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第五章 落ち着くのは
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そうして寝室へと入り、俺は颯斗に抱きしめられてベッドに潜り込む。
「俺、ずっと不思議なんだ。」
颯斗の匂いを感じながら、俺はポツリと話し始めた。
それに颯斗は小さく相槌を打ちながら聞いてくれる。
「最初から、颯斗だけは平気なんだ。颯斗のたまり場に助けを求めに行った時、颯斗に触れても、触れられても何ともなかった。他の人だったら錯覚を起こして怖かったのに、颯斗は何ともなかったんだ。
おまけに、ずっとろくに眠れてなかったのに、颯斗の傍で熟睡してた。周りのことに気づかないぐらい、深い眠りだった。毎日夢を見てたのに、その時は見なかった。
今もそう。颯斗だけは平気なんだ。普通なら、さっきみたいに触られると怖いし、咄嗟に振り払っちゃう。友達相手でも、京介たちでもそうなんだ。だから、申し訳なくって。でも、何で颯斗だけが平気なのか、分からないんだ。
そんなに会ったこともなくてさ、関わりもそんなに深いわけじゃないのに、何でこんなに安心できるんだろうって。何でこんなに任せようって思えるんだろうって。不思議なの。何でかな。」
「さぁな。もしかしたら、柚希は俺のことが好きなんだな。たぶんそうだ。」
「何それ。颯斗のことは好きだけど、京介たちのことも好きだよ、俺は。」
「もしくは俺が男前だからだな。強いし。男らしいし。かっけぇし。」
「よく自分のことそれだけ褒めれるね。」
「だってそうだろ?違うか?」
「ふふ。違わない。俺颯斗のこと初めて見たとき、綺麗な人だなぁって思った。強さと余裕が滲み出てて、男らしいなって。」
「俺は柚希を初めて見たとき、可愛い奴だなって思ったぜ。」
「何それ、別にうれしくないよ。」
「人懐っこくて表裏がなさそうで、あの田中と楽しそうに帰ってたのが印象的だった。」
「それいつの話?」
「俺、ずっと不思議なんだ。」
颯斗の匂いを感じながら、俺はポツリと話し始めた。
それに颯斗は小さく相槌を打ちながら聞いてくれる。
「最初から、颯斗だけは平気なんだ。颯斗のたまり場に助けを求めに行った時、颯斗に触れても、触れられても何ともなかった。他の人だったら錯覚を起こして怖かったのに、颯斗は何ともなかったんだ。
おまけに、ずっとろくに眠れてなかったのに、颯斗の傍で熟睡してた。周りのことに気づかないぐらい、深い眠りだった。毎日夢を見てたのに、その時は見なかった。
今もそう。颯斗だけは平気なんだ。普通なら、さっきみたいに触られると怖いし、咄嗟に振り払っちゃう。友達相手でも、京介たちでもそうなんだ。だから、申し訳なくって。でも、何で颯斗だけが平気なのか、分からないんだ。
そんなに会ったこともなくてさ、関わりもそんなに深いわけじゃないのに、何でこんなに安心できるんだろうって。何でこんなに任せようって思えるんだろうって。不思議なの。何でかな。」
「さぁな。もしかしたら、柚希は俺のことが好きなんだな。たぶんそうだ。」
「何それ。颯斗のことは好きだけど、京介たちのことも好きだよ、俺は。」
「もしくは俺が男前だからだな。強いし。男らしいし。かっけぇし。」
「よく自分のことそれだけ褒めれるね。」
「だってそうだろ?違うか?」
「ふふ。違わない。俺颯斗のこと初めて見たとき、綺麗な人だなぁって思った。強さと余裕が滲み出てて、男らしいなって。」
「俺は柚希を初めて見たとき、可愛い奴だなって思ったぜ。」
「何それ、別にうれしくないよ。」
「人懐っこくて表裏がなさそうで、あの田中と楽しそうに帰ってたのが印象的だった。」
「それいつの話?」
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