだ。
「まずはマルガの魔法を見せて貰う。俺がアイツ等を引き付けるから、その隙に頼む」
「お任せください」
耳かき『アルス・マグナ』を構えるマルガ。さて、実力程は?
『アニムス!!!』
ぽわんと十字の光が放たれ、コボルトが三体に対し魔法が落ちる。こ、これは……すげぇ光だ。これが大魔法……!
「……む?」
光が晴れると――
『ブンッ』
と、斧が俺に接近してきた。
「あっぶね……! って、あれ……コボルトが生きてる。倒してないし、健在じゃないか!? どこが大魔法なんだ?」
「アウルムさん、これがわたくしの大魔法・アニムスです!」
いや、何も変わっていないんだが。
寧ろモンスターが元気になってないか!?
「ど、どういう事?」
「いいからモンスターを倒してみてください」
――と、言われ渋々俺は【レベル投げ】を使用した。
「とりゃッ!!」
ドンとモンスターに対し、レベルが激突すると怒れるコボルトは一撃で消滅。結局、俺が倒しただけな気が……ん?
「おぉ……この大魔法ってまさか、そういう事なのか?」
「そうです。やっと分かって戴けたかと思いますよ」
いつもの倍の経験値。(俺には意味ないけど)
目の前には大量のドロップアイテム。
その中に混じっている『宝石』の数々。
「え……どうなっているんですか!?」
異常なリザルトに気づくフルクも驚く。
そりゃ、そうだよな。
これは明らかにオカシイ結果だ。
いや、オイシイ結果だ。
「つまりなんだ……マルガの『アニムス』は、モンスターに対し使うと『経験値二倍』、『ドロップ率二倍』、『宝石ドロップ確約』が付与されるってわけか?」
「ええ、そういう事です。なので戦闘には不向きですが、このEXダンジョンでは役に立つかと思います」
攻撃魔法ナシかよ!?
けれど、これは凄いぞ。経験値はともかく、ドロップ率二倍で宝石類のアイテムもドロップするとか――もっと稼げるじゃないか!
「なるほど、それは危険すぎますね。大量出血を引き起こすと、あっと言う間に死ですから……さすがEXダンジョン、ハイリスクですね」
初めてEXダンジョンに足を踏み入れるマルガに説明していく。
「回復はわたしにお任せくださいね」
「ああ。頼んだよ、フルク」
遺跡通路を進んでいけば、噂の怒れるコボルトが三体ほど向かってくる。さっそくお出ましだ。
「まずはマルガの魔法を見せて貰う。俺がアイツ等を引き付けるから、その隙に頼む」
「お任せください」
耳かき『アルス・マグナ』を構えるマルガ。さて、実力程は?
『アニムス!!!』
ぽわんと十字の光が放たれ、コボルトが三体に対し魔法が落ちる。こ、これは……すげぇ光だ。これが大魔法……!
「……む?」
光が晴れると――
『ブンッ』
と、斧が俺に接近してきた。
「あっぶね……! って、あれ……コボルトが生きてる。倒してないし、健在じゃないか!? どこが大魔法なんだ?」
「アウルムさん、これがわたくしの大魔法・アニムスです!」
いや、何も変わっていないんだが。
寧ろモンスターが元気になってないか!?
「ど、どういう事?」
「いいからモンスターを倒してみてください」
――と、言われ渋々俺は【レベル投げ】を使用した。
「とりゃッ!!」
ドンとモンスターに対し、レベルが激突すると怒れるコボルトは一撃で消滅。結局、俺が倒しただけな気が……ん?
「おぉ……この大魔法ってまさか、そういう事なのか?」
「そうです。やっと分かって戴けたかと思いますよ」
いつもの倍の経験値。(俺には意味ないけど)
目の前には大量のドロップアイテム。
その中に混じっている『宝石』の数々。
「え……どうなっているんですか!?」
異常なリザルトに気づくフルクも驚く。
そりゃ、そうだよな。
これは明らかにオカシイ結果だ。
いや、オイシイ結果だ。
「つまりなんだ……マルガの『アニムス』は、モンスターに対し使うと『経験値二倍』、『ドロップ率二倍』、『宝石ドロップ確約』が付与されるってわけか?」
「ええ、そういう事です。なので戦闘には不向きですが、このEXダンジョンでは役に立つかと思います」
攻撃魔法ナシかよ!?
けれど、これは凄いぞ。経験値はともかく、ドロップ率二倍で宝石類のアイテムもドロップするとか――もっと稼げるじゃないか!
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