2 / 19
2
しおりを挟む
「お嬢様、お嬢様!!」
「え?」
あれ?今の何かな?……ん?お嬢様?……え?
「お嬢様、大丈夫ですか?アイシャお嬢様!!」
「あ、大丈夫です!ラビニア。」
思い出した!
私は、愛紗。だけど、トラックに引かれて……あ、蓮は?!大丈夫だったかな?
でも、今私は、アイシャ。きっと前世で読んだ転生と言うやつなのかな?
私は、アイシャの記憶を鮮明に思い出す。
……そうだ、昨日私のお母様は、死んじゃったんだ。少し前には父親である魔王も病気で死んじゃって……
ん?魔王?私のお父様魔王?
「ねぇねぇ、ラビニア。お母様ほんとに死んじゃったの?」
「……はい。可哀想にアイシャ様。10歳なのにもう魔王になるなんて……このラビニアしっかりとサポートしていきますからね!」
「ありがとうございます!」(≧∇≦)ゞ
「可愛い///」
そうだ、この後私が魔王の冠を授与されるのだよね。
……自分のことをちゃんと思い出そう。
私は、アイシャ。
黒羊族のここサハニシア魔国の魔王の娘。
今私は10歳で、容姿は前の私が金色の瞳と、黒のおしりまであるフワフワの髪の毛に、金色の羊の角が2つ頭についている。
そこに赤色のプリンセスドレスを来ている。
……はっきり言って、いい?前の私より若いアイシャの方が胸が大きいのですが……
10歳の子に負ける程の私の胸の無さ……
前の私は、大目に見てもBカップ。今の私は普通にCカップ位かな……大目に見てDカップ。
うん、私自信無くすな~……いやいや、この体も私だよ!アイシャも私何だから!
ラビニアは、ヴァンパイアと、兎人族のハーフで、ウサミミのコウモリの羽を持つ、しっかりもののお姉さんだ。そして私の次女。
「さあ、お嬢様、魔王様になって来ましょうね。」
「もうなのですか?」
早いな……大丈夫かな?蓮なら、大丈夫だって言ってハグしてくれるんだけど……蓮が居ない……
「大丈夫ですよ!お嬢様は、民からも、王城の物からも愛されているので、しっかりとサポートしてくれますよ。」
「あ、ありがとう。」( ˶ᐢ ᵕ ᐢ˵ ) ニコッ
「はい!では行きましょうか。」
それから、私は、サハニシア魔国の貴族達がいる謁見の間に行き、宰相さんが私に王冠を被せる。
「これで、サハニシア魔国の国王は、魔王アイシャ陛下に受け継がれました。皆の者、陛下の手助けをよろしく頼見ます。」
「「「「「お任せ下さい!」」」」」
こうして私は、魔王アイシャ陛下と言う敬称が付いた。
そこから、魔王が身につけるという金色のマントかファーのどちらかを身につけなければ行けないので、ファーを選ぶ。
「私は、まだまだ若いし経験も無いけど、頑張るから皆も、サポートよろしくお願い!」
「「「「「「はい!」」」」」」
良かったぁ。これから忙しくなりそうだなぁ。
「では、陛下。国民に姿を見して上げてください。」
私は、バルコニーに出て、国民に手を振る。
感性が凄い……何やら泣いている人(?)もいる。
私がこれからは、頑張らないと……蓮……会いたいよ……
「え?」
あれ?今の何かな?……ん?お嬢様?……え?
「お嬢様、大丈夫ですか?アイシャお嬢様!!」
「あ、大丈夫です!ラビニア。」
思い出した!
私は、愛紗。だけど、トラックに引かれて……あ、蓮は?!大丈夫だったかな?
でも、今私は、アイシャ。きっと前世で読んだ転生と言うやつなのかな?
私は、アイシャの記憶を鮮明に思い出す。
……そうだ、昨日私のお母様は、死んじゃったんだ。少し前には父親である魔王も病気で死んじゃって……
ん?魔王?私のお父様魔王?
「ねぇねぇ、ラビニア。お母様ほんとに死んじゃったの?」
「……はい。可哀想にアイシャ様。10歳なのにもう魔王になるなんて……このラビニアしっかりとサポートしていきますからね!」
「ありがとうございます!」(≧∇≦)ゞ
「可愛い///」
そうだ、この後私が魔王の冠を授与されるのだよね。
……自分のことをちゃんと思い出そう。
私は、アイシャ。
黒羊族のここサハニシア魔国の魔王の娘。
今私は10歳で、容姿は前の私が金色の瞳と、黒のおしりまであるフワフワの髪の毛に、金色の羊の角が2つ頭についている。
そこに赤色のプリンセスドレスを来ている。
……はっきり言って、いい?前の私より若いアイシャの方が胸が大きいのですが……
10歳の子に負ける程の私の胸の無さ……
前の私は、大目に見てもBカップ。今の私は普通にCカップ位かな……大目に見てDカップ。
うん、私自信無くすな~……いやいや、この体も私だよ!アイシャも私何だから!
