「もう観客はお姉様の処刑を待ち望んでいるのよ」妹よ観客が処刑を待ちわびてるのは私でなく貴女ですよ。妹は拷問され嬲られ処刑(笑)ざまぁ(笑)

甘いからあげ

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1話 これからたっぷりと拷問されて嬲られるんですから。”ごめんなさい。許して。早く処刑して頂戴”なんて言っても今更もう遅いのよお姉様」

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 「あら、お姉様。今日も醜いわね。早く死んだらどうかしら。
頭も悪い、醜い、性根も腐っているドロドロ売女、聖女としての実力も足りていないのにパルムファイム王国第一聖女になれたのは
どうせポータス殿下に媚を売って第一聖女にしてもらったんでしょう。
そんなクソビッチ売女偽聖女は第一聖女にもポータス殿下の婚約者にも相応しくないわ。
第一聖女もポータス殿下の妻にも私がなる方が相応しいわ。
第一聖女もポータス殿下の妻にも私がなってあげるから、お姉様はこれから死んでね。
あら、何か言いたい事でもあるのかしら。
もう観客はお姉様の処刑を待ち望んでいるのよ」
 はぁ、妹のシィーラは私の物をなんでも欲しがり奪ってきましたし、終には私の婚約者のポータス殿下を奪おうとするどころか
私の命まで奪おうというのですか。
実の妹とはいえ、ここまでされては生かしておくわけにはいきませんし、ここまでされたらこんなクズな妹を
殺すのに躊躇う必要がありません。
 「はぁ、シィーラ貴女本当に馬鹿ね。
頭も口も緩いクソビッチ。
私には貴女のように程度の低い雑魚ビッチの考えてる事って分からないわ。
貴女、本当に私の妹なのかしら。
もういいわ。今まで生かしておいてあげたけれど、ここまでされたなら仕方ないわね。
死になさい」
 シィーラは本当にどうしようもないゆるゆるクソビッチなのです。
 「あらあらお姉様。この状況が分からないのかしら。
お姉様は馬鹿だから一度言っただけでは分からないのね。
いいわ、もう一度教えてあげるわ馬鹿お姉様。
この観客は皆お姉様が処刑されるのを楽しみに待ちわびてるのよ」
 はぁ、頭がお花畑の妹と喋っていると頭が痛くなります。
さぁ、始めましょうか。
 「皆ー、待ちわびてた公開処刑が来たわよ」
 観客に呼びかけます。
 
 シィーラ視点
 あらあら、お姉様ったら自分で公開処刑の始まりを呼びかけましたわ。
もう諦めて拷問をなんとか逃れたくて早く処刑されたいと言う事ね。
でもそういうわけにはいきませんわお姉様。
きっちり拷問されて下さいね。
いくら”もう、許してシィーラ。もう殺して”といっても、そう簡単には殺してあげませんよ。
 「お姉様、拷問を逃れたいからってもう公開処刑して欲しいなんて甘ったれが過ぎてるわよ。
公開処刑なんてまだまだ先よ。
お姉様はこれからたっぷりと拷問されて嬲られるんですから。
”ごめんなさい。許してシィーラ。もう殺して。早く処刑して頂戴”なんて言っても今更もう遅いのよお姉様」
 ふふふ、やっと、やっとこの時が来たのです。
お姉様が拷問されて嬲られて、この時を20年以上待ちわびていたのです。
ああ、楽しみ!!たーっぷりと甚振られて頂戴ねお姉様。ざまぁ(笑)
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