【R18】Fragment

Nuit Blanche

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玄関開けたらマッチョがぶら下がっていた

玄関開けたらマッチョがぶら下がっていた 2

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「はっ……はぁっ! んっ! ん、あぁぁぁっ!」

 どうしてこんなことに――
 鏡に映るだらしない女の顔、それは紛れもなく私。
 羽交い締めで後ろからあまりに逞しいものに貫かれて悦んでる。
 バスルームに強制連行されて、逃げる間もなくシャワーでびしょ濡れにされて、あれよあれよという間に愛撫されて受け入れさせられて、みっともなく喘いでる。
 最速記録更新って言うか、普段は会ったばかりの人とエッチしちゃうとか絶対にないのに。

「やっぱいいな、お前」

 強引なのに、乱暴にすら感じるのに、こんなの癒されるはずがないって思うのに、水音が響くのはシャワーのせいじゃない。
 熱いのももう何のせいなのかわからない。
 教えた名前も忘れたのか。ううん、恋人みたいに名前を呼んでほしいわけじゃないけど、お前って言われるのも何だか腹立たしい。鏡越しに睨めば、耳元でアンドリューが笑った。

「名前で呼ばれたいのか? 可愛いやつだな」
「ちがっ……」

 お前と言われるのが嫌なだけ。私が求めてるみたいに思われるのは心外なのに。

「アリカ」

 何これ。ぞくっとした。名前を呼ばれただけなのに、体が震えた。中にある大きな存在を一瞬まざまざと感じた気がして、アンドリューが呻いた。それからまた笑った。

「やっぱ呼ばれたいんじゃねぇか。今、中が返事したぞ」
「変なこと言わな……あぁんっ!」

 そんなことしてないのに、文句は最後まで言えなかった。
 強く打ち付けられて意識が飛ぶんじゃないかって思った。
 失礼な男なのに、信じられないくらい気持ち良い。こんなに気持ち良いのは初めてだって認めたくないけど、認めざるを得ない。脳筋のようでやたらと上手い。
 大きいのに、苦しいだけじゃないのは夢だから? ううん、こんなの夢の感覚じゃない。

「イキそうか? いいぜ、イケよ」
「ぃやっ、こんなっ、あっ、あっ!」

 何となくプライドが邪魔をして、こんな男にイカされるなんて……って思うのに快感は容赦なく襲いかかってくる。
 ぱちゅんぱちゅん、激しく打ち付けられる音が恥ずかしいのに耳を塞ぐこともできない。
 犯されてる、凄く犯されてる感じがするのに、鏡の中の顔は強姦されてる顔じゃない。犯されて悦んでる女の顔でしかない。

「我慢すんな、だらしなくイッちまえって!」

 何と戦ってるのかわからないけど、イッたら負けだって気がしてた。
 だけど、砦は最後の一突きで呆気なく陥落した。

「ゃっ、いやっ、あっあぁぁぁぁっ!」

 体中を電流が駆け巡るようで頭がショートしたみたい。全身がガクガクして、意味がわからない。
 ゴムなんかつけてなくて、中に出されたのがわかった。

「ははっ、すげー出た……」
「あ……」

 無責任な男に苛立つのに、ドロドロ逆流してくるのにさえ体が震えた。それは恐怖のせいじゃない。
 崩れ落ちそうになる体を支えられて、シャワーで流されて、終わりだって、帰らなきゃって思った。そのはずだったのに――


「しっかり掴まれよ」
「ちょっ、嘘でしょ……!?」

 脱衣所で水気を拭かれたかと思えば膝裏に腕を差し込むように左足を持ち上げられて、綺麗に流されたばかりのそこにアレが押し当てられる。
 何をしようとしているのか察して離れようとしても、無駄だった。相手は大柄マッチョ、敵うはずがないけど……

「おっ、終わり……!」
「いい女相手に一回で終われるかよ」
「ぅぁあっ! ゃぁっ!」

 素直に喜べない。容赦なく突き入れられて、右膝も抱えられて、床から足が離れる。所謂駅弁ってやつ……?
 ぎゅっと抱きつかざるを得ないのは不本意だけど、落ちたら困る。
 軽々持ち上げたそいつは歩き出して、振動が中に響いてやばくて、益々しがみつくしかなくなる。

「も、帰る……! 帰るからぁっ!」

 繋がったまま辿り着いたのは寝室で、やばいと思ったけど、どうすることもできない。
 視界に入った大きなベッドの上に下ろされるわけでもなく、凄く嫌な予感がした。

「あっ! いやっ! あっ! あんっ!」

 予感的中。全然嬉しくない。
 こっちは不安定さを感じて怖いのに、私の重さなんて感じてないみたいに何度も激しく突き上げてくる。凄く小さいわけでもないのに、こうされると体格差やばい。
 もう一回出してるとは思えない。私はさっきイッたばっかりで既にぐったりなのに。

「あぅぅぅっ!」

 何も壊れちゃうんじゃないかっていう激しさに凄くチカチカして、耐えることなんてできなかった。太い腕に支えられながらまた絶頂する。今度こそ何かが焼ききれそう。

「っく……!」

 アンドリューが呻いて、ぐっと一番奥を押し上げられる。また奥にいっぱい出されて、ぶるりと体が震えた。それどころか痙攣が止まらない。頭が先か、体が先か、こんなセックスしてたらおかしくなっちゃう。いっそ気を失えたら幸せだったかもしれない。
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