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その後、王様がリオンに謝罪をした。

「ずっと騒がしくて、すまないのぉ。
黒騎士。」

「いや、別に構わない!」

「マットお主の気持ちも分かったが、、、
そろそろ落ち着いて食事にでも、しないか?」

「分かりました。」

「それにマットよ。
お主の言い分も、分かってる!
アリスを嫁に出来るのは、、、
この国を守った者じゃよ!」

「私は、それさえ約束してもらえれば
構いません。」

「黒騎士!お主もそれで、よいな。」

「いや、俺には関係ないだろ!
別に何でもいいよ。」

「父に勝った事は知っていますが、、、
それでも貴方には、負けません!」

マットの言葉にリオンは、呆れていた。

「もう、好きにしてくれ!」

話が終わり席に戻ると、、、

女王がダムとディーと仲良くなっていた。

「あ、おかえりなさい!お兄ちゃん。
あのね。女王様が凄く面白いの!」

「そうか、それはよかった。
女王!2人の相手をしてくれて、ありがとう。」

「いえ、いえ、
私の方が楽しませてもらってるわ。
黒騎士様!
こうやって話すのは、初めてですね。
私はレットローズ・キングスレイと申します。
ローズとお呼び下さい。」

「ああ。ローズ!俺の妹達が世話になった。」

「とても可愛い双子で、気に入りましたわ。
私は、赤い物が大好きで!
この双子は、とても良いですわ!
娘に欲しいくらいですわ。」

「それは、ダメだ!」

「そうですか、、、。
残念です。」

「所で、お兄ちゃん!何の話をしてたの?」

「お前達は、気にしなくて良い。」

「なんで!教えてよ。」

「私が、教えてあげますよー。」

王女がふざけた口調で声を出すと、、、

「教えて!教えて!」

食いつく2人。

「実は、、、
貴方達のお兄ちゃんは、私の娘のアリスちゃんと結婚するんですょー。」

「え!
それは、、、だめー!!!
お兄ちゃんは、私達と結婚するの!!!」

「え!そうなのですか?黒騎士様!」

何で、また!そう言う話になるんだ!!!

「適当な事、言うなよ!
俺は、あんたの娘とは結婚しないだろ!」

「え!そうなのですか?」

「そうだよ!」

「何故ですか?」

「何故って。興味がないから、、、」

「それは、今わ!ですよね。」

「だめー!!!
お兄ちゃんは、私達と結婚するのー!!!」

「私達って、、、
ダムちゃん、ディーちゃんの何方がお嫁さんになるんですか?」

「2人は、ダメなの?」

「普通は、、、1人ですね。
しかし、アリスちゃんとお兄ちゃんが結婚して、、、
お兄ちゃんが王様になれば、何人でもお嫁さんをもらえますよ。
2人がお兄ちゃんと結婚したいのであれば、、、
お兄ちゃんを王様に、するしかありませんね。」

「おい!コラ!余計な事を教えるな!!!」

「お兄ちゃん!!!アリスお姉ちゃんと結婚して!」

「はぁー、、、。」

「そうなれば、、、
ダムちゃんとディーちゃんは、私の義理の娘になります。
頑張って下さいね。
黒騎士様!」

「ならねーし。ふざけんな!!!」
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