夫は子供が欲しいようです。「俺様は可愛くて子供を産む気のあるお前の妹を愛しているんだっ!」婚約破棄ですね。破滅をお望みですか。どうぞご自由に

甘いからあげ

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1話  夫は子供が欲しいようです。 お父様お母様も孫が欲しいようです。 私は子供を産むことを強要されています

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 「俺様は子供が欲しいんだっ!子供を産めっ!」
 夫のクノッスは子供を欲しがります。
 「孫を寄越せっ!男児だっ!男児を産めっ!跡継ぎを寄越せっ!」
 お父様も孫を欲しがります。どうしても跡継ぎの男子が欲しいようです。
長女であり優秀な聖女である私が『セリグマン男爵家爵位と領地を寄越してね』とお願いしても
『煩いっ!黙れっ!爵位も領地も男子にしかやらんっ!お前が息子を産んだらお前の息子に爵位も領地もくれてやるっ!』
と言って爵位も領地も寄越してくれませんでした。
そんなに跡継ぎには男子がいいのですか。
 「孫を産みなさいっ!孫が一人もいないなんて恥ずかしいわっ!
孫がいないと馬鹿にされるのよっ!
私は孫を自慢したいのよっ!」
 お母様も孫を欲しがります。
 お母様はいつも可愛い妹のチシルを人に自慢してきました。
 『チシルは本当に可愛いわっ!私の自慢よっ!』
いつもそういっていました。
誰もが妹を可愛いと認めました。
私も誰もかもが、彼女を可愛いと認めざるをえない圧倒的な可愛さだったのです。

---妹は激しく厚かましきわがままに育ちました---
「お姉様ったら私と違って可愛くないわねぇ。ブスねぇ。お母様お父様に似たのねぇ」
 妹は可愛い可愛いとナカルズ大陸中の人間が膝をつき妹の可愛さを認めお父様お母様から甘やかされて育ったので
激しく厚かましきわがままに育ちました。
 「お姉様ぁ、お姉様の青系統のカード頂戴。どうせお姉様のような赤単馬鹿が青系統のカードなんて持っていてもまともに扱えないでしょうー。
青系統のカードはお姉様が使うには難しいものぉ~」
 妹は本当に厚かましく私のタッパーにしまいっぱなしの青系統のカードを欲しがり奪って行きました。
 「お姉様のように青系統のカードの価値を分からない馬鹿が持っているより私がデッキタッパーに入れた方がカードも喜ぶわぁ」
 妹はにたにたと可愛くにたにたし、私の青系統のカードを奪っていきました。
 「それなら貴女の赤系統のカードも寄越しなさい。どうせ人の嫌がらせをして喜んでいる嫌らしい青使いには赤系統のカードなんてあっても
仕方がないでしょう」
妹は人に嫌がらせをするのが大好きでいつも人が嫌がる事をするのです。
 私もお返しに妹が使っていない赤系統のカードを奪いました。
 「青使い〇ね。あんなカードずるいわよ。相手が嫌がる事ばっかりして」
 「あらあらあらぁ。馬鹿でアニメ主人公補正で単体ぶっ壊れカード頼みのお姉様のような赤使いが『ずるい』だなんてぇ。
ずるいのは赤使いの方でしょう。
アニメ主人公の色だからって許される限度を超えてるわよぉ。馬鹿ですぐ手札使い切る癖にぶっ壊れカード一枚でフィニッシュなんて」
 
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