大切な人と事故死した私、異世界で魔王何て出来ますか?

チレム

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「?耳が赤いよ?」

「!!むぅ……俺だけ照れてる感じがする…」

「照れてたの?」

私は、蓮の頭をよしよしっと撫でる。

「そういう所だよ。」

「どういう所?」

「……あっちゃん、次のステップ行ってみようか。」

「え?!」

何か無理やり話しそらされた感じがする。

っと言うか、次のステップって何?!

私が不思議に思っていると、蓮は、キスをしてくる。

「ん……?」

何か、蓮の舌が私の唇を舐めてくる。

「どうし……!!……ふぁ……ふ、……んん……」

 どうしたの?って聞こうと思い、口を開くと蓮の舌が入ってきた。

私の舌に絡まったり、歯列を舐められたり……

 気持ちいい……これってキスなの?これが次のステップって言う奴なのかな?

 私が驚かなくなってくると、蓮がキスをしたまま喋ってくる。

「ふ……あっちゃん、俺みたいに舌を突き出して。」

 私は、よく分からないけど、言われたように蓮の口に舌を入れる。

すると、蓮が私の舌を吸ってきたり、絡めたり……

「ふぁ……なにこれぇ……気持ちいい…………メェー……」

「あっちゃん……可愛い……」

 私と蓮は、舌を吸ったり吸われたりして、唾液がこぼれそうなほど溜まっていく。

私は、一回離れる。すると、唾液で銀の糸が出来た。

唾液を飲み込むと、蓮が微笑んでくる。うっ、かっこいいです……

「あっちゃん……エロ過ぎ……」

「ふぇ?!」

「は~あっちゃんをもっと可愛がりたい所だけど、一応あっちゃん、国王だしなぁ……」


今のをもっとやってくれるの?

あれ気持ちいいから好きだなぁ……

「もっとやる?」

「!!……あっちゃん、ダメだよ。そうやって男を誘惑したら……」

「誘惑してないよ!誘惑ってどうやってするのかも分からないのに……前世は、蓮としか付き合った事ないし……今は魔王だから誰も付き合って来なかったし……

 ……というか、蓮は?あの女の子達と、付き合ってたり、好きだったりした?」

「はぁ?あの子達は、見た目と、地位を見て勝手に付きまとわれてるだけだよ。
  しかも俺が生まれた国に至っては、国王が第2王女を婚約者だーって勝手に言われてるし……
 俺、そんな事全部断っていたのに……
 ここに来るのだって、俺1人で来ようとしてたのに、勝手に聖女とか何とか言われてる奴と天才魔術師?とか言われてる幼女をこっちにやってくるし……
 そっからここに来るまでの国でどんどん増えてくるし……邪魔でしょうが無かったよ。」

「た、大変だったね……でも、そっか……婚約者っか…………ちょっと、出てくるね。ここで待ってて。」

「?何しに行くの?」

「ちょっと、害虫を殲滅しに……」

「……それは後で良いでしょ?久々に会ったのに俺と離れようとするのは辞めてくれ。」

「むぅ……」

 さっさとあの国達を滅ぼしに行きたいのに……

「っと言うか、部屋決めてなかったね。」

「あ」




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