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遠ざけて近付いて
遠ざけて近付いて 2
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「は、っ……ぁ……」
どれほどそうされていたか。ようやく満足したのか。
口内を掻き回していた舌が抜けていき、透明な糸が繋がっているのが小春にはひどくいやらしく見えた。しかし、それがぷつりと切れ、今度こそ終わったのだと安堵すると同時に体はずるずると壁を伝いながらへたり込んでいた。
息苦しさで目には涙が滲み、頬は紅潮し、濡れた唇から荒い吐息が漏れている。
すぐにでも逃げ出すべきだったのかもしれないが、腰を抜かした小春は動けない。もうこれ以上何かをされることなど考えもしなかったのだ。
けれども、しゃがみ込んだ大倫は小春の呼吸が整うことを待ちはしない。
「んむっ! ……ん、ゃっ……んぅっ!」
大倫にすっぽりと抱え込まれながら再び唇を奪われ、小春は身を捩ろうとするが無駄だった。頭を押さえつけられては逃れようもなく、壁にぶつからないようにしてくれているなどと考える余裕などあるはずもない。
「ん……ひぁっ……!」
大きな手がブラウスの上から慎ましやかな胸に触れたかと思えば指先がある一点を掠め、小春はむず痒いような感覚を下腹部に覚える。
「ゃめ……んんっ! ぁぅっ!」
やめてと訴えようとしても大倫は止まらない。ブラウスを引き出し、裾から入り込んだ手がブラジャーをずらして直接先端に触れ、感覚は強くなっていくばかりだ。
「無理矢理されて感じんのかよ?」
「ちがっ……ぁんっ!」
耳元で笑う声にさえぞわぞわとしながら小春は首を横に振るが、咎めるように先端を強く摘まれて広がるのは痛みだけではない。
言葉の意味と現実を繋げるのに時間がかかっている。口づけの意味も触れられる意味も噛み合わない。
大倫の手が下降する意味さえ理解できていないが、大倫が待ってくれるわけでもない。
「違わねぇだろ、これは」
「ひゃんっ! そこは……!」
足を閉じることもできないまま大倫の指は下着の上から秘めた場所に触れ、止めようと手を伸ばしても添えるだけにしかならない。
「キスされて乳首いじられたくらいで濡らして……見かけに寄らず淫乱なんだな」
「ゃあんっ! ちが……違うの……っあぁ! そこ、だめぇ……っ!」
何度も擦られ、クチュッと濡れた音が響く。こんなことをされたこともないのに、彼にいやらしい女だとは思われたくなくて小春はふるふると首を横に振った。それでも大倫は意に介さない。
ウエストに手が回り、スカートのホックが外され、ファスナーが下ろされていくのを小春は止められない。
「汚れたら困るだろ?」
耳元で囁かれればぞくりとするばかりで意味を理解するのが遅れた小春は床に寝かされてもまだ状況を理解し切れていない。
「やっ……!」
覆い被さられてショーツに手がかかったところではっとする小春を大倫は酷薄に笑いながら見下ろす。
「女をレイプしたって噂、本当にしてやるよ」
「だめ……!」
噂の中に真実は含まれていなかった。けれども、一つでも真実にしてしまったら大倫が後戻りできなくなるようで小春は抵抗を試みるが、ろくに力が入らず、そもそもどう足掻いても彼に敵わないのだ。
わかっているのに、手首を縛られて小春は益々絶望的な気持ちになっていた。ショーツもあっけなく脱がされてしまった。
「食うって言っただろ」
大倫はすっかり怯えた目をした小春の足を掴んでM字に曲げて抑えつける。隠す物がなくなった小春の秘部は慎ましい。これからその場所を蹂躙するのだと思うと下半身に熱が集まっていく。
泣かれようが暴れられようが逃がす気などないのだ。宣言したことであり、単なる脅しではない。
「いやっ……」
既に耐え難かったが、ぴったりと閉じた割れ目を開かれ、小春は今すぐ消えたい気持ちでいっぱいになっていく。大倫に自分ですらまじまじと見たことのない場所を見られているのだ。
「やだ……みない、ひぃうっっ!」
これ以上恥ずかしい場所を暴かれたくなくて訴えようとしたところで襲いかかってきた痛みに小春の体が強張る。
「きついな……」
「痛っ……うぅっ」
何物も受け入れたことのない場所に大倫の指が入っている。信じられないまま小春の目尻から涙が零れ落ちる。
「処女か?」
大倫の問いかけに何度も頷く小春は期待を捨てられずにいた。
涙を湛えた縋るような眼差しにそれを感じ取りながらも大倫には応じる気などなかった。
「逃がさねぇって言っただろう。初めてだろうが、食い散らかしてやるよ」
「やめっ……」
ぞくりと恐怖を感じて小春は大倫がそこに顔を近付ける意味もわからなかった。だが、閉じることも許されない。
「ひあぁんっ!」
痛みを掻き消すような刺激に小春の腰が跳ねる。何が起きたかわからない。先ほどよりもずっと強烈だった。
「そんな声出して誰か来たらどうするんだ?」
小春の秘部から顔を離し、大倫は意地悪く笑う。
人が来たら、こんなところを見られてしまったら――小春は一瞬にして最悪の事態を想像した。噂が本当になってしまうに違いない。そうなったら彼はどうなるだろうか。学校にいられなくなるだろう。それは小春が最も望まないことだ。
だからこそ、小春が唇を引き結んだところで大倫は再び秘部に口を付ける。
「ふ、ぅうっ! んぅっ!」
わざと音をたてながら秘芽に吸い付けば小春の体はビクビクと跳ねた。
「そんなにいいのかよ?」
「ちが、ぁぅんっ!」
顔を真っ赤に染めながら耐える小春は首を横に振るが、奥からとろりと溢れてきた蜜が大倫の指を奥へと誘う。
「んんっ! は、ぁあ……っ!」
大倫が秘芽を舐め回し、吸いながら、指に中をクチュクチュと掻き回され、小春は苦痛だけではないものを感じていた。
快楽に支配されつつあるのは次第に蕩けていく表情から見てとれる。
どれほどそうされていたか。ようやく満足したのか。
口内を掻き回していた舌が抜けていき、透明な糸が繋がっているのが小春にはひどくいやらしく見えた。しかし、それがぷつりと切れ、今度こそ終わったのだと安堵すると同時に体はずるずると壁を伝いながらへたり込んでいた。
息苦しさで目には涙が滲み、頬は紅潮し、濡れた唇から荒い吐息が漏れている。
すぐにでも逃げ出すべきだったのかもしれないが、腰を抜かした小春は動けない。もうこれ以上何かをされることなど考えもしなかったのだ。
けれども、しゃがみ込んだ大倫は小春の呼吸が整うことを待ちはしない。
「んむっ! ……ん、ゃっ……んぅっ!」
大倫にすっぽりと抱え込まれながら再び唇を奪われ、小春は身を捩ろうとするが無駄だった。頭を押さえつけられては逃れようもなく、壁にぶつからないようにしてくれているなどと考える余裕などあるはずもない。
「ん……ひぁっ……!」
大きな手がブラウスの上から慎ましやかな胸に触れたかと思えば指先がある一点を掠め、小春はむず痒いような感覚を下腹部に覚える。
「ゃめ……んんっ! ぁぅっ!」
やめてと訴えようとしても大倫は止まらない。ブラウスを引き出し、裾から入り込んだ手がブラジャーをずらして直接先端に触れ、感覚は強くなっていくばかりだ。
「無理矢理されて感じんのかよ?」
「ちがっ……ぁんっ!」
耳元で笑う声にさえぞわぞわとしながら小春は首を横に振るが、咎めるように先端を強く摘まれて広がるのは痛みだけではない。
言葉の意味と現実を繋げるのに時間がかかっている。口づけの意味も触れられる意味も噛み合わない。
大倫の手が下降する意味さえ理解できていないが、大倫が待ってくれるわけでもない。
「違わねぇだろ、これは」
「ひゃんっ! そこは……!」
