最弱聖女と婚約破棄を告げられた私が一週間結界を張る事を辞めた結果。今更謝ってももう遅い!! 妹と元婚約者は約束通り拷問処刑でざまぁ(笑)

甘いからあげ

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7話  馬鹿は意味も分からず難しい言葉を使いたがる。 お前その言葉の意味知らないだろ

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 ”ネウファストに80のダメージ”
 「僕のターン。素早いバンバノを召喚。
“素早いバンバノ 4エネ AT 40 HP 10 
このユニットは召喚したターンから行動できる”
総攻撃!」
 「まだ俺はダウンしちゃいないぜ。次のターンで改撃次界氷雪雪原ガブツヴァインを撃てば」
 「お前にダウンカウントで勝てるなんて思ってないよ。始めから狙っていない。
僕は技の練度を上げてきた。新しい技も使えるようになった。
8エネで金糸梅発動」
 ネウファストのHPは尽きて僕が勝った。
でも、まだネウファストは立っている。
 「まだまだやれるだろう」
 「まださっき食った肉が残ってるからな」
 あれだけ肉食ったら動きづらいもんだがな。
まぁ馬鹿にはそんな事も分からないか。
 「来いよ。闘技に勝った僕が認めてやるんだ。なんの問題もない」
 荒々しい、ごろつきの闘い方だ。
技の練度を磨いてきた、素手での戦闘の訓練を積んできた僕にはなんて事ない読める動き。
でかい体格で力と勢いだけ。
そんなデカブツに負けたんだ、始めてネウファストに闘技をした時に。
それが悔しくて、ずっと訓練をしてきた。
悔しさだけではここまで訓練を続けられなかった。
 急所のガードはしていても所詮は本能的なガード。
知識があれば本能的なガードなんて無意味。
 「俺の負けだ」
 勝ったには勝った。
ネウファストが闘技で負けた後でなければ勝てたかどうかは分からない。
普通、闘技で負けたら暫く身動きとれないはずなんだがな。
それは始めに闘技で勝った時も変わらないか。
 「約束通りお前の下に付く」
 「そうか。じゃあお前は好きなように生きろ。ビノアに付いていきたきゃ付いていけ。
お前のままもっと強くなれ。それが下に付いたお前への命令だ」
 「!情けかけてくれてるのか。有り難いがそれじゃあ俺の面子が」
 「馬鹿で学も知識もない癖に面子なんて難しい言葉無理して使うな。
面子なんて言葉の意味知ってるのかお前」
 「面子ってなんだ。つまり、あれだ。人からどう見られるかとか。
人からどう見られるかってそんなに重要か」
 「分かってないじゃないか。分かってない面子だ人にどう見られるかなんかよりお前のやりたいようにやれ」
 「ああ、分かったよ。この礼は俺らしくもっと強くなってお前に闘技で勝って返す」
 「それでいい。次に勝つのも僕だがな」
 
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