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騎士は愛しき生贄姫を奪う
騎士は愛しき生贄姫を奪う 1
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愛らしい姫アマリアは国を守るために政略結婚で自らを犠牲にすることを覚悟した。
しかし、かつて彼女に拾われた護衛騎士ルイスはそれを許せず――
第二回イラストイメージ企画参加作品。(全四話)
[ファンタジー シリアス 主従 身分差 強引 無理矢理 処女 中出し 孕ませ 執着 ヤンデレ]
* * * * *
手のひらは簡単に返る。誰も彼も我が身が可愛いのだ。
そうとわかっていてもルイスは腹立たしさを抑えられずに剣の柄に伸ばした手に力がこもる。
彼が守ってきた愛らしい姫――アマリアの宝石のように大きな紫の瞳は今憂いを帯びている。そうさせているのが彼女の愛する国の民達だとわかっているからこそ、やるせなくなる。
平和だった小国にも戦争の気配が近づく今、皆が不安になっている。だからと言って彼女を希望の架け橋として生贄に捧げるような真似は護衛騎士であるルイスには許し難いことだ。
表向きは隣国の王子に見初められての婚姻だが、実際は国を守る協定を結ぶためだ。皆、知っていることだ。彼女自身も。あどけなさを残す姫が背負わされるのはあまりに酷だと言える。
「姫様」
近頃物思いに耽ることが増えた彼女を見ていることに耐えられなくなって彼は遂に声をかけてしまう。
彼女に暗い顔は似合わないが、笑わせる術を持っているわけでもない。自身が笑えないのだから。
そして、慰めの言葉も持たない。安易にかけるべきでもない。望まなくとも成されなければならない。誰よりも彼女自身がわかっているはずだ。
「ルイス……」
その瞳に映るのは、その声で呼ばれるのは、あと何度あるのだろうか。当たり前だった日々に終わりが近づいていることをいやが上にも意識させられる。残された時間はあまりにも少ない。
命を懸けて守ると剣に誓ったのに、ついて行くことは許されないのだ。最後の仕事が他の男に姫を差し出すために護衛することになるとは――
「出自もわからない俺を姫様は拾ってくださいました」
ルイスは孤児だった。剣と共に孤児院の前に捨てられていたと聞かされている。己の正体も、剣と共にある理由も彼はずっと知らなかった。
立派な剣は人の目を眩ませ、取り上げられたことは何度もある。今も共にあるのは、その度に必ずルイスの手元に戻ってくるからだ。
『ねぇ、私の騎士にならない?』
やがて魔剣を持つ呪われ子と忌み嫌われたルイスは王族に対する礼儀も何も知らないまま差し出された無邪気な少女の手を取っていた。触れられれば切る、そんな鋭さを纏ったルイスを彼女は全く恐れなかった。
あの日から彼女がルイスの太陽であり、全てだった。死ねないまま掃き溜めで塵芥のように生きていた人生に光が差し込み、剣の傀儡だった体が意味を持った。
「それなのに、貴女のいない世界でどう生きろと?」
「ごめ……」
「謝らないでください!」
紡がれようとした言葉を察し、ルイスは遮る。聞きたくはなかった。恨み言を言うべきではない。わかっている。それが許される相手ではない。
共に学ぶ機会を与えられ、教養を身につけた。兄のように慕われても、どうにもならないものがある。けれども、剣でしかないと言い聞かせても割り切れないものもある。
「貴女を奪いたいと思っている俺なんかに」
はっと息を呑む音が妙に響いたように感じられるのは感覚が研ぎ澄まされているからなのだろうか。これから醜い本性を知る彼女に逃げられないように。
自分よりも幼く無垢な少女にいつしか劣情を催すようになっていた。姫を守護する者として許されない感情だと何度も押し殺してきた。
いくら功績をあげようとも内心で下賎の者とルイスを侮蔑する者は多かった。そんな者達の眼差しも抑止力になっていたのかもしれない。
だが、今や全てが敵に見える。国王でさえも。
「ルイス……?」
アマリアの声が震えている。その瞳に映る自分は今どんな顔をしているのか。悪魔の顔にでも見えるだろうかとルイスは自嘲気味に笑う。
出会った時から自分を一人の人間として扱ってくれた彼女に怯えられたことなどなかった。だからと言って悲しいわけでもない。
人の道に背けばいい。このまま奪われるくらいならば、奪ってしまえばいい。黒い感情がわき上がってくるのをルイスはもう抑えようとは思わなかった。解き放てば歯止めがきかなくなることはわかっていた。
一度は踏みとどまったのだ。自分の正体を知ったその日に。愛らしい姫の護衛騎士のまま終わろうと思った。
「国のために身を捧げられるのなら、相手は俺でもいいですよね?」
「え……?」
その声の冷たさにルイス自身も驚いたが、何よりもアマリアが戸惑っている。そんな表情にすら心が満たされていく。
結局のところ、魂に刻まれた本性を変えることはできないのである。知られたくないと思っても、受け入れていくしかないのだ。剣の意思に呑まれまいとしても無駄な足掻きだ。
この関係が終わろうとしているのなら尚更、終わらされるよりも終わらせてしまった方がいい。
「俺の正体がわかったんです」
「本当に?」
それまでの緊張を忘れたようにアマリアの表情がぱっと明るくなる。そう言えば自分のことのように喜んでくれるだろうとわかっていた。
だが、言わなかったのはすぐにその表情を曇らせることになると容易に想像できたからだ。
「俺の名はルイス・エスパーダ――」
再びアマリアが息を呑む。エスパーダと聞いて知らない者がいるはずもない。彼女が政略結婚を迫られることになった原因とも言える。
「――そう、今正に大陸を支配しようとしている帝国の皇帝になるはずだった男です。この剣に選ばれたことがその証、現皇帝は腹違いの兄です」
自分が戦争によって全てを奪い、手に入れようとしている悪名高いエスパーダ帝国を統べる者として生まれたとすぐに信じられたわけではない。
曰く付きの魔剣は皇位を継ぐ者の証だ。順序に関係なく、選ばれた者の下に現れる。アマリアの結婚を聞かされたその日、剣に見せられた夢によって知ったことだ。自分が謀略によって亡き者にされるはずだったことも、命を懸けた母に守られ、この国まで流れ着いたたことも。
初めはたかが夢だと思っていた。銀の髪に深紅の瞳がエスパーダの皇族の特徴だとしても。
しかしながら、すんなりと納得できた部分もあるのだ。剣だけがルイスを生かしてきたのだから。
「剣がなくとも帝国の力は強大です。いずれ全てが飲み込まれる。そうなれば、姫様の犠牲なんて無駄になります」
残酷なことを告げている自覚はあっても、どうしようもないことだ。小国が手を取り合っても容易く踏みにじられてしまう。
いくら隣国が力を持っていようと高が知れている。相手は国にとって神に等しい剣の意思に背いた咎人達だ。今更何も恐れないだろう。
「俺は奪われた全てを取り戻し、戦争を終わらせられます」
復讐も皇帝になることも剣によって成し遂げられる。剣があるべき場所に戻ることを望むからだ。
アマリアの側を離れてまでそうする気はルイスにはなかったが、剣の宿命から逃れることはできないのだろう。今がその時だからこそ、剣は思い出させたのだろう。
ルイスが忠誠を誓った相手はあくまでアマリアであり、彼女がいなくなった国を守る理由もない。
「愛してもいない男に嫁ぐより、誰よりも姫様を愛している俺の物になりませんか?」
問いかけたところで答えはない。アマリアは再び表情を曇らせ、その瞳を揺らしている。
ルイスはそんな顔をさせたかったのではない。喜んでほしかった。きっと笑顔は見られないとわかっていながら。
「ならば、俺はこの血に従って貴女を奪うだけです。たとえ、嫌われても……どれほど憎まれようとも」
望まれたなら、今はまだ彼女の騎士でいられただろう。拒まれたわけではないが、沈黙は同じことだ。
奪うしかない。もう二度と大切な物を奪われないように、自らの手で守るために。
しかし、かつて彼女に拾われた護衛騎士ルイスはそれを許せず――
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そうとわかっていてもルイスは腹立たしさを抑えられずに剣の柄に伸ばした手に力がこもる。
彼が守ってきた愛らしい姫――アマリアの宝石のように大きな紫の瞳は今憂いを帯びている。そうさせているのが彼女の愛する国の民達だとわかっているからこそ、やるせなくなる。
平和だった小国にも戦争の気配が近づく今、皆が不安になっている。だからと言って彼女を希望の架け橋として生贄に捧げるような真似は護衛騎士であるルイスには許し難いことだ。
表向きは隣国の王子に見初められての婚姻だが、実際は国を守る協定を結ぶためだ。皆、知っていることだ。彼女自身も。あどけなさを残す姫が背負わされるのはあまりに酷だと言える。
「姫様」
近頃物思いに耽ることが増えた彼女を見ていることに耐えられなくなって彼は遂に声をかけてしまう。
彼女に暗い顔は似合わないが、笑わせる術を持っているわけでもない。自身が笑えないのだから。
そして、慰めの言葉も持たない。安易にかけるべきでもない。望まなくとも成されなければならない。誰よりも彼女自身がわかっているはずだ。
「ルイス……」
その瞳に映るのは、その声で呼ばれるのは、あと何度あるのだろうか。当たり前だった日々に終わりが近づいていることをいやが上にも意識させられる。残された時間はあまりにも少ない。
命を懸けて守ると剣に誓ったのに、ついて行くことは許されないのだ。最後の仕事が他の男に姫を差し出すために護衛することになるとは――
「出自もわからない俺を姫様は拾ってくださいました」
ルイスは孤児だった。剣と共に孤児院の前に捨てられていたと聞かされている。己の正体も、剣と共にある理由も彼はずっと知らなかった。
立派な剣は人の目を眩ませ、取り上げられたことは何度もある。今も共にあるのは、その度に必ずルイスの手元に戻ってくるからだ。
『ねぇ、私の騎士にならない?』
やがて魔剣を持つ呪われ子と忌み嫌われたルイスは王族に対する礼儀も何も知らないまま差し出された無邪気な少女の手を取っていた。触れられれば切る、そんな鋭さを纏ったルイスを彼女は全く恐れなかった。
あの日から彼女がルイスの太陽であり、全てだった。死ねないまま掃き溜めで塵芥のように生きていた人生に光が差し込み、剣の傀儡だった体が意味を持った。
「それなのに、貴女のいない世界でどう生きろと?」
「ごめ……」
「謝らないでください!」
紡がれようとした言葉を察し、ルイスは遮る。聞きたくはなかった。恨み言を言うべきではない。わかっている。それが許される相手ではない。
共に学ぶ機会を与えられ、教養を身につけた。兄のように慕われても、どうにもならないものがある。けれども、剣でしかないと言い聞かせても割り切れないものもある。
「貴女を奪いたいと思っている俺なんかに」
はっと息を呑む音が妙に響いたように感じられるのは感覚が研ぎ澄まされているからなのだろうか。これから醜い本性を知る彼女に逃げられないように。
自分よりも幼く無垢な少女にいつしか劣情を催すようになっていた。姫を守護する者として許されない感情だと何度も押し殺してきた。
いくら功績をあげようとも内心で下賎の者とルイスを侮蔑する者は多かった。そんな者達の眼差しも抑止力になっていたのかもしれない。
だが、今や全てが敵に見える。国王でさえも。
「ルイス……?」