ラビニアは、ヴァンパイアと、兎人族のハーフで、ウサミミのコウモリの羽を持つ、しっかりもののお姉さんだ。そして私の次女。
「さあ、お嬢様、魔王様になって来ましょうね。」
「もうなのですか?」
早いな……大丈夫かな?蓮なら、大丈夫だって言ってハグしてくれるんだけど……蓮が居ない……
「大丈夫ですよ!お嬢様は、民からも、王城の物からも愛されているので、しっかりとサポートしてくれますよ。」
「あ、ありがとう。」( ˶ᐢ ᵕ ᐢ˵ ) ニコッ
「はい!では行きましょうか。」
それから、私は、サハニシア魔国の貴族達がいる謁見の間に行き、宰相さんが私に王冠を被せる。
「これで、サハニシア魔国の国王は、魔王アイシャ陛下に受け継がれました。皆の者、陛下の手助けをよろしく頼見ます。」
「「「「「お任せ下さい!」」」」」
こうして私は、魔王アイシャ陛下と言う敬称が付いた。
そこから、魔王が身につけるという金色のマントかファーのどちらかを身につけなければ行けないので、ファーを選ぶ。
「私は、まだまだ若いし経験も無いけど、頑張るから皆も、サポートよろしくお願い!」
「「「「「「はい!」」」」」」
良かったぁ。これから忙しくなりそうだなぁ。
「では、陛下。国民に姿を見して上げてください。」
私は、バルコニーに出て、国民に手を振る。
感性が凄い……何やら泣いている人(?)もいる。
私がこれからは、頑張らないと……蓮……会いたいよ……
0
あなたにおすすめの小説
お腹の子と一緒に逃げたところ、結局お腹の子の父親に捕まりました。
下菊みこと
恋愛
逃げたけど逃げ切れなかったお話。
またはチャラ男だと思ってたらヤンデレだったお話。
あるいは今度こそ幸せ家族になるお話。
ご都合主義の多分ハッピーエンド?
小説家になろう様でも投稿しています。
愛する殿下の為に身を引いたのに…なぜかヤンデレ化した殿下に囚われてしまいました
Karamimi
恋愛
公爵令嬢のレティシアは、愛する婚約者で王太子のリアムとの結婚を約1年後に控え、毎日幸せな生活を送っていた。
そんな幸せ絶頂の中、両親が馬車の事故で命を落としてしまう。大好きな両親を失い、悲しみに暮れるレティシアを心配したリアムによって、王宮で生活する事になる。
相変わらず自分を大切にしてくれるリアムによって、少しずつ元気を取り戻していくレティシア。そんな中、たまたま王宮で貴族たちが話をしているのを聞いてしまう。その内容と言うのが、そもそもリアムはレティシアの父からの結婚の申し出を断る事が出来ず、仕方なくレティシアと婚約したという事。
トンプソン公爵がいなくなった今、本来婚約する予定だったガルシア侯爵家の、ミランダとの婚約を考えていると言う事。でも心優しいリアムは、その事をレティシアに言い出せずに悩んでいると言う、レティシアにとって衝撃的な内容だった。
あまりのショックに、フラフラと歩くレティシアの目に飛び込んできたのは、楽しそうにお茶をする、リアムとミランダの姿だった。ミランダの髪を優しく撫でるリアムを見た瞬間、先ほど貴族が話していた事が本当だったと理解する。
ずっと自分を支えてくれたリアム。大好きなリアムの為、身を引く事を決意。それと同時に、国を出る準備を始めるレティシア。
そして1ヶ月後、大好きなリアムの為、自ら王宮を後にしたレティシアだったが…
追記:ヒーローが物凄く気持ち悪いです。
今更ですが、閲覧の際はご注意ください。
ハイスぺ幼馴染の執着過剰愛~30までに相手がいなかったら、結婚しようと言ったから~
cheeery
恋愛
パイロットのエリート幼馴染とワケあって同棲することになった私。
同棲はかれこれもう7年目。
お互いにいい人がいたら解消しようと約束しているのだけど……。
合コンは撃沈。連絡さえ来ない始末。
焦るものの、幼なじみ隼人との生活は、なんの不満もなく……っというよりも、至極の生活だった。
何かあったら話も聞いてくれるし、なぐさめてくれる。
美味しい料理に、髪を乾かしてくれたり、買い物に連れ出してくれたり……しかも家賃はいらないと受け取ってもくれない。
私……こんなに甘えっぱなしでいいのかな?
そしてわたしの30歳の誕生日。
「美羽、お誕生日おめでとう。結婚しようか」
「なに言ってるの?」
優しかったはずの隼人が豹変。
「30になってお互いに相手がいなかったら、結婚しようって美羽が言ったんだよね?」
彼の秘密を知ったら、もう逃げることは出来ない。
「絶対に逃がさないよ?」
今夜は帰さない~憧れの騎士団長と濃厚な一夜を
澤谷弥(さわたに わたる)
恋愛
ラウニは騎士団で働く事務官である。
そんな彼女が仕事で第五騎士団団長であるオリベルの執務室を訪ねると、彼の姿はなかった。
だが隣の部屋からは、彼が苦しそうに呻いている声が聞こえてきた。
そんな彼を助けようと隣室へと続く扉を開けたラウニが目にしたのは――。
娼館で元夫と再会しました
無味無臭(不定期更新)
恋愛
公爵家に嫁いですぐ、寡黙な夫と厳格な義父母との関係に悩みホームシックにもなった私は、ついに耐えきれず離縁状を机に置いて嫁ぎ先から逃げ出した。
しかし実家に帰っても、そこに私の居場所はない。
連れ戻されてしまうと危惧した私は、自らの体を売って生計を立てることにした。
「シーク様…」
どうして貴方がここに?
元夫と娼館で再会してしまうなんて、なんという不運なの!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる