［1分読書］ 高校生 家を買う そして同棲する・・・

６章 めぐみのいる新生活（めぐみとの再会）

第13話 めぐみの引っ越し

めぐみの家に行き、必要なものは全て運んだ。
意外と多くの荷物が・・・。

軽キャンピングカーだけでは・・・。
一度、僕だけ家に戻り、ミニバンで再度行って運んだ。
車の中では・・・、沈黙が・・・。
少し、気まずい感じだった。

めぐみのお父さんに会わなかったのは、良かった。

家に帰って、めぐみの住む家にみんなで行く。
結構、広い。

その２階が住居スペースだ。

「おかーさん。
　ぼくってひっこしするの？」
「そうだよ。
　今日からここに住むんだよ」
「わかったー」

少しづつ、掃除を・・・。

「信繁、こんな家を買ったんだね。
　１階で普通にお店が開けるくらいの・・・。
　何かお店でもやる気なの？」
「特には・・・。
　星華は？」
「私も・・・。
　めぐみさんは？」
「喫茶店や飲食店のホールやキッチン、お弁当屋で
　働いた事はあるけど、一から作るのは・・・」
「そのうち、考えると良いかもね」

みんながうなずく。

「めぐみさん。
　急がなくても大丈夫だから、少しづつ、掃除して使えるようにしてね」
「ありがとう。
　けど、せっかくの家だから、今日中には・・・」
「足りないものある？」
「最低限、生活できるように持ってきたから、大丈夫だと思う」
「何かあったら、言ってね」
「本当にありがとう。あたしのために・・・」
めぐみは涙を浮かべて・・・。

とりあえず、星華は、家で二人の子供を・・・。
僕は１階の店舗スペースに車から荷物を置いて家に戻る。
めぐみは掃除を・・・。

二人の信繁は、仲が良い。
そんなひと時・・・。