足を閉じることもできないまま大倫の指は下着の上から秘めた場所に触れ、止めようと手を伸ばしても添えるだけにしかならない。
「キスされて乳首いじられたくらいで濡らして……見かけに寄らず淫乱なんだな」
「ゃあんっ! ちが……違うの……っあぁ! そこ、だめぇ……っ!」
何度も擦られ、クチュッと濡れた音が響く。こんなことをされたこともないのに、彼にいやらしい女だとは思われたくなくて小春はふるふると首を横に振った。それでも大倫は意に介さない。
ウエストに手が回り、スカートのホックが外され、ファスナーが下ろされていくのを小春は止められない。
「汚れたら困るだろ?」
耳元で囁かれればぞくりとするばかりで意味を理解するのが遅れた小春は床に寝かされてもまだ状況を理解し切れていない。
「やっ……!」
覆い被さられてショーツに手がかかったところではっとする小春を大倫は酷薄に笑いながら見下ろす。
「女をレイプしたって噂、本当にしてやるよ」
「だめ……!」
噂の中に真実は含まれていなかった。けれども、一つでも真実にしてしまったら大倫が後戻りできなくなるようで小春は抵抗を試みるが、ろくに力が入らず、そもそもどう足掻いても彼に敵わないのだ。
わかっているのに、手首を縛られて小春は益々絶望的な気持ちになっていた。ショーツもあっけなく脱がされてしまった。
「食うって言っただろ」
大倫はすっかり怯えた目をした小春の足を掴んでM字に曲げて抑えつける。隠す物がなくなった小春の秘部は慎ましい。これからその場所を蹂躙するのだと思うと下半身に熱が集まっていく。
泣かれようが暴れられようが逃がす気などないのだ。宣言したことであり、単なる脅しではない。
「いやっ……」
既に耐え難かったが、ぴったりと閉じた割れ目を開かれ、小春は今すぐ消えたい気持ちでいっぱいになっていく。大倫に自分ですらまじまじと見たことのない場所を見られているのだ。
「やだ……みない、ひぃうっっ!」
これ以上恥ずかしい場所を暴かれたくなくて訴えようとしたところで襲いかかってきた痛みに小春の体が強張る。
「きついな……」
「痛っ……うぅっ」
何物も受け入れたことのない場所に大倫の指が入っている。信じられないまま小春の目尻から涙が零れ落ちる。
「処女か?」
大倫の問いかけに何度も頷く小春は期待を捨てられずにいた。
涙を湛えた縋るような眼差しにそれを感じ取りながらも大倫には応じる気などなかった。
「逃がさねぇって言っただろう。初めてだろうが、食い散らかしてやるよ」
「やめっ……」
ぞくりと恐怖を感じて小春は大倫がそこに顔を近付ける意味もわからなかった。だが、閉じることも許されない。
「ひあぁんっ!」
痛みを掻き消すような刺激に小春の腰が跳ねる。何が起きたかわからない。先ほどよりもずっと強烈だった。
「そんな声出して誰か来たらどうするんだ?」
小春の秘部から顔を離し、大倫は意地悪く笑う。
人が来たら、こんなところを見られてしまったら――小春は一瞬にして最悪の事態を想像した。噂が本当になってしまうに違いない。そうなったら彼はどうなるだろうか。学校にいられなくなるだろう。それは小春が最も望まないことだ。
だからこそ、小春が唇を引き結んだところで大倫は再び秘部に口を付ける。
「ふ、ぅうっ! んぅっ!」
わざと音をたてながら秘芽に吸い付けば小春の体はビクビクと跳ねた。
「そんなにいいのかよ?」
「ちが、ぁぅんっ!」
顔を真っ赤に染めながら耐える小春は首を横に振るが、奥からとろりと溢れてきた蜜が大倫の指を奥へと誘う。
「んんっ! は、ぁあ……っ!」
大倫が秘芽を舐め回し、吸いながら、指に中をクチュクチュと掻き回され、小春は苦痛だけではないものを感じていた。
快楽に支配されつつあるのは次第に蕩けていく表情から見てとれる。
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