継母の心得

トール

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第二部 第3章

412.嫌われている?



ノア視点


『ノア、どこいくのー!!』
『ノア、チロモイクノ~』
「にょあ?」
「わたち、しゅらいむ、あいにいくの!」

おべんきょ、おわったから、しゅらいむ、あいにいくことにちたの。

せんせ、みちばたいりゅって、いってたのよ。

「ノア様!? どうしてお出かけ用のリュックを背負っているのですか!? スニーカーまで履いて……っ」
「カミラ、わたち、ぼーけん、いくのよ!」
「ええ!?」
「ぺぇちゃ、みょ!」

おもちゃ、もったの。あと、たんぶりゃー、もったの。しょれと、ハンカチもあるのよ。ぺーちゃんのも、よーいちたから、だいじょぶ!

『あーっ、ノア、おやつ、わすれてるー!!』
「しょうだった! たいへんよ。おやちゅ、シェフに、もらいにいくの」
「ぅにゃっちゅ!」

ぺーちゃん、だっこちて、よいちょ、よいちょ、ね。

「待ってください、ノア様ぁっ」

シェフに、おやちゅ、りゅっくいれてもりゃって、たんぶりゃーにも、むぎちゃ、いれてもりゃって、じゅんび、できたのよ。

「ノア様、お庭は大丈夫ですが、お外は奥様と旦那様の許可が必要ですよ」
『ノア、ベルニイッタホーガイイノ』
「だいじょぶよ。もんのところかりゃ、おそとみるのよ」

みち、みえるから、しゅらいむみえりゅ!

「そ、それもあまり良くはないかと……。それに、門は遠いですよ~」
「カミラ、ばちゃ、まわちてください」
「ぅちゃ!」
「ノア様ぁ~」

カミラ、なかないのよ。

「あら、ノア。リュックを背負って、ぺーちゃんを連れて、お散歩ですの?」
「おかぁさま!」
「かぁちゃ!」
「奥様~!!」

げんかんで、カミラにばちゃ、おねがいちてたの。そちたらおかぁさま、かいだんおりてきたのよ。
わたち、おかぁさまにぎゅうっ、ちたら、おかぁさまも、ぎゅうちてくれて、ちあわせね。

「奥様、来てくださって良かったです~」
「まぁ、カミラったらどうしましたの?」

カミラも、おかぁさまに、ぎゅっちてもりゃう?

「ノア様が、門までいくから馬車を回して欲しいと仰っていて……っ」
「え!? ノア、門まで何をしに行くのかしら?」

おかぁさま、びっくりちた? わたち、ひとりでばちゃ、のれりゅのよ。

「あのね、しゅりゃいむ、みにいくの」
「スライム!?」
「わたち、しゅらいむに、きらいされてりゅかも、ちれない」

しゅらいむ、あってくれないから……

「スライムに嫌われているって、どうしてそう思いましたの?」
「せんせ、わたち、しゅらいむみる、きか……いか、かに? ないって……」
「イカとカニ? ……ノア、それはあなたが、外に出る時は馬車に乗って移動するから、だから先生は見る機会がないですって仰ったのよ」
「ばちゃ、めっ?」

おかぁさま、わたちよちよち、ち……して、くれて、ニコッちたのよ。

「スライムはね、道を歩いている事もあるけれど、ほとんどは溝や、スライムのご飯がある所にいますの。溝の中は、馬車からは見えないでしょう」
「みじょ……みえない。しゅらいむ、わたち、きりゃいない?」
「もちろん嫌われておりませんわ。だって、ノアは会った事のない人を嫌いになれまして?」
「わたち、きりゃい、ない!」

おかぁさま、しゅごい! わたち、しゅらいむ、きりゃわれて、なかったのね!

「でも、そうね……。お母様もちょうど、スライムを見たいと思っておりましたのよ。一緒に見に行きましょうか」
「いくの!」
「ぺぇちゃ、みょ!」
『アオもー!!』
『チロモ、イクノ~』

はい! みーんなで、しゅらいむ、みにいくのよ。たのちみね!

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