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リフト

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そして、僕達はスキーで使うリフトに乗り山の頂上を目指す事に‥‥‥

リフトは、3人乗りの為。

ミラには、自分の世界に入ってもらう事に‥‥‥

そして、僕はミラから耳飾りを渡された。

「これは?」

「私の世界に繋がる入り口が、ついた物となっております。」

よーく見ると‥‥‥
小さな鏡が付いていた。

「えっ!ミラこんなに小さな鏡から出入り出来るの?
どうやって?小さくなるの???」

「佳様‥‥今更です。
まず、鏡の世界に出入りしている事から疑問に持ちましょう。」

確かに‥‥‥

それを言い残すと‥‥‥

ミラは、鏡の世界へと消えた。

そして、僕達はリフトに乗り上へと向かった。

一様、3人しか乗れない為。

ミラは、居ないが‥‥‥

リンゴちゃんの式神は、リンゴちゃんが抱っこをして連れて行った。

・・・ポン太は、忘れていたので‥‥‥
リフトに釣り竿で掴まり付いてきた。

「アニキーーー!!!酷いですよーー!」

初めは、騒いでいたが‥‥‥

釣り竿を自分に、縛り付けると‥‥‥

ポン太は、寝て大人しくなった。

そして、僕達はリフトから見える景色を楽しんだ!

真っ白な白銀の世界!!!

花子さんにも見せてあげたかったな‥‥‥
出来れば、花子さんと来たかったな~

などと、思いながら進むと‥‥‥

「リフトって、意外と長いんですね。」

そう僕が、言うと

「でも、楽しいです!!!」

リンゴちゃんが、喜んでいた。

そして、先生は‥‥‥

「・・・」

高所恐怖症であった。


そらから少し上ると‥‥‥雪が吹雪いできた。

「もうすぐ頂上に、着くのかな‥‥‥?」

「そうですね‥‥‥結構昇って来ましたからね。」

「それにしても‥‥‥雪が凄くて前が見えない!!!
先生!これって、妖の仕業ですか?」

「・・・」

「先生‥‥‥」

すると‥‥‥雪の塊が飛んで来た!!!

ドサッ!!!
「うッべっ‥‥‥」

「佳くん‥‥‥妖です!!!」

「ありがとう‥‥リンゴちゃん‥‥‥
でも、分かってる!」

攻撃を喰らったからね‥‥‥。
出来れば、喰らう前に教えて欲しかった。

「あれは、何?」

「多分ですが‥‥コロポックルだと思います。」

「コロポックルって、悪いやつじゃないよね‥‥‥」

「そうですね。 先生!どうなんですか?」

「・・・」

「う~ん‥‥‥とりあえず、殺すのは可哀想だから結界を張るよ!」

「それが良いと思います。 てか!佳くんは、結界をも張れるんですか!?」

「まぁ~ね~。
僕、こう見えても‥‥結構いろいろと出来るんだよ!!!」

全て!クラマの力だけどね。

「凄いです!!!佳くんは!!!」

「じゃ~結界を張るよ!!!」

「はい!」

そう言うと、僕は結界を張る!

「‥‥何だか少しだけ暖かくなった気がします。」

「そうだね!炎による結界だからね。」

そうして、丸型の結界は佳達包み。

コロポックルからの攻撃を防いだ!

そして、僕達が安心していると‥‥‥

ガッキーン!!!ガッキーン!!!と

物理攻撃をする音が‥‥‥

「佳くん‥‥あれは、なんでしょう?」

「何だろうね‥‥‥
黒い布を纏い!顔は、ドクロに‥‥‥
大きな鎌を持っている。」

「なんか‥‥‥見た目は、死神っぽい。
ですけど‥‥なんか‥‥‥小さくて、ショボイですね。」

「そうだね‥‥あれが、死神ならイメージする死神より!かなり小さいね。」

「・・・あれは‥‥‥死神‥です。
‥‥‥死神の‥‥最弱個体‥‥‥しかし、
腐っても‥‥‥死神なので‥‥‥注意して‥‥‥下さい‥‥‥。」

「ああ、調子が悪い!ところ、すいません」

「でも、結界を破れないみたいなので‥‥‥
問題無いですね。」

「そうだね。 とりあえず、シカトしとこう!!!」

そして、死神とコロポックルの攻撃はその後も続いたが‥‥‥
特に問題は、無く頂上付近に到着した。

そして、リフトから降りると先生を少し休ませて‥‥‥

原因である物をさがすと‥‥‥

気づくと‥‥‥コロポックルと死神が、居なくなっていた。
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