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2話 「マーリの体は日に日に悪くなっていくもの。いつまで生きていられるか分からなくても一日一日を大切に生きるわ」一秒でも早く死んで下さい
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マーリ:「じゃあ~早速ハンスに結婚の申し込みに行きましょ~」
病気ではなかったのでしょうか。
病人が突然結婚の申し込みに来られたらハンスだろうと誰だろうと困りますよ。
病人でなくても突然結婚の申し込みに来られたら困りますよ。
ティルデ:「マーリ、貴女病気じゃなかったのかしら。
随分元気じゃないの。
仮病で私に仕事を押し付けようとしたんでしょう」
マーリがいつも仮病を使ってるなんて事は、マーリを知る誰もが知っています。
マーリ:「マーリは病弱で病気だから~体調が万全な時なんてないのよ~。
体調がいい時を待ってたらいつまで経ってもハンスに結婚の申し込みに行けないわ~。
それに~マーリはどんどん体が弱まってるから~明日よりも今の方が良いわ~」
レオナルト(お父様):「ああ、なんて可哀想なんだマーリ。
マーリが歩ける内に、結婚の申し込みに行こう。
今すぐ行こう。さぁ行こう」
メリーナ:(お母様)「そうね。マーリの体は日に日に悪くなっていくもの。
マーリはいつまで生きていられるか分からないもの」
マーリ:「短い命でも、一日一日を大切に生きるわ」
一秒でも早く死んで下さい。
マーリ:「ねぇ~お姉様~お姉様がハンスに貰った婚約指輪マーリに頂戴~。
だって~ハンスは今日マーリとの結婚の申し込みを受けるでしょ~し~
それなのにお姉様がハンスから貰った婚約指輪を持ってるなんておかしいもの~」
その自信はどこから来るのでしょうか。
ティルデ:「婚約指輪ね、あげるのはいいわよ。
でも随分前に無くしてしまったのよね。
私の部屋にあるのは確かなんだけれど」
マーリ:「はぁ~お姉様って婚約指輪も無くしてしまうぼんくらなのね~。
仕方がないから~マーリも探してあげるわ~。
急いで今日中にハンスに結婚の申し込みをしないといけないんだもの~」
レオナルト:「はぁ。ハンス君から貰った婚約指輪を無くすなんて。
こんな奴にヒューグラー家の家督は譲れないな!!
マーリはハンス君と結婚するだろうが、ヒューグラー家の家督もマーリに継がせる!!」
は、はは。分かっていましたよ。
何か理由をつけて家督をマーリに継がせようとしてるなんて。
メリーナ:「ええ、ええ。それが良いわ。そうしましょう。
おめでとうマーリ。これでヒューグラー家の家督も貴女のものよ。
私も嬉しいわ。
絶対に何が何でも、家督は貴女に継いで欲しかったもの。
ティルデなんかに家督を継がせてたまるものですか」
病気ではなかったのでしょうか。
病人が突然結婚の申し込みに来られたらハンスだろうと誰だろうと困りますよ。
病人でなくても突然結婚の申し込みに来られたら困りますよ。
ティルデ:「マーリ、貴女病気じゃなかったのかしら。
随分元気じゃないの。
仮病で私に仕事を押し付けようとしたんでしょう」
マーリがいつも仮病を使ってるなんて事は、マーリを知る誰もが知っています。
マーリ:「マーリは病弱で病気だから~体調が万全な時なんてないのよ~。
体調がいい時を待ってたらいつまで経ってもハンスに結婚の申し込みに行けないわ~。
それに~マーリはどんどん体が弱まってるから~明日よりも今の方が良いわ~」
レオナルト(お父様):「ああ、なんて可哀想なんだマーリ。
マーリが歩ける内に、結婚の申し込みに行こう。
今すぐ行こう。さぁ行こう」
メリーナ:(お母様)「そうね。マーリの体は日に日に悪くなっていくもの。
マーリはいつまで生きていられるか分からないもの」
マーリ:「短い命でも、一日一日を大切に生きるわ」
一秒でも早く死んで下さい。
マーリ:「ねぇ~お姉様~お姉様がハンスに貰った婚約指輪マーリに頂戴~。
だって~ハンスは今日マーリとの結婚の申し込みを受けるでしょ~し~
それなのにお姉様がハンスから貰った婚約指輪を持ってるなんておかしいもの~」
その自信はどこから来るのでしょうか。
ティルデ:「婚約指輪ね、あげるのはいいわよ。
でも随分前に無くしてしまったのよね。
私の部屋にあるのは確かなんだけれど」
マーリ:「はぁ~お姉様って婚約指輪も無くしてしまうぼんくらなのね~。
仕方がないから~マーリも探してあげるわ~。
急いで今日中にハンスに結婚の申し込みをしないといけないんだもの~」
レオナルト:「はぁ。ハンス君から貰った婚約指輪を無くすなんて。
こんな奴にヒューグラー家の家督は譲れないな!!
マーリはハンス君と結婚するだろうが、ヒューグラー家の家督もマーリに継がせる!!」
は、はは。分かっていましたよ。
何か理由をつけて家督をマーリに継がせようとしてるなんて。
メリーナ:「ええ、ええ。それが良いわ。そうしましょう。
おめでとうマーリ。これでヒューグラー家の家督も貴女のものよ。
私も嬉しいわ。
絶対に何が何でも、家督は貴女に継いで欲しかったもの。
ティルデなんかに家督を継がせてたまるものですか」
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