暴走族の総長が異世界転生で、無双します。 ハイファンタジー！！！

65

村に戻り外に出ると少し静かだった。
村人が居ない？

「何だ？皆んなラット村にでも行ってるのか？」

すると、小猿魔が駆け寄ってきた。

「キィー！キィー！キィキィー！！！」

何かを伝えてる様だが分からなかったので、着いて行く事にした。

村の集会所に数人のが、、、

「黒騎士様！！！やっとお戻りに！！！」

「どうした？」

「実は、、、。」

リオンが居なくなって数日後。
盗賊の襲撃を受けたらしい、、、

「何故このタイミングで！皆んなは、、、」

「怪我はしていますが、、、無事です。
村の者達で治療に向かっております。
襲撃で魔法陣が壊れてしまい、黒騎士様を待つ為、私は村に残されました。」

「そうか。猿魔達は何をしていたんだ？」

「村の近くで、何ヵ所も爆発が起こり！
それを確認に行ってる際に襲撃を受けました。」

「盗賊の仕業にしては、用意周到だな！」

「とりあえず村に向かいましょう！」

「ぁあ！分かった。急ごう！！！」

村人に小猿魔を付け。リオンは先に行く事に、、、

ラット村に着くと町が壊され！
皆んな怪我をしていた。
怪我人達の元へ向かい、、、
「エリアヒール！！！」
「エリアヒール！！！」
「エリアヒール！！！」

村人を直して回ると、、、
飯屋のおばさんが駆け寄って来た！

「黒騎士ちゃん！！！
２人が、２人が拐われたんだよ！！！」

「は？誰が、、、」

リオンは嫌な予感と共に、、、体がゾワッと
震えた！！！
鼓動が速くなり！！！
大声を出し始めた！！！

「おい！！！誰が！！！拐われた！！！」

「ダムちゃんとディー」

リオンは体のゾワッゾワッ感が激しくなり
おばさんの声が入って来なかった。

「どっちだ！何処に行った！！！」

「猿魔ちゃん達も探してるけど、、、
あっちの方だよ！」

店のおばさんが指差す方を見ると、、、
リオンは全力で駆け出していた！！！
目的地は分からないが、、、全力で走り続けていると、、、体から大量の魔力が溢れ出して来た！！！
それに気づき大猿魔達が集まって来た！！！
リオンが冷たく言い放つ。

「何故！拐われた！！！」

「ボス、ゴメン！爆発ミニにいってる時にサラワレタ！オデ、追いかけた。
ニオイ袋で分からないなった、、、。」

「守るって言ったよなぁ"ー！！！」

「ゴメン！ゴメンなさい！！！」

「リオン！やめなさい。責めても仕方ないわ」

「はぁー？もとわと言えば！！！」

「そう！私のせいよ！！！」

「、、、、、、、、、、。」

チェシャの気持ちを思いリオンは黙った。

「ドンキー！他に情報は無い？何でもいいわ。」

「分からない。オデ、戻ってきたらイナクなってた。
スライムも見つからない。」

「スライム？一緒に居るのかしら、、、？」

「居たら何なんだよ！スライムじゃ助け出せないだろ！！！」

「そうね。でも、テイムした貴方ならスライムを探せるのでは？」

「、そんな事出来るのか？」

「可能なはずよ。
一度止まりましょう！」

「分かった！！！」

リオン達は、止まり。
スライムを検索してみた。

「ダメだー！！！」

「もっと落ち着いて！！！その溢れ出ている魔力を抑えて！」

「やってる！！！でも、無理なんだ！！！」

何度やっても興奮状態のリオンは魔力を抑える事が出来なかった。

「どう、、、すれば、、、。」

「すまん。もう少し待ってくれ！！！
深呼吸をしてからやってみる！！！！！！
すぅー！はぁー。スゥーはぁー！！！」

魔力を抑え込んでみる！！！

「やっぱり！！！ダメだぁーーー！！！」

「リオン！！！少し待って、私が貴方の魔力を検索してみるわ。」

そう言うとチェシャは集中し始めた、、、

「、、、、、、、、、、、、、、。」

「どうだ！！！」

「話しかけないで！！！」

「、、、、、、、、、、、、、、、。」

「見つけたわ！」

「でかしたチェシャ！！！」

「ついて来て！こっちよ！！！」

リオン達はチェシャについて行く事に、、、
ついて行くと山の方に洞窟を見つけた！！！

「あそこに2人が居るのか！？」

「分からないわ。
けれど、スライムはいるわ！
とりあえず行ってみましょう。盗賊が1人でも居れば、、、
2人の場所を聞き出せるもの。」

「分かった！急ごう！！！」

洞窟に着くなり。魔法をぶち込もうとするリオンに、、、

「落ち着いて！2人が居るかもしれないんだから！！！」

「あ！！！すまない。」

冷静を取り戻す！！！

「お前が居てくれて、よかった。」

「それは2人を助けてからにして、」

「そうだな！！！」

リオン達は洞窟の中に入って行った。
中には盗賊のが居て襲い掛かって来た！！！
リオンはそれを全て洞窟の壁に頭をめり込ませて行った。

洞窟の奥に着くと、、、盗賊の頭らしき男と幹部達がたむろしていた。
リオンは盗賊達に言葉を投げかけた。

「2人は無事か？」

リオンには2人がいる事が何となくわかったが。

「ボス、2人のニオイする！！！」

それを聞きリオンの魔力は落ち着いた。

「はぁ？何だオメー！！！殺されに来たのか！？？？」

「えーと。どうやって、、、死にたい！？」

「死ぬのはオメーだ！！！」

盗賊達が飛び掛かってくると、、、
リオンは盗賊達全てを水の玉の中に閉じ込めた！！！

水の中では盗賊達が暴れていた！！！

「そんなに動くとすぐに、苦しくなるぞー！！！」

盗賊達を置いて奥の部屋へと向かった。
そこには手足を縛られた2人が！！！
すぐに縄を解き助ける！！！
チェシャが、、、2人を抱きしめた！

「、ごめんなさい。私のせいで、、、」

リオンはその姿を見て、、、さっきの言葉を後悔した。