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出会い
あなたは?
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呟いたあたしの方を振り向いた王子様。
「あぁ…」
うっとりと微笑みあたしの方へと手を伸ばした。
うっ、、、眩しすぎてっ、目が開けられない…!!
目を強く閉じた後に軽くパシパシと瞬きをする。
「僕の番…、愛しの、僕の…」
あれ、なぜか王子様の声は聞こえるのに姿は見えないですけど。
その代わりにあたしの前にはさっきの王子様と同じ服を着たクリーム色のモフっとした猫がいた。
「モーリー、馬車はあるか?」
「はい。そちらへ」
「ありがとう」
モーリーと呼ばれた眼鏡をかけた高身長の黒髪イケメンさんはお辞儀をする。
「さぁ、一緒においで」
「え、あの、どこへ」
「あ、ごめん。裸足だったね、ほら…」
ヒョイっと猫さんにお姫様抱っこをされた。
目がグリーンの猫さん。
手も肉球ぷにぷにでふわふわだけど、二足歩行だ。
「一緒に僕の国へ行こう」
僕の、国…?
猫の国!?
あたしは馬車に乗せられたことにも気づかずに頭の中で猫の国の妄想に励んでいた。
「あぁ…」
うっとりと微笑みあたしの方へと手を伸ばした。
うっ、、、眩しすぎてっ、目が開けられない…!!
目を強く閉じた後に軽くパシパシと瞬きをする。
「僕の番…、愛しの、僕の…」
あれ、なぜか王子様の声は聞こえるのに姿は見えないですけど。
その代わりにあたしの前にはさっきの王子様と同じ服を着たクリーム色のモフっとした猫がいた。
「モーリー、馬車はあるか?」
「はい。そちらへ」
「ありがとう」
モーリーと呼ばれた眼鏡をかけた高身長の黒髪イケメンさんはお辞儀をする。
「さぁ、一緒においで」
「え、あの、どこへ」
「あ、ごめん。裸足だったね、ほら…」
ヒョイっと猫さんにお姫様抱っこをされた。
目がグリーンの猫さん。
手も肉球ぷにぷにでふわふわだけど、二足歩行だ。
「一緒に僕の国へ行こう」
僕の、国…?
猫の国!?
あたしは馬車に乗せられたことにも気づかずに頭の中で猫の国の妄想に励んでいた。
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