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12話 楽しい楽しいクソデブ妹への拷問時間の始まりです。クソデブ妹の爪を剥がして肉を剥ぎ取ります。ざまぁ(笑)

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 ---過去---
 「エルファニ、シュノール男爵家家督継承権の永久破棄、本当にしなくていいのね」
 はぁ、馬鹿なんでしょうか。馬鹿なんでしょうね。
こんな事聞いてもなんの意味もないのに。
何故聞かなくても分かる事をわざわざ聞くのでしょうか。
 「ないわ~エルファニ~シュノール男爵家の家督が欲しいの~次期当主は絶対エルファニだもの~」
 はぁ、やれやれ仕方ないですね。
闘技に負けて身動きの取れないエルファニを好きなだけ殴りました。
 「お姉様~痛いわ~酷いわ~お姉様~そうやって私をいじめるのね~」
 はぁ、まったく効き目がありませんね。エルファニの爪を剥がしてみます。
 「エルファニ、貴女のこの余分な脂肪切り落としてあげましょうか」
醜く太ったエルファニの脂肪を切り落とします。
 「はぁ~お姉様~そんな事しても無駄よ~」
 「エルファニ、貴女の好きなエショデよ。食べたいかしら。
エショデが食べたければ」
 「食べたいわ~お姉様を殺してたべたいわ~」
 殺されるわけにはいきません。
 「クソデブエルファニ、餓死させてあげましょうか。
クソデブの貴女に餓死は嫌でしょう」
 クソデブエルファニに餓死は辛いでしょう。
 「やりたければやればいいじゃないお姉様~」
 はぁ。やってあげましょうか。
どうせこのクソデブエルファニは2時間何も食べない事さえ出来ないはずです。
 「主、もう無駄でしょうからその辺で。
主も男爵令嬢でしょう。なら、あまり我儘はやめて下さい」
 はぁ!?我儘!?イケメン第一執事のマハフスが口を挟みます。
 「主は男爵令嬢として生きる事を選んだんですから、男爵令嬢らしくお願いします」
 男爵令嬢らしさですか。マハフスの言ってる事は正論です。
私の行動は舎弟弟分兵隊が見ています。
エルファニの舎弟弟分兵隊も見ています。
私は今見苦しい事をしています。
見苦しい行動を続ければ続ける程、舎弟弟分兵隊達の士気も下がります。
下につけるべきエルファニの舎弟弟分兵隊達も、つく主に迷いを持つでしょう。
私の行動は男爵令嬢としての品位にかけています。
私は男爵令嬢である前に人として生きたかったのですが、
私は男爵令嬢である前に人間だと思っていました。
しかし私は弱く、人間として生きる程の強さはありません。
貴族の癖に人間だなんておこがましい考えだったのでしょう。
私は弱いので、人間としてではなく男爵令嬢として生きるのでしょう。
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