【R18】Fragment

Nuit Blanche

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玄関開けたらマッチョがぶら下がっていた

玄関開けたらマッチョがぶら下がっていた 3

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「んぅ……」

 やっとベッドに下ろされて体と一緒に意識も沈み込みそうなのに、ギリギリのところで引き留められてるみたい。

「帰るなんて言うなよ」

 ぎしっとベッドが軋んで、またやばいって思ったのに、うつ伏せにされた体を返すこともできない。
 日頃の運動不足? ううん、多分、アスリートじゃなきゃついていけない。

「まだまだ楽しもうぜ? なぁ?」
「も、無理……やっ! だめぇっ!」

 自分でも弱々しい拒絶だと思ったけど、案の定通用しない。のしかかられて、全く萎える気配のないそれを押し当てられて絶対絶命。
 嘘でも「帰らない」と言えば許してもらえる? 隙を見て逃げ出せる?
 ううん、そんなに甘い男じゃない。

「ゃっ……いやあぁっ!」

 もう三回目とは言っても、その質量は圧倒的。なのに、二度も出した精液を潤滑油にしてるのか簡単に奥まで入ってきた。
 ベッドとの間でサンドされるって言うか、プレスされるみたい。

「いいだろ? これ」
「やぁっ! 奥! らめぇ……!」

 グリグリと最奥に押しつけられてまた絶頂感がこみ上げてくる。もうわけがわからない。なにされても気持ちいいんじゃないかってくらい、どこもかしこも気持ち良い。

「ぎゅうぎゅう締め付けて離さねぇくせに」
「違っ、ちがぁぁぁっ!」

 私が欲しがってるみたいに言われても困る。中をみっちり埋めてくるくせに。のしかかられて重いし、苦しいのに、信じられないくらい気持ち良くて、体が勝手に反応するのに。

「なぁ、お前が気に入ったんだよ。帰るなんて言うな」

 それは懇願? すがりつくみたい。私はただ必死にシーツにしがみつく。
 もう心も体もぐちゃぐちゃでわけがわからない。出会ったばかりのイケメンマッチョに激しく求められてる。何でこうなったんだっけ?

「ここで毎日俺のためにプロテイン作ってくれよ」

 それがいかした告白だと思ってるならセンスがないけど、断る気力なんてあるはずもなかった。
 もう何で帰ろうとしてたのかもわからなくなってきた。


 何度も求められて意識を失って、気付いた時には完全に夜が明けていた。
 どうやら私は狭間の世界から帰れなくなったらしい。実感もなくて、大して元の世界に未練もないことに気付いた。もう二度と帰れないなら仕事なんてどうにでもなってしまえって思う。
 でも、癒されたかって言うとうーん……微妙?
 しんどい。絶倫マッチョの相手はしんどい。
 でも、あれから私はアンディのために毎日プロテインを作っていたりする。
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