【R18】Fragment

Nuit Blanche

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リアルイケメンに課金したら××でした

リアルイケメンに課金したら××でした 6

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「ねぇ、凛奈さん。俺から逃げようなんて思わないでね?」

 初めてのセックスでぐったりする私の横で頭を撫でながら四季君が言う。
 疲れてるどころか元気そうで精気吸われたのかなって思ったりもする。人間の比較対象がないから普通がどうなのかわからない。とにかく気持ちよかったのは間違いない。相性がいいってやつ?

淫魔おれたちに魅入られた人間は不幸になるってよく言われるのはね、一度狙った獲物はどんな手を使ってでも手に入れるからなんだ」
「ん……?」

 ピロートークにするには物騒な話にどうしたらいいかわからなくなる。

「凛奈さんの家がわかったのもそういうこと。一度捕捉すればどこにいてもわかるから」

 どうしてここがわかったんだろう? とは思ってた。
 お札に住所を書いてたわけでもないい。誰かにつけられていた感じもなかったのに、GPSいらずってこと? やっぱりどこか現実離れしてる。

「俺は監禁とか趣味じゃないんだ」

 さらっと言うけど、監禁って犯罪だよね? 他の淫魔にとってはスタンダードな手段なの?

「あのナバイアだって普段はステージで有象無象の精気掻き集めながら、自分たちの餌を囲ってる」

 本当に何でもないことみたいにさらっと言われるけど、それってスキャンダルじゃない?
 もしも、私が誰かに話したらどうなっちゃうんだろう?

「あ、これ、内緒ね? 誰かに喋ろうとしたら凛奈さんのこと監禁しなきゃいけなくなっちゃうから」

 四季君は笑ってるけど、見透かされたみたいでぞっとした。
 心も読めるとかじゃないよね……?
 恐る恐る四季君を見詰めるけど、微笑みが返ってくるだけだった。

「凛奈さんが浮気しないなら、仕事だってやめなくていい。今まで通りに生活して俺のところに帰ってきてくれればいい」

 仕事に生き甲斐を感じてるかって言われるとうーん……だけど、そう言われるとちゃんと私のこと考えてくれてるんだなぁって思っちゃうから私はチョロいのかもしれない。
 仕事頑張って家に帰ったらイケメンが癒してくれる。悪くない。いや……性的に。うん、いかがわしい。とっても。妖しげに四季君が微笑んでるから余計に。

「でも、俺の執着心を侮らない方がいいよ? 逃げようとするなら、監禁することに罪悪感はないから」

 グサッと釘を刺された気分。
 趣味じゃないけど、躊躇いはない。そういうことなのかもしれない。ヤンデレイケメンに監禁されるとかシチュ的には美味しいけど、リアルには「結構です」という感じ。

「だから、俺と一緒に暮らしてくれるよね?」

 強制だった。その目が「断ったらどうなるかわかるよね?」って言ってる気がする。被害妄想? ううん、マジな目だ。
 躊躇いを見せたらどうなるか怖くて頷けば四季君がぎゅっと抱き締めてくれる。

「お姉さん、ありがとう! 大好き!」

 ズキューン!
 再び撃ち抜かれた。大人っぽく見えたり今みたいにちょっとワンコみたいな……ギャップを見せられるとコロッといっちゃう私、やっぱりチョロい。
 王子様が迎えにきたと思いたいけど、魔界の王子様に捕まったのかもしれない。
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