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第五章 落ち着くのは
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お互いの息が上がり、吐息が混ざり合い、互いの唇の間に伝った銀色の糸が俺の胸をぎゅっと締め付ける。
俺の瞳から涙が零れ落ちた。
颯斗は堪えきれない顔をしている。
颯斗が俺の首筋に顔を埋め、唇が触れた。
ゾクリと体が反応し、それに合わせて首がのけぞる。
颯斗の唇が滑る感覚、時折触れ、吸い付き、艶かしい濡れた音がする。
肩に少し痛みが走った。
颯斗は、俺を食べるように歯を軽く立てた。
じんわりとした痛みが、俺の体を徐々に蝕んでいく。
そこに心臓がついたかのようにドクドクと脈打つ。
俺のボディラインを這う颯斗の長くて綺麗な指。
ジャージの裾から手は滑り込み、インナーの上から俺の小さな粒をなぞるように滑らせていく。
俺の息が上がる。
瞳からは、涙が溜まっては零れ落ちていく。
ただ、この涙が何なのか、俺には分からない。
ただ、俺の頬を滑り落ちていく。
「おい!お前何やってんだよ!」
突如として飛び込んできた怒号。
目の前にあった体はいとも簡単に吹き飛んだ。
ガタンっという派手な音共に、俺の体は自由になる。
「自分が何やってるか分かってんのかよ!誰のこと襲ってるか分かってんのか!」
「ごめん。」
「それで許されるわけねぇだろ!」
智くんは殴り飛ばされて床に尻餅をついていた颯斗の胸倉を掴み、派手に怒鳴りつけて再度その頬に本気の拳を打ち込んだ。
颯斗は抵抗しなかった。
殴られた勢いでローテーブルに体を打ちつけ、颯斗はそのまま床で横になって蹲る。
「亮ちゃん、亀ちゃんあっちに連れていって。下手に触らないでね。怖がらせるから。」
「おう。立てるか?」
亮の問いかけに俺は頷き、立ち上がった。
体に震えはない。
亮に連れられるまま、颯斗の隣の部屋である智くんの部屋に案内され、部屋の中央にある座椅子に促され、俺はそこに腰を落ち着けた。
俺の瞳からは未だに涙が零れ落ちている。
ただその涙に、恐怖はない。
「大丈夫か?何があったんや?」
俺は分からないというように首を振る。
何が起こったのか、わからない。
あまりに全てが新しい感覚過ぎて、自分の中で整理が出来ない。
そんな俺を喋れる状態じゃないと判断した亮は、諦めて俺にティッシュを差し出してくれる。
俺は素直に受け取り、それを頬に当てて頬を伝っている水分を吸わせる。
すると、突如として俺の中で何かが決壊した。
俺の瞳から涙が零れ落ちた。
颯斗は堪えきれない顔をしている。
颯斗が俺の首筋に顔を埋め、唇が触れた。
ゾクリと体が反応し、それに合わせて首がのけぞる。
颯斗の唇が滑る感覚、時折触れ、吸い付き、艶かしい濡れた音がする。
肩に少し痛みが走った。
颯斗は、俺を食べるように歯を軽く立てた。
じんわりとした痛みが、俺の体を徐々に蝕んでいく。
そこに心臓がついたかのようにドクドクと脈打つ。
俺のボディラインを這う颯斗の長くて綺麗な指。
ジャージの裾から手は滑り込み、インナーの上から俺の小さな粒をなぞるように滑らせていく。
俺の息が上がる。
瞳からは、涙が溜まっては零れ落ちていく。
ただ、この涙が何なのか、俺には分からない。
ただ、俺の頬を滑り落ちていく。
「おい!お前何やってんだよ!」
突如として飛び込んできた怒号。
目の前にあった体はいとも簡単に吹き飛んだ。
ガタンっという派手な音共に、俺の体は自由になる。
「自分が何やってるか分かってんのかよ!誰のこと襲ってるか分かってんのか!」
「ごめん。」
「それで許されるわけねぇだろ!」
智くんは殴り飛ばされて床に尻餅をついていた颯斗の胸倉を掴み、派手に怒鳴りつけて再度その頬に本気の拳を打ち込んだ。
颯斗は抵抗しなかった。
殴られた勢いでローテーブルに体を打ちつけ、颯斗はそのまま床で横になって蹲る。
「亮ちゃん、亀ちゃんあっちに連れていって。下手に触らないでね。怖がらせるから。」
「おう。立てるか?」
亮の問いかけに俺は頷き、立ち上がった。
体に震えはない。
亮に連れられるまま、颯斗の隣の部屋である智くんの部屋に案内され、部屋の中央にある座椅子に促され、俺はそこに腰を落ち着けた。
俺の瞳からは未だに涙が零れ落ちている。
ただその涙に、恐怖はない。
「大丈夫か?何があったんや?」
俺は分からないというように首を振る。
何が起こったのか、わからない。
あまりに全てが新しい感覚過ぎて、自分の中で整理が出来ない。
そんな俺を喋れる状態じゃないと判断した亮は、諦めて俺にティッシュを差し出してくれる。
俺は素直に受け取り、それを頬に当てて頬を伝っている水分を吸わせる。
すると、突如として俺の中で何かが決壊した。
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