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最終章 人生最大の反抗
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「まぁ、一応気をつけとくね。」
「あ、そういえばおばさんお邪魔しました。おじさんにも言っといて。」
颯斗は自分の話をされているなど思いもしない顔で、思い出したように言っている。
「分かったわ。気をつけて帰りなさいよ。遠いから。」
「はーい。」
「柚希も気をつけてね。あんまり夜遅くに出歩かないのよ。」
「分かってるよ。じゃあね。」
俺は手を振り、颯斗の元へと戻ってバイクに跨り乗る。
それを確認した颯斗はバイクを一つふかして走り始める。
やっとの思いで帰宅してきたのは颯斗の家だった。
智くんたちは自分たちの家で大人しく待機しているのだろう、久々の颯斗の家は誰もいなかった。
「そういえば、母さんが付き合ってるんじゃないのって聞いてきたよ。」
「へぇ。柚希は何て答えたんだ?」
「友達だって答えた。ちょっと言う勇気なくて。そしたら、颯斗は絶対俺のこと好きだから気をつけたほうがいいじゃないかって心配してたよ。どこでそんなに振りまいてきたの。」
「知らねぇよ。俺はいつもどおりだった。」
「逆にいつも通りだったからいけないんじゃないの?」
「そうは言われても、柚希が好きなんだから仕方ねぇじゃん。それよりさ、俺一つやばいことに気づいたんだよね。」
「やばいこと?何?」
「夏休みの宿題。俺一個もやってねぇ。」
そう言われて俺もそういえばと思い出す。
夏休みを終えるまで後3日しかない。
「もう日にちないよ、どうするの?」
「どうするもこうするも、俺やらねぇと留年なんだけど。だから柚希連れてきたんだよ。俺らの高校のレベルだったら分かんじゃねぇの?」
「分かるけど、俺の宿題は?」
「柚希は留年しないじゃん、単位もあるし成績いいし。俺二つとも壊滅的だから。悪いけど俺の手伝って。」
「鬼じゃん。」
「いいじゃん、今回の恩返しだと思って。」
「そんなの俺絶対断れないじゃんか。」
「だから言ってんだろ。ほらやろうぜ。」
「とんだ夏休みだよ。」
そんなことを言い合いながら俺は颯斗の宿題に手をつけ、直ぐに集中力を失ってしまう颯斗に小言を言いながら宿題をしていた。
日付を越える前にはどこかで聞きつけたであろう智くんたちが訪れたので、俺はそれぞれに課題を与えて代わりにやらせた。
来なければ良かったと二人して項垂れていたが手伝ってくれ、おかげで翌日には終わらせたので、俺は自分の家に戻ってからは自分の宿題に手をつけ、京介たちも呼んで手伝ってもらおうかと思えば、京介はまだ自分のすら終わっていないと多田のを見せてもらう始末だった。
だから俺を送ったまま入り浸っていた颯斗にも写す作業を押し付け、俺たちは急ピッチで宿題を仕上げた。
ただ、そんな時間さえもとても楽しかった。
集中力がとても短い颯斗と京介は途中で話し始めたかと思えばゲームを始めようとするので俺は怒るし、多田は一人ニコニコ笑っているし、二人からはブーイングが出るし、これでもかというぐらい騒がしい夏休みだった。
「あ、そういえばおばさんお邪魔しました。おじさんにも言っといて。」
颯斗は自分の話をされているなど思いもしない顔で、思い出したように言っている。
「分かったわ。気をつけて帰りなさいよ。遠いから。」
「はーい。」
「柚希も気をつけてね。あんまり夜遅くに出歩かないのよ。」
「分かってるよ。じゃあね。」
俺は手を振り、颯斗の元へと戻ってバイクに跨り乗る。
それを確認した颯斗はバイクを一つふかして走り始める。
やっとの思いで帰宅してきたのは颯斗の家だった。
智くんたちは自分たちの家で大人しく待機しているのだろう、久々の颯斗の家は誰もいなかった。
「そういえば、母さんが付き合ってるんじゃないのって聞いてきたよ。」
「へぇ。柚希は何て答えたんだ?」
「友達だって答えた。ちょっと言う勇気なくて。そしたら、颯斗は絶対俺のこと好きだから気をつけたほうがいいじゃないかって心配してたよ。どこでそんなに振りまいてきたの。」
「知らねぇよ。俺はいつもどおりだった。」
「逆にいつも通りだったからいけないんじゃないの?」
「そうは言われても、柚希が好きなんだから仕方ねぇじゃん。それよりさ、俺一つやばいことに気づいたんだよね。」
「やばいこと?何?」
「夏休みの宿題。俺一個もやってねぇ。」
そう言われて俺もそういえばと思い出す。
夏休みを終えるまで後3日しかない。
「もう日にちないよ、どうするの?」
「どうするもこうするも、俺やらねぇと留年なんだけど。だから柚希連れてきたんだよ。俺らの高校のレベルだったら分かんじゃねぇの?」
「分かるけど、俺の宿題は?」
「柚希は留年しないじゃん、単位もあるし成績いいし。俺二つとも壊滅的だから。悪いけど俺の手伝って。」
「鬼じゃん。」
「いいじゃん、今回の恩返しだと思って。」
「そんなの俺絶対断れないじゃんか。」
「だから言ってんだろ。ほらやろうぜ。」
「とんだ夏休みだよ。」
そんなことを言い合いながら俺は颯斗の宿題に手をつけ、直ぐに集中力を失ってしまう颯斗に小言を言いながら宿題をしていた。
日付を越える前にはどこかで聞きつけたであろう智くんたちが訪れたので、俺はそれぞれに課題を与えて代わりにやらせた。
来なければ良かったと二人して項垂れていたが手伝ってくれ、おかげで翌日には終わらせたので、俺は自分の家に戻ってからは自分の宿題に手をつけ、京介たちも呼んで手伝ってもらおうかと思えば、京介はまだ自分のすら終わっていないと多田のを見せてもらう始末だった。
だから俺を送ったまま入り浸っていた颯斗にも写す作業を押し付け、俺たちは急ピッチで宿題を仕上げた。
ただ、そんな時間さえもとても楽しかった。
集中力がとても短い颯斗と京介は途中で話し始めたかと思えばゲームを始めようとするので俺は怒るし、多田は一人ニコニコ笑っているし、二人からはブーイングが出るし、これでもかというぐらい騒がしい夏休みだった。
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