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第二章 最強の男
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俺はそれと同時に晩ご飯の献立を考えつつ、残っている食材の量で何を作るか決めていく。
同級生にご飯を振舞ったことはないが、きっとあの2人は体を動かしてお腹がすいているだろうし、食べ盛りの高校生だ。
お昼の量を見る限りたくさん作ったほうがいいだろう。
俺が全てを作り終える頃に言っていた時間より遅れて京介達が下に到着したらしく、俺の携帯へと電話をかけてきた。
『おい亀、これどうやって入んの?つーかお前部屋どこ。』
あれから2人とは外で遊んでばっかだったため、俺の部屋に来たことはなかった。
オートロックの家に遊びに行ったことはないようで、インターホンの鳴らし方も分からないらしい。
「俺305だよ。3階の一番奥。今ロック開けるから入って。」
俺はインターホンのモニターについているロック解除のボタンを押し、そこのモニターから2人が入っていくのを確認する。
インターホンにはモニターが付いており、録画機能も付いている。
オートロックに監視カメラ、鍵も破られにくいカードキーである。
普通の高校生が住むような家では到底ない。
2人には警備系のお偉いの息子ということで小金持ち風に説明して追及を逃れているが、不躾なやつがもし来るようなことがあれば面倒なことになるだろう。
人を上げることに抵抗はないが、この家をあまり周りには知られないほうがいいというのは漠然と感じている。
少しすれば扉の前にあるインターホンが鳴らされ、出迎えれば何やらそれなりに荷物を抱えた二人がいた。
「何か大荷物だね?」
「もち。遊べるもん持ってきた。」
「え?何持ってきたの?」
「ゲーム機とかトランプ、漫画とか。お前んち何もないって言ってたから簡単に遊べるもん。」
「何か夜更かししそうな勢いだね?」
「そりゃもちろん。体力が続く限りな。」
「明日も学校なのに。」
「そんなもん関係ねぇよ。学校なんか二の次だ。」
そう話をしながら2人を中へと通し、リビングに入れば京介はキラキラという表現が最適のように目を輝かせて楽しそうに口角を吊り上げた。
「ほんとにでっけぇ家だな。俺んちより広いじゃん。」
「まぁ、親が決めた家だから。荷物適当にその辺置いていいよ。ご飯も丁度出来たから冷めないうちに食べよ。手洗ってきて。」
「すっごいね亀。これ一人で作ったの?」
「まぁ一人暮らしだからね。口に合うかは知らないよ?」
「この料理がまずいわけねぇだろ。マジでお前すげぇな。やっぱ神だわ。」
「ありがと。それはいいから手洗ってきてって。洗面所は扉出て右ね。」
そう指示する俺に二人は素直に従い、荷物をまとめて置いて手を洗いにいく。
何だか俺は2人の親になった気分だった。
同級生にご飯を振舞ったことはないが、きっとあの2人は体を動かしてお腹がすいているだろうし、食べ盛りの高校生だ。
お昼の量を見る限りたくさん作ったほうがいいだろう。
俺が全てを作り終える頃に言っていた時間より遅れて京介達が下に到着したらしく、俺の携帯へと電話をかけてきた。
『おい亀、これどうやって入んの?つーかお前部屋どこ。』
あれから2人とは外で遊んでばっかだったため、俺の部屋に来たことはなかった。
オートロックの家に遊びに行ったことはないようで、インターホンの鳴らし方も分からないらしい。
「俺305だよ。3階の一番奥。今ロック開けるから入って。」
俺はインターホンのモニターについているロック解除のボタンを押し、そこのモニターから2人が入っていくのを確認する。
インターホンにはモニターが付いており、録画機能も付いている。
オートロックに監視カメラ、鍵も破られにくいカードキーである。
普通の高校生が住むような家では到底ない。
2人には警備系のお偉いの息子ということで小金持ち風に説明して追及を逃れているが、不躾なやつがもし来るようなことがあれば面倒なことになるだろう。
人を上げることに抵抗はないが、この家をあまり周りには知られないほうがいいというのは漠然と感じている。
少しすれば扉の前にあるインターホンが鳴らされ、出迎えれば何やらそれなりに荷物を抱えた二人がいた。
「何か大荷物だね?」
「もち。遊べるもん持ってきた。」
「え?何持ってきたの?」
「ゲーム機とかトランプ、漫画とか。お前んち何もないって言ってたから簡単に遊べるもん。」
「何か夜更かししそうな勢いだね?」
「そりゃもちろん。体力が続く限りな。」
「明日も学校なのに。」
「そんなもん関係ねぇよ。学校なんか二の次だ。」
そう話をしながら2人を中へと通し、リビングに入れば京介はキラキラという表現が最適のように目を輝かせて楽しそうに口角を吊り上げた。
「ほんとにでっけぇ家だな。俺んちより広いじゃん。」
「まぁ、親が決めた家だから。荷物適当にその辺置いていいよ。ご飯も丁度出来たから冷めないうちに食べよ。手洗ってきて。」
「すっごいね亀。これ一人で作ったの?」
「まぁ一人暮らしだからね。口に合うかは知らないよ?」
「この料理がまずいわけねぇだろ。マジでお前すげぇな。やっぱ神だわ。」
「ありがと。それはいいから手洗ってきてって。洗面所は扉出て右ね。」
そう指示する俺に二人は素直に従い、荷物をまとめて置いて手を洗いにいく。
何だか俺は2人の親になった気分だった。
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