魔法少女改造計画

yammi

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検体「スカイ・ドリーミング」

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 薄青の衣装をまとった少女が、両手足を広げた形で拘束アームに吊るされていた。ゆったりと揺れる白いチュールのフリルスカート。胸元に留められた雲型のブローチが割れており、ピンク色の光が漏れ出している。ウェストはコルセットで締め上げられ、括れと丸いヒップの対比が際立っていた。長い銀髪を風船のように膨らませたツインテールは、今は無惨に解けかけている。
「……やれるもんならやってみな。空くらいなら、あんたたちにだって作れるかもね」
 彼女は薄く笑った。反抗の火花が瞳に灯る。

 *

 ベルトコンベアは胎内の血脈を模したようにうねり、移送途中のブロッサムの声が反響してきた。
 〈んお゛っ! また出ちゃうぅ゛ッ! ミルクと一緒に赤ちゃんもっ!〉
 同時にNo.7カプセル──翡翠の少女の出産現場が視界に入る。羊膜が弾け飛び、幼い魔族が白濁液に包まれて這い出していた。母親はまだ開脚姿勢のまま痙攣し、アナルから腸液混じりの精液を噴き出している。観察パネルには「魔族適合率98.7%」の文字。
「……ひっ」
 スカイは息を呑み、吊り下げられたまま身体を縮めた。しかしアームが彼女の臀部を鷲掴み、強引に移動を促す。

 *

 実験ブースは透明な球体のドームだった。天井から降り注ぐ霧状溶液が髪を濡らし、コルセットが機械音と共に解錠される。
「魔力感知:雲生成系。実験コード『ミストルート』起動」
 ドームの内部が霧で満たされ、微細な針のような粒子が彼女の肌を刺す。次の瞬間、乳房を中心に熱が走った。
「ひゃっ!? おっぱいが……!」
 乳首が痛いほど勃起し、乳輪全体が赤く腫れ上がっていく。針状粒子は皮膚下で乳腺を破壊し、即座に再生させる──そのサイクルを繰り返すことで母乳製造工場を急造するシステムだった。
「痛……いぃ! けどっ……気持ちいいっ……!?」
 矛盾した感覚が脳髄を焼く。彼女が混乱する間にも、下方から触手が迫る。先端に鶏冠のような櫛状の棘を備え、その一本一本が粘膜接触で電気刺激を与える。
「あ゛あ゛っ! お腹に刺さるっ!」
 触手が臍を貫通し、胃袋へ潜り込む。内部では消化酵素と抗酸化剤が分泌され、異物の排除機能を麻痺させた。
「やめ……てっ……食道が……あ゛っ……!」
 喉元まで達した触手が逆流し、鼻腔を塞ぐ。呼吸困難で意識が霞む一方、腹部では別の触手が子宮口を目指していた。
「魔力封印率99%。ナノマシン注入開始」
 透明な球体の中で無数の輝点が舞い、触手の先端から注入される。ナノマシンは子宮内膜に定着し、超音波振動で壁を耕す。
「中で……震えてる……ッ! いやぁぁあ゛あ゛あ゛っ!!」
 膣壁が痙攣し、愛液が湯のように噴出した。同時に胸部から乳白色の液体が迸る。搾乳器の役目を果たす鶏冠触手が乳房を包み、棘で乳首を穿ちながら搾る。
「お乳……出すぎてる……あっ♡ イクっ! イってるぅッ!!」
 絶頂のたびに乳汁の分泌量が増え、床面に浅い池ができる。子宮ではナノマシンが羊水の成分合成を開始。わずか10分で受精に最適な環境が整う。
「受胎プロトコル進行中。父精抽出器稼働」
 床から巨大な注射器型ユニットが現れる。先端には柔軟性のある疑似ペニスが取り付けられ、内部には冷却精液が貯蔵されている。スカイの両脚を挟む形でユニットが迫り、膣口に先端を押し当てた。
「あ゛っ! ダメっ……待って……!」
 懇願も虚しく、冷たい塊が胎内へ突き込まれる。注射器のピストンが一気に突きこまれ、大量の精液が子宮を満たした。
「んお゛ぉ゛お゛ッ! おなか冷たいのにっ……熱いぃっ!」
 異物感と快感が渦巻き、彼女は空中で激しく腰を振り乱す。精液は瞬時にナノマシンと融合し、強力な着床因子となって内壁を覆う。
「着床確認。妊娠判定:陽性」
 アナウンスと共に子宮がぎゅるぎゅると蠢き、胚盤胞が形成されるのを感じた。その衝撃で全身の性感帯が連動し、新たなアクメが押し寄せる。
「あ゛あ゛あ゛あ゛ッ!! 孕んじゃうっ! わたし……こんなヤツらの子どもっ……♡」
 膣奥から卵巣へ信号が飛び、排卵が促進される。同時にクリトリスが極限まで膨張し、乳首と連動して脈動した。股間からは白濁した泡立ちが漏れ、乳汁は止まることを知らない。
「おほっ……♡ お腹……パンパンだよぉ……♡」
 反抗の火花は完全に消え去り、瞳孔が桃色に染まっていく。彼女は拘束されたまま腰を前に突き出し、子宮内に眠る受精卵に感謝の声を漏らした。
「わたし……もう、ダメ…♡ みんな、ごめんね……♡」
 ドーム内に薄桃色の光が充満する。それは堕落の証であり、新たな母胎の誕生を示すものだった。
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