【1クール終】恋愛で痩せますか?いいえ痩せるならXXX運動です

まみ夜

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05&06:食事、どうする?

なぜ?なに?とれーにんぐ:基礎代謝ってナニ?

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「おにいさんのメッキーです」
「アシスタントのサッキーだよ。ねえねえ、おにいさん」
「なんですか、サッキー?」
「基礎代謝って、ナニ?おにいさん」
「簡単に言えば、基礎代謝は理論上、その人がまったく動かなくても消費するカロリーを言います。いろいろな計算方法がありますが、性別や身長体重、年齢によって変わってきます。
「じゃあ、香恋さんの場合はどうなの?おにいさん」
(ちょっとまって!)
「女性で三十三歳。身長百五十九センチ、体重六十六キロですから」
(なんで知ってるの?)
「基礎代謝は、約千四百キロカロリーですね」
「じゃあ、香恋さんは、千四百キロカロリー食べていいの?おにいさん」
「極端に言えば、そうですね。でも、これはまったく動かなくても消費するカロリーです。実際には、起きて動き回っているのですから、『必要カロリー』は、基礎代謝に生活係数をかけたカロリーになります」
「せいかつけいすう?」
「普段、どの程度運動をしているかを目安として数値化したものです。ほぼ運動をせず事務仕事の人を一点三。定期的に運動をしている人を一点五。アスリートや肉体労働の人を一点七程度とします。つまり、『基礎代謝に生活係数をかけた値』が、食べて体重が変動しないカロリー、『必要カロリー』となります」
「じゃあ、香恋さんの場合はどうなの?おにいさん」
(・・・)
「基礎代謝が約千四百ですから、とりあえず一点三をかけて、約千八百キロカロリーになります」
「これより食べるのを減らせば、体重が減るんだね?おにいさん」
「極端に言えば、そうですね。ただ、そもそも基礎代謝が計算上のものですし、生活係数も目安でしかありませんから、必要カロリーも目安として、体重が変動しないカロリーを、実生活で調べましょう」
「目安で痩せると思って食べて、太ったら最悪だね。おにいさん」
「運動しないからといって、基礎代謝以下にするのも止めましょう。最低限、身体に必要なカロリーです。それ以下だと、生理が止まったり、体調不良の原因になります」
「綺麗になるためのダイエットで、体調不良とか最悪だね。おにいさん」
「生理があっても、ホルモンバランスの乱れなどが、表に出ていないだけかもしれません。将来の妊娠のためにも、痩せないからといって、基礎代謝より下げるのは止めましょう」
「うわー、怖いね。おにいさん」
「運動をして、生活係数を、必要カロリーを大きくした上で、なるべく基礎代謝に近づけないように、摂取を減らしましょう。これが食べて痩せるダイエットです」
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