私に子供を預け遊びに行く妹は死んでざまぁ(笑)甥を引き取るわけもなく追い出したら何故か夫が怒って離婚を告げられました。何故怒ってるのでしょう

甘いからあげ

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9話  叔母さんはいい歳していつまで遊んでいるつもりなのでしょう。そこまで遊んでいたいですか。大きな子供ですね

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 「よぉ、待たせたか」
戻って来ましたね。
 「この闘技、勝たなきゃいけない」
50HPの代償でかえって勝つ理由を見つけたようね。
辛い事でも思い出したのでしょうか。
 「許せないやつがいるってのもいいもんだな」
 ええ、許せないやつがいる限り死ぬわけには行きませんからね。
許せないやつを復讐しようとすればそれだけ強くなろうとするでしょう。
しかし、私にはそこまで許せないやつなんていないでしょう。
キラスク、貴方にはいるのね。
 「そうね。何もないよりは許せないやつでもいる方がいいかもしれないわね」
 そんな許せないやつがいない私が知ったように言っていい事ではないのでしょうが。
 「ああ、許せないやつ。嫌いなやつ好きなやつ大切なやつ、お父様お母様モモネス、イハート、皆が全て俺に生きる意味を与えてくれる。
俺は勝つが、もしこの闘技に負けても必ず生還するだろう。
モモネス、お前はどうだ」
 私は、貴方が歩んでくれるならそれでいいのです。
貴方が歩んでくれるなら、負けた時生還できるかどうか。
できないかもしれませんね。
 「どうかしらね。私にはどうしても生きる理由というのが足りないわ」
 私には執着する何かが足りません。
馬鹿にしているお母様でも馬鹿にされる何かがあるのです。
悲劇のヒロイン気取りでいつまで経っても可哀想な私なお母様は、
闘技に負けても生還するでしょう。
何せ悲劇のヒロインが死ぬわけにはいかないでしょう。
生きてこそ悲劇のヒロイン気取りができるというものです。
悲劇のヒロインが死ぬとは思わないでしょう。
きっと、劇的に生還すると信じているのでしょう。
私に、そこまでの自惚れがあるでしょうか。
自惚れでも自己陶酔でもあるだけいいのでしょう。
何もないからっぽの私よりは。
ウルル叔母さんも悲劇のヒロイン気取りでいつまでたっても幼い少女のつもりで
遊んでばかりますが、私にはウルル叔母さん程遊びたいと思いません。
遊んでいたいというのも生きる理由。
いい歳した大人がいつまでも遊んでいたいと思えるのも、それもまたそれがウルル叔母さんで
ウルル叔母さんは空っぽではないのでしょう。
ウルル叔母さんはいつまでたっても大きな子供ですね。
 私には、生還する程の理由があるでしょうか。ないでしょうね。
 「この闘技でそれを見つけろよ。この闘技は俺が勝つが、お前を死なせる気はないぜモモネス」
 そうですね。生きる意味、見つかるでしょうか。
私は空っぽなのかもしれません。
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