アマリアの声が震えている。その瞳に映る自分は今どんな顔をしているのか。悪魔の顔にでも見えるだろうかとルイスは自嘲気味に笑う。
出会った時から自分を一人の人間として扱ってくれた彼女に怯えられたことなどなかった。だからと言って悲しいわけでもない。
人の道に背けばいい。このまま奪われるくらいならば、奪ってしまえばいい。黒い感情がわき上がってくるのをルイスはもう抑えようとは思わなかった。解き放てば歯止めがきかなくなることはわかっていた。
一度は踏みとどまったのだ。自分の正体を知ったその日に。愛らしい姫の護衛騎士のまま終わろうと思った。
「国のために身を捧げられるのなら、相手は俺でもいいですよね?」
「え……?」
その声の冷たさにルイス自身も驚いたが、何よりもアマリアが戸惑っている。そんな表情にすら心が満たされていく。
結局のところ、魂に刻まれた本性を変えることはできないのである。知られたくないと思っても、受け入れていくしかないのだ。剣の意思に呑まれまいとしても無駄な足掻きだ。
この関係が終わろうとしているのなら尚更、終わらされるよりも終わらせてしまった方がいい。
「俺の正体がわかったんです」
「本当に?」
それまでの緊張を忘れたようにアマリアの表情がぱっと明るくなる。そう言えば自分のことのように喜んでくれるだろうとわかっていた。
だが、言わなかったのはすぐにその表情を曇らせることになると容易に想像できたからだ。
「俺の名はルイス・エスパーダ――」
再びアマリアが息を呑む。エスパーダと聞いて知らない者がいるはずもない。彼女が政略結婚を迫られることになった原因とも言える。
「――そう、今正に大陸を支配しようとしている帝国の皇帝になるはずだった男です。この剣に選ばれたことがその証、現皇帝は腹違いの兄です」
自分が戦争によって全てを奪い、手に入れようとしている悪名高いエスパーダ帝国を統べる者として生まれたとすぐに信じられたわけではない。
曰く付きの魔剣は皇位を継ぐ者の証だ。順序に関係なく、選ばれた者の下に現れる。アマリアの結婚を聞かされたその日、剣に見せられた夢によって知ったことだ。自分が謀略によって亡き者にされるはずだったことも、命を懸けた母に守られ、この国まで流れ着いたたことも。
初めはたかが夢だと思っていた。銀の髪に深紅の瞳がエスパーダの皇族の特徴だとしても。
しかしながら、すんなりと納得できた部分もあるのだ。剣だけがルイスを生かしてきたのだから。
「剣がなくとも帝国の力は強大です。いずれ全てが飲み込まれる。そうなれば、姫様の犠牲なんて無駄になります」
残酷なことを告げている自覚はあっても、どうしようもないことだ。小国が手を取り合っても容易く踏みにじられてしまう。
いくら隣国が力を持っていようと高が知れている。相手は国にとって神に等しい剣の意思に背いた咎人達だ。今更何も恐れないだろう。
「俺は奪われた全てを取り戻し、戦争を終わらせられます」
復讐も皇帝になることも剣によって成し遂げられる。剣があるべき場所に戻ることを望むからだ。
アマリアの側を離れてまでそうする気はルイスにはなかったが、剣の宿命から逃れることはできないのだろう。今がその時だからこそ、剣は思い出させたのだろう。
ルイスが忠誠を誓った相手はあくまでアマリアであり、彼女がいなくなった国を守る理由もない。
「愛してもいない男に嫁ぐより、誰よりも姫様を愛している俺の物になりませんか?」
問いかけたところで答えはない。アマリアは再び表情を曇らせ、その瞳を揺らしている。
ルイスはそんな顔をさせたかったのではない。喜んでほしかった。きっと笑顔は見られないとわかっていながら。
「ならば、俺はこの血に従って貴女を奪うだけです。たとえ、嫌われても……どれほど憎まれようとも」
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