無能聖女と言われ婚約破棄されたので今更助謝られてももう遅い。助けません。ざまぁ(笑)別大陸のイケメン最強国王に愛され私も愛してます。大幸福

甘いからあげ

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2話「お姉様ぁ~見苦しいわよぉ~お姉様は~本当にぃ~結界魔法も張れない偽聖女なのだから~潔く罪を認めて罰を受けたらどうかしら~自業自得よ」

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 「あらそう。せっかく人が教えてあげようとしてたのに。
そこまで言うのなら仕方がないわね、後から"結界魔法を張れない聖女の私がサボラギアス王国を護れていたのは何故なんだ教えてくれ
頼む。金ならいくらでも払う"と言われてももう遅いのよ。
本当にそれでいいのかしら」
 はぁー、本当に馬鹿ですね。
人に教えてもらう事ができないのでしょうか。
何も知らないくせに、人に教えてもらう事もできないなんて。
何も知らない無知な馬鹿より、更にどうしようもない馬鹿っていうのは、人に教えてもらう事のできない無知な馬鹿なんでしょうね。
これはもう更生不能でしょう。
こんなどうしようもない馬鹿にわざわざ教えてあげる必要もないわね。
 「くどいっ!!俺様は!!偉いんだ!!賢いんだ!!お前のような結界魔法も使えない偽無能聖女が俺様に教える?
はっ!!身の程を知れ!!
俺様を誰だと思っているんだ!!
ザボラギアス王国王太子オンハルト・アーミテルジ様だぞ!!
俺様は誰からも何を教えてもらう必要はない!!
俺様はすでに賢く強く美しく全知全能最強最適解!!
俺様こそ人類の到達点!!
俺様を称えろ!!
俺様は称えられるべき存在なんだ!!
そんな俺にお前如きが物を教える?
身の程をわきまえろブス偽聖女!!」
 はぁ、呆れるクズっぷりですね。
世界一のクズじゃないですか、この身の程知らずのナルシスト自惚れ。
なんで自分を正しく評価できないんでしょうか。
自らを過大評価するにも程があります。
自分を正しく受け入れられない人間は成長しないのですよ。
 「お姉様ぁ~見苦しいわよぉ~お姉様は~本当にぃ~結界魔法も張れない偽聖女なのだから~
潔く罪を認めて罰を受けたらどうかしら~自業自得でしょ~お姉様ぁ~」
 妹のリシテアがにやにやとしています。
 「気持ちの悪いにやにや顔ねぇ。
よくこんな気持ちの悪いにやにや顔で生きていられますね。
恥知らずが。殿方に媚びる事だけは得意のクソビッチが、生意気に口開いてるんじゃないわよ。
下の口が簡単に開くクソビッチ聖女だから、上の口も簡単に開いちゃうのね。
あぁ、上の口は喋るより別の事に上手く使ってるのかしら、このクソビッチが」
妹はずっと私の事を虐めてきました。
妹は、おとなしくいじめられるだけの無抵抗な私を虐めて楽しんできました。
私はこれからも妹に虐められるのでしょうか。
抵抗する事を知らない私は、妹だけでなく世界から虐められ標的にされ続けるのでしょうか。
ダレカタスケテ。
ナンデ、ナンデ、ワタシバカリイジメラレルノ?
ハハ、ワタシ、ナニカシタ?ねぇ、オシエテ」